小金沢ライブラリー

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SCP-1891~1900

2019年07月11日 | SCP紹介
SCP-1891 - Constructeur (建築者)
「建築者」と題された絵画。レンチやハンマーで覆われた人物が描かれており、同一の建物内の絵画の中に現れ、5分おきに大型産業機械へ描き換えて行く

SCP-1892 - Psychiatry Chair (精神科の椅子)
ある廃病院の椅子。2m以内に近付くと老医師の声が聞こえ、座ると身体を拘束される。そして精神病を患っている者は、外傷無くロボトミー手術と同様の前頭葉の障害を負う

SCP-1893 - The Minotaur's Tale (ミノタウロスの物語)
ミノタウロスについて描かれた物語。それについて言及した文章は全て、二~三人の人物による会話文を交えた小説に置き換わる。ミノタウロスの気分に応じて物語の展開や雰囲気は変化する
※記事も1分おきにリロードするごとに5つのパターンに変化する

SCP-1894 - Crash Course Diet (短期集中ダイエット)
中型のバン。無人で自律移動し、最寄りのローカルな有機食品店に突っ込み店内を破壊する。人間が乗り込むと1回につき2kgの体脂肪をガソリンに変換するためダイエットが可能だが、被験者のBMIが普通以下になると、体脂肪ではなく内蔵を消費する

SCP-1895 - A Rigged Game (不正遊技機)
スロットマシン。電源を入れて人間が触れると遊技できる。プレイを終えると名前と結果、さらにメッセージの書かれた用紙が出てくる。メッセージには時折、予言めいた内容が含まれる

SCP-1896 - The Family Tire Swing (一家のタイヤブランコ)
タイヤとロープで作られたブランコ。人間が目視していない時、ひとりでに動いて宙空に吊り下がる。そこに座ると風景が見え、奇妙な感覚を覚える。SCP-1890 - The Family Photo Album (一家のアルバム)の写真に写っており関係があると見られる

SCP-1897 - Human Domestication Society (人間家畜化協会)
アメリカの農村部に現れる巨大な人型生物。1~2人でいる丸腰の、人口密集地から25km以上離れた人物の前にのみ現れ誘拐する。約1ヶ月後、被害者は家畜化されてSCP-1897とともに再出現する。「ニンゲンちゃん」の飼い方を指南する「人間家畜化協会」のウェブサイトが発見された

SCP-1898 - Non-Euclidian Playsets (非ユークリッド幾何学玩具セット)
組み立てると無限階段のようなユークリッド幾何学に基づかない建築物が出来上がる材料セット。説明書は無いが時間があれば誰でも容易に組み立てられ、現実には不可能な以外に異常性は無い

SCP-1899 - Suspended Bullet (浮遊した弾丸)
ある廃屋で発見された弾丸。床から167.6cm上空に浮遊した状態で停止している。GoC(世界オカルト連合)がある人物を射殺したところ、この現象が起こったと見られる

SCP-1900 - Dr. Bryshevskiy's Book (ブリシェフスキー博士の本)
人間にもコンピュータにも感染するウィルス。人間にはHSV(ヘルペスウィルス)として、コンピュータにはトロイの木馬として作用する。感染したコンピュータには何者かからメールが送られ、ウィルスは「ブリシェフスキー博士の本」と呼ばれている


1801~1900でお気に入りは、

SCP-1809 - Microscopic Cellular Housing Enthusiasts (極小サイズの細胞住宅愛好家たち)
SCP-1812 - Extralunar Meme (第二の月)
SCP-1827 - A Trap for Turkeys (七面鳥の罠)
SCP-1899 - Suspended Bullet (浮遊した弾丸)
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ミステリ感想-『BLUE』葉真中顕

2019年07月10日 | ミステリ感想
~あらすじ~
年の瀬に起こった一家殺害事件。自殺とも取れる形で死亡した容疑者の次女はひきこもりで、昭和で時の止まったような部屋で何年も暮らしていたと見られるが、謎の指紋と毛髪が現場には残っており、部屋には外国の湖の写真が飾られていた。そして事件を追う刑事に思いがけない情報がもたらされる。


