今日の新聞は日航のCEOになる稲盛氏の記事が多い。なかなか立派な経歴だが77歳。失礼ながら賞味期限切れだろう。
飾りとして小沢、鳩山、前原が大物を持ってきて勿体をつけてガス抜きをしようとしていることは見え見えである。自分たちの無策の免罪符にしようとしている。
稲盛氏がなにも出来ない、あるいはしないことはやる前から分かっている。
フルタイムで働かないといまから言っている。
無給でやると言っている、かっこいい外見を狙った発言のようだが本気でこの仕事をやるなら「むきゅう」はムキュウでも無休で働くと言わなければならない。
これだけの大仕事、私に言わせれば手品か魔術だが、なら年俸10億請求しても少ないくらいだ。円で? そう、ドルでもいい。
アメリカで巨大な金融機関やGMがリーマンショックで倒産したが、立て直しを請け負った人物は目もくらむような高給だそうだ。いろいろ非難されているようだが、やらなければならない仕事を考えれば高給を要求するのは当然だ。
その一方で稲盛氏は日航の従業員のために努力したいと言っている。違うだろう。1兆円、おそらく更に1兆円の血税を投入する企業を立て直すのに、最初に出てくる言葉が「従業員の幸せのために」は悪い冗談だ。
はっきり言ってここは隠居が出てくる幕ではない。
そこでだ、実際には社長になる人物が中心になるのだろうが、これが分からない。支援機構の人間と言う説もあるようだ。こっちのほうの実力が問題だが、どんなものかね。名前が分かったら調べてみよう。