東京スポーツを買わされた。UFO東京上空飛来、というのだ。つられて買ってしまった。UFOを見たという話は多いが音を聞いたというのはないね。あんなに大きな物体が無音で飛行するとは考えられないから、全部ウソだと思っている。
ところがこの間飛行音を聞いたんだね。すざましかった。それで東京スポーツを買ってしまったのだ。記事はいつもの馬鹿馬鹿しいものでがっかりだ。期待するほうがどうかしているが。
数日前、ちょうど野球のアジア選手権が東京ドームで決勝戦だ。相手は韓国だが、8回ごろだったかな同点にされて日本が反撃している最中だったと思う。ものすごい轟音が北から南の空へ通り過ぎた。
東京ドームは防音はどうなんだろう。アナウンサーにも聞こえたらしい。「ものすごい音がしました。落合監督もなんだろうと天井を見上げています」なんてやっている。
オイラは雷かなと思ったのだが、まてよ、とうとう北朝鮮がミサイルを発射したのかも知れないと思いなおした。アメリカのイラク攻撃のときに、なんといったかな巡航ミサイルでトルネード爆弾だったかな、あれがバクダットの上空を飛ぶ時あんな音がした。
ところが着弾音が聞こえてこない。お台場か東京湾あたりに落ちたかなとNHKにチャンネルを回したが臨時ニュースも流れない。やっぱりカミナリらしい、と決めたのだが、音の流れ方、音そのものが聞いた事のないものだったので東京スポーツの見出しを見て一時はやっぱりと思ったわけよ。
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UFOについての与太話をもうすこし。いわゆるUFOを目撃したと言う人の話や写真についてそれが事実として(事実としてというのは、目撃者にそう見えたというのが正直な話としてという意味)、一番それらしい説明は空気中の水蒸気、雲、チリ、ゴミなどの微粒子と光がおりなす現象である。
第二の可能性は、そのケのある人たちにだけわかる話であるが、「それ」は人魂のたぐい、エクトプラズマの巨大化したもの、あるいはそのたぐいのものである。このほうがUFOの何百倍も可能性がある。光と雲や霧のいたずらであるとする説明が90パーセントの確率があるとすると、第二のオカルト説は0.01パーセントの可能性はある。UFOである可能性は0.00000000000パーセントである。
ここで打ち明けるが、さる都市の創価学会会館の屋上に類似の現象が見られることがある。言うまでも無く、創価学会はカルト教団であり、数々の秘密の黒魔術的な呪術を操る。おおかた、小沢一郎を呪い殺そうとして深夜密かにブラック・ミサの類を行っていたのであろう。