~感想~
社会派と本格の融合で鳴らす作者が、平成史を丸ごと振り返りつつ、実在の事件をモチーフにした謎を描く。こんなの面白いに決まっているではないか。
平成そのものをテーマにした作品はミステリ界でもそのうち出るだろうと思っていたが、なんと平成最後の日(4月30日)に本作はリリースされた。早い。早いし用意周到すぎる。早すぎて新元号に対応できず令和という言葉すら(たぶん)出てこないが、平成の事件・出来事を多少の強引さをものともせず山ほど絡ませながら、平成最初の日から最後の日まで駆け抜けたある一人の人物を中心に描いた物語の構成も見事。
ミステリ的には第Ⅰ部のラストで明かされたある意外な事実がピークで、そこからはただ終わりに向けて収束していくだけなのだが、概要だけ聞いて感じた期待値には十二分に応えており、誰しもが満足できるだろう。
企画が企画だけに、平成を丸ごと体験・記憶している中年読者のほうが楽しめることは間違いないが、若い読者にとっても、知らない平成初期を味わえる、またとない良作である。


19.7.10
評価:★★★★ 8
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SCP-1881~1890

2019年07月09日 | SCP紹介
SCP-1881 - Arcade Machine (アーケードマシン)
アーケードゲーム筐体。25セント硬貨を入れるとランダムにゲームが遊べる。プレイヤーの3割はそのゲームに関連する悪夢や幻覚に悩まされる。筐体の回収時、周辺で睡眠中に死亡した5人の人物のイニシャルと、ハイスコアランキングに入力されたイニシャルが一致した

SCP-1882 - MC&D Television (MC&Dテレビ)
マーシャル・カーター&ダーク会社(MC&D)製のテレビ。毎日グリニッジ標準時で5:00になると自動的に電源が入り、ある人物が殺害される番組を放映する。人物は日替わりで著名人も含まれるが、確認された限りいずれも無事で、複製が殺害されていると考えられる

SCP-1883 - Gamification (いえいえ他に目的なんてありません、あくまでゲームです)
携帯アプリ。5~9時間ごとに、例えば「友人の中で最もほうれん草を嫌っている人に電話してハローと言う。3ポイント」といった指令とスコアが表示される。達成するとスコアが加算され、ユーザーは指令に出来る限り従おうとし、ユーザー間でスコアを競い合う

SCP-1884 - Madame Rezarta and Her Amazing Palm Reader (レザルタ夫人と彼女の驚くべき手相占い師)
盲目で両手が前腕部で結合した女性と、932本の手を生やした肉塊。両者は精神や聴覚等を共有し、手の触れた人物の一定の記憶を読み取れる。「ハーマン・フラーの不気味サーカス」から脱走してきたと語る

SCP-1885 - Fissile Molar (核分裂性臼歯)
ヒトの第三大臼歯と思われる物体。象牙質が放射性物質で構成され、発見時はウランで現在はアメシウムと、17ヶ月ごとに元素周期表で隣に表記される元素の同位体に置換される。担当博士の臼歯もローレンシウムに置換され、治療中に死亡した。彼はオリジナルのSCP-1885よりも、研究者の臼歯が先の放射性物質に置換されたことを懸念する遺言を残し、財団は担当者の歯を全て抜歯しておくよう収容プロトコルを改訂した

SCP-1886 - The More The Merrier (多ければますます愉快)
リストバンドやヘアバンドといった装身具。「just DID」という言葉とイラスト化された精子が描かれ、女性が装着すると避妊具として機能する。数ヶ月後、解離性同一性障害 (DID) を発症し、使用した回数と同数の人格が現れる

SCP-1887 - Quantum Mechanics (量子メカニックス)
分子生物の集団。人工の構造物に触れると未知の方法により量子的に分解する。分解された原子核の中に新たな集団が現れ、30億に達すると二手に分かれる。分解中は男性の声で歌う

SCP-1888 - Terraforming Tle
※未翻訳

SCP-1889 - Calculus Trap (微積の虜)
北米の微分積分学の教科書に現れる練習問題。ある書籍の特定の版に未知の方法によって現れ、正しく回答した者が瞬時に消失する。およそ22~24時間後、消失地点の3m以内に、脳組織を除いた回答者の身体部品で構成された立方体が現れる。稀に追加供給の要請や、品質に対するコメントが刻印されている

SCP-1890 - The Family Photo Album (一家のアルバム)
19世紀後半のものと思われるアルバム。「ボニフェイ」という名が記され、開く度に26枚の写真の順序が入れ替わる。12時間観察すると、ボニフェイ一家の特徴を詳細に説明出来るようになるが、周囲の人物の顔や情報を容易に思い出せなくなる。60時間以上になると相貌失認を起こすが、アルバムの写真を細部まで完璧に思い出せ、一家に強い興味を抱く。認知異常は長時間掛かるがやがて回復する
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SCP-1871~1880

2019年07月08日 | SCP紹介
SCP-1871 - Vorpal Sword (ヴォーパルソード)
ルイス・キャロルの詩が刻まれた長剣。勝手に直立したり、粘度の高い液体に浸かっているように振る舞う。使用者の7割は平衡感覚を崩し、2割は自身が奇妙な生物になった幻覚を感じ、1割は高揚感と軽度の嫌悪感を覚える

SCP-1872 - Vehicular Lazer Pointer (車両用レーザーポインター)
レーザーポインター。人間の乗った車両に照射すると、車両がひとりでに光を追い掛け始める。車両が破壊等で行動不能になるまで効果は続く。行動不能になる前に消灯すると、使用者が死亡するか再点灯するまで追跡する。死亡すると照射された車両は即座に破壊される。車両には電車や船舶、宇宙船等も含まれる

SCP-1873 - What's in the box? (箱の中には何がある?)
ブリキの箱。各月21日の現地時間で真夜中に、7日以内に人間による直接的暴力で死亡した遺体の側に転移する。内部には死者に関連するメッセージが書かれた物品が入っている

SCP-1874 - Zis Boom Baa (ジン・ギス・バーーン!!)
雌の羊。羊以外の哺乳類が皮膚接触すると爆発する。約5分後、肉片が集まり元の姿に戻る。羊自身に爆発による負傷や精神的影響は見られない

SCP-1875 - Antique Chess Computer (アンティーク・チェスコンピューター)
19世紀に造られた自動チェス対局機。ロシア人棋士の双子の娘の脳がシステムに使用され、チェスの駒も彼女達の骨で出来ている。付属の蒸気機関で強さを5段階で調節出来る。「Ⅴ」で実験したところ不具合を起こし、その後周辺のPCに精神汚染ミーム作用を持った画像をメールで送り付けた
※wikiにログインしていると隠しメッセージが現れる。また画像は閲覧注意のこと

SCP-1876 - Selfish Toothbrush (身勝手な歯ブラシ)
歯ブラシ。生物が持ち上げたり、移動させると約20秒後に行動前の状態へと時間を巻き戻す。タイムパラドックスが起きるにも関わらず、使用者はその間の記憶を保持する

SCP-1877 - The Guts of the Earth (地球のはらわた)
現在2名の人物に確認される消化管の異常。ある人物の消化管が体外へ飛び出し、室内はおろか下水や地下鉄へと続き、空間を超えて釜山に住む2人目の消化管に連結されている。財団は30km以上の経路を把握しているが、消化管はそれ以上続き、アデレード在住の未確認の人物へと繋がっていると推測される

SCP-1878 - Milkman Mimic (牛乳配達ミミック)
牛乳配達トラックと運転手。イギリス某所に毎朝のように現れ、通り沿いの12歳以下の子供の住む家に牛乳に似た飲料を配達する。運転手に知性は見られず、飲料は有害なことも多い。財団は進路を妨害し確保する収容手順を確立しているが、時折行動に逸脱が見られる

SCP-1879 - Indoor Salesman
※未翻訳

SCP-1880 - Gem of Aspects (多貌の宝玉)
アレクサンダー大王が彫刻された半貴石。20歳以上の人物が手に取ると未知の存在が語り掛け、時に知識や特殊能力を与える
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SCP-1861~1870

2019年07月07日 | SCP紹介
SCP-1861 - The Crew of the HMS Wintersheimer (ウィンターシーマー号の乗組員)
異常気象とそのさなかに現れる潜水艦。世界各地でランダムに発生し、海水・ヒトの血液・ヒトの脳脊髄液からなる雨と霧が特徴。さらに付近の水面に潜水艦が浮上し、潜水服を着た乗組員が周囲の人間に中へ避難するよう促す。中に入った者は次回の発生時に乗組員として現れる。雨が止むと潜水艦や乗組員は消失し、液体は雨水へと置換される

SCP-1862 - The Fluoridated Man (フッ化男)
身体がフッ素化合物で構成された男性。かつてアメリカ政府が水道に毒物のフッ素を混入していると唱えるウェブサイトを運営していた

SCP-1863 - Lime Liftoff and Sarsaparilla Cream
※未翻訳

SCP-1864 - The Lonely Liar (孤独な嘘つき)
ハドソン湾のある島。新月の間だけ上陸できる。廃病院と思われる建物があり、内部は異常空間の迷宮になっており、中央にはプールがある。その側に概ね人型の存在がいて、プールの底にうずくまる人物に近付こうとする、無数の実体を阻止している。人型存在へのインタビューと残された記録によると、プールの底の人物が全ての元凶だという

SCP-1865 - TaoTao (タオタオ)
ある潜水服の内部に棲息する存在。7つに分割され、異常な水生生物達が各部を制御している

SCP-1866 - The Phone Bill
※未翻訳

SCP-1867 - A Gentleman (うみうし紳士)
セオドア・トーマス・ブラックウッド卿なるイギリスの探検家で博物学者を名乗るうみうし。5m以内の人物とテレパシーで会話し、豊富な知識を持つ。イギリス某所に彼が冒険や研究の末に集めた膨大なコレクションがあるが、彼の話もコレクションもフィクションではない証拠は無く、また自身がうみうしだとも認めない

SCP-1868 - Speaks For Her
※未翻訳

SCP-1869 - The Silence of the Forest (森の沈黙)
白人男性。睡眠を取らず、倒木の場所やイラストを書き続ける。その記録に基づき調査すると、書かれた倒木が見つかる。かつて失踪したアメリカ先住民族の女性と交際していたという

SCP-1870 - Record Skip (記録の抜き取り)
ある地下施設。財団施設に似ているが存在した記録は無い。内部には6~10体の絶えず変化する人型実体が棲息し、異常性の無いオブジェクトを研究している。人型実体は財団が封印したSCPの正確な知識を答え、インタビューしたエージェントの記録が不可解な破損をしたため、記録の抜き取りを恐れ調査は中止された
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SCP-1851~1860

2019年07月06日 | SCP紹介
SCP-1851 - Doll House
※未翻訳

SCP-1852 - Dictus Ultima
※未翻訳

SCP-1853 - Performance Enhancer (性能向上剤)
ヒト由来の緑色の血清。生物に投与するとあらゆる競争能力を高める。効果は永続し、次第に全ての出来事を競争と捉え、何が何でも勝利しようと試みる

SCP-1854 - Consumerism (焼費者運動)
ある絵画。いくつかの消費財会社のロゴマーク等で相関図が描かれており、全体を視認した者は、描かれた企業で買い物等の消費行動をすると、身体にロゴマークが焼印のように現れる。親会社や持ち株会社がある場合は、そのロゴマークも現れ、消費行動の度に焼印は大きくなる

SCP-1855 - Old Roads (古道)
ルイジアナ州ポートヴィンセントのある区画。3kmの舗装路が続き、2kmほど走行すると道を塞ぐトラックに遭遇し、出口へ案内される。それを無視すると少なくとも300km、もしくは無制限に続く、まるで全てが停止したような何もない道へ繋がる。引き返すと元の道に戻れる

SCP-1856 - Corrosive Corpse
※未翻訳

SCP-1857 - Cultist Skull
※未翻訳

SCP-1858 - Playing Chicken (チキンゲーム)
アメリカの国道35号線に約21日ごとに現れる2台の車。道路の北端と南端に約8km離れて出現しやがて衝突する。衝突から30秒で残骸は消滅するが、衝突を妨害すると別の道路に現れる。その際には交通量や可燃・爆発物の多い道路を選びやすい

SCP-1859 - Life Over Geological Time (地質時代にわたる生命)
ある洞窟に棲息する独自の生態系。元は天然原子炉と思われ、理論上は生物が存在出来ないはずの放射線を放ち、時間的異常も発生している

SCP-1860 - Living Song (生ける歌声)
人型実体。全身を紙のような繊維で包まれ、24時間あたりおよそ5リットルの黒インクを分泌する。常にアリアやオペラの序曲を口ずさんでおり、黒インクを空中に浮遊させ音楽記号を形作り、周囲を回転させている
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11/14のNXT #477  ドロップキックを受けるのは難しい

2019年07月05日 | 今週のNXT
ミア・イム ×-◯ ビアンカ・ブレア
(バーニングハンマー)

キャリアの長いミアは4連発のドロップキックでビアンカがドロップキックの受けがやたら下手なことを露呈させ精神的ダメージを与える。
だがビアンカは踏みつけフォールやビンタで精神攻撃を返し、ミアの必殺技をエルボーではねのけると、すかさずバーニングハンマーで叩きつけ3カウントを奪った。


レイシー・エヴァンス ◯-× カリッサ・リベラ
(ウーマンズ・ライト)

身長なら引けを取らないインディレスラーのカリッサの張り手を胸に浴びてレイシーは激昂。右フックで殴り倒し、ウーマンズ・ライトを決めゼリフにしたマイクアピールも行った。


ハンソン ×-◯ カイル・オライリー
(ベルト殴打)

両者ともチームメイトを伴わずに登場。ハンソンは打撃にびくともしないが、オライリーは場外からリングに上がろうとするところを狙い、低空ドロップキックとドラゴンスクリューで左脚を痛めつける。
しかしハンソンは長時間の足攻めに耐え切ると、ブロンコバスターで押しつぶし、とどめのムーンサルトプレスの体勢へ。そこへアダム・コールが現れ時間を稼ぎ、回復したオライリーが華麗なムーンサルトを自爆させ、コールの延髄斬りからアックスキック→エルボースマッシュのコンボを決めるがフォールを奪えない。
さらにロウ、ロデリック・ストロング、ボビー・フィッシュ、ピート・ダン、リコシェが次々と現れて場外乱闘を展開。レフェリーの目が離れた隙にオライリーがタッグ王座ベルトでハンソンを殴りつけ、勝利をかすめ取った。
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11/7のNXT #476  必殺ツープラトンを2回返される

2019年07月04日 | 今週のNXT
ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ◯-× フォーガットン・サンズ(ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー)
(ポップアップ・アバランシュプレス)

ナイトはカトラーのバックスタバーにブレイクのダイビングエルボードロップを合わせる必殺ツープラトンと思われる連携をカウント2で返し、カトラーのスーパープレックスにブレイクがスプラッシュを続けるツープラトンもドーゾビッチがカット。
カトラーは今度はドーゾビッチを懐かしのエッジ・オー・マチックで倒し、続けて空中技を浴びせようとしたが、ナイトがトップロープから突き落として排除し、その隙にドーゾビッチがブレイクを高々と跳ね上げてからのアバランシュプレスで逆転勝ちした。


ダコタ・カイ ◯-× タイナラ・コンティ
(変型バックスタバー)

タイナラは得意の蹴りと左腕への関節技で攻めるが、蹴りはダコタの得意技でもあり、コーナーへ自爆させると反撃に転じ、蹴り技の連発から必殺技で一気に仕留めた。
ここ最近見た技の中で一番かっこいいダコタのバックスタバーにはそろそろ固有名が欲しい。


ベルベティーン・ドリーム ×-◯ ラーズ・サリバン
(フリークアクシデント)

特にこれといった因縁は作れていないはずがトマソ・チャンパのNXT王座への挑戦権を得たベルベティーンと、今のところ特番で試合すら組まれていないことに不満なサリバンの一戦。
ベルベティーンは序盤にサリバンを階段にぶつけることに成功するが、かえって怒りを買い、右肩を両手で思いっきり握るという痛いのか気持ちいいのかわからない技で反撃される。
だがダイビングヘッドバットを自爆させるとデスバレーボムで巨体を投げきり、パープル・レインメーカーの体勢へ。しかしそこにチャンパが乱入しようとしたためベルベティーンはプランチャで飛びかかり、排除したもののリングに上ったところをサリバンに狙われ敗北してしまった。

チャンパはなおもベルベティーンを襲い、王座ベルトの上へエンジェル・ウイングスで落とそうとするが、ベルベティーンは逆にDDTで脳天をベルトに直撃させる。そしてレフェリーの制止を振り切ってパープル・レインメーカーも浴びせ、前哨戦を物にした。
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10/31のNXT #475  マット・リドルがNXTデビュー

2019年07月03日 | 今週のNXT
ニッキー・クロス ◯-× メルセデス・マルティネス
(ゴールデンルール)

インディーの雄メルセデスは未契約ながら流石の実力でニッキーを苦しめ、鼻から出血させる。
2連続バックドロップから投げっぱなしジャーマンで追い詰められたニッキーは、リーガルカッターから反撃に出ると一気に必殺技につなげ辛勝した。

その後、化粧が濃すぎてぱっと見誰だかわからないキャンディス・レラエが夫の犯行を暴いたニッキーに詰め寄るが、相次いで現れた被害者のアリスター・ブラックにキャンディスはすごまれた。


ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ◯-× ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(フロッグスプラッシュ)

マイティーはプロフィッツからパクったネックレスとカップを所持。カップは捨てろ。
試合中はラフファイトを控えて今まで通りやることにしたマイティーは流石の連携でフォードを捕まえるが、交代したドーキンスに反撃される。しかしスパインバスター→フロッグスプラッシュの必殺コンボを察知し、逆にフォードを2階建てのスーパープレックスで投棄。
勝負あったかと思われたがドーキンスのカットが間に合い、最後はロープ際の攻防から延髄斬りでダウンしたソーンが、フォードのフロッグスプラッシュで仕留められ、ネックレスとカップを奪回された。


・NXT UKが旗揚げ

英国でNXT UKが旗揚げし、UK王者のピート・ダン、継続参戦していた元NXTタッグ王者のタイラー・ベイト&トレント・セブンや、ザック・ギブソン、ウルフギャング、リア・リプリーらが移籍した。


マット・リドル ◯-× ルーク・メンジーズ
(変型コブラツイスト)

UFCで活躍するも2度のマリファナ摂取で解雇された問題児マット・リドルが参戦。前回特番で客席にもいたがついにデビューした。
相手はデビュー戦で放送事故すれすれの塩っぷりを見せたメンジーズだが、見違えるような動きを披露。デビュー戦はガチガチに緊張していたのだろう。
それより驚くべきはリドルのプロレスセンスで、キャリアが浅いとは思えないほどに上手い。またマリファナさえ吸わなければ、これは大成するのではなかろうか。
試合はMMA仕込みの威力が段違いなサッカーボールキックから、ニーパットで倒し、グラウンドの変型コブラツイストでリドルが快勝した。


・シェイナ・ベイズラーが女子王座を奪回

3日前に行われたWWE史上初の女子限定PPVレヴォリューションで、シェイナ・ベイズラーがMMA出身のジェサミン・デュークとマリナ・シャフィールの援護もあり、カイリ・セインからNXT女子王座を奪回した。


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× ウンベルト・カリージョ&ラウル・メンドーサ
(合体DDT)

メキシカンタッグは空中殺法でローキャン組を翻弄。最後はツープラトンでメンドーサがローキャンにフォールされたが、観客のハートはがっちりつかんだ様子。


・ウォー・ゲーム戦再び

バックステージでウォー・レイダースがアンディスピューテッド・エラを襲撃。数の差で反撃されるがリコシェがレイダースに加勢し、一同は乱闘しながらリングに上がる。そこへピート・ダンも援軍に駆けつけ、エラが一掃されると、GMのウィリアム・リーガル卿は次回特番でウォー・ゲーム戦での対決を命じた。
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7月の新刊情報

2019年07月02日 | ミステリ界隈
6月12日 光文社文庫
芦辺拓 楽譜と旅する男
鯨統一郎 ベルサイユの秘密
近藤史恵 シャルロットの憂鬱
似鳥鶏 100億人のヨリコさん


1日 新潮文庫
京極夏彦 今昔百鬼拾遺 天狗
湊かなえ 絶唱

5日 講談社
東野圭吾 希望の糸

10日 小学館
山本巧次 途中下車はできません

10日 文藝春秋
道尾秀介 いけない

11日 講談社
三津田信三 魔偶の如き齎すもの

11日 光文社文庫
下村敦史 フェイク・ボーダー ※難民調査官 改題

12日 祥伝社
乾緑郎 ツキノネ

12日 講談社文庫
アンソロジー 本格王
西尾維新 掟上今日子の挑戦状

17日 光文社
芦辺拓 おじさんのトランク 幻燈小劇場
大村友貴美 緋い川
鳥飼否宇 天災は忘れる前にやってくる

18日 実業之日本社
岡崎琢磨 下北沢インディーズ

19日 講談社タイガ
小島正樹ブラッド・ブレイン2 闇探偵の暗躍
望月拓海 透明なきみの後悔を見抜けない

19日 創元推理文庫
倉知淳 とむらい自動車 ※猫丸先輩の空論 改題

31日 講談社
西尾維新 ヴェールドマン仮説

31日 角川書店
海堂尊 氷獄
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