日比谷公会堂の古い建物はまだあるみたいだね。その前で小沢がした「完全説明」を補足する。
もう、今日の新聞に出ているかもしれないが、おいらはまだ新聞を見ていないし、今日もこれから新聞を読むかどうかも分からないので重複していたらごめんなさい。
小沢は例の四億円の説明をしたというのだ。引き出した銀行口座の番号も教えて地検からも通帳を「見つけた」と連絡があった、と胸をはったわけである。
この通帳がいつのものか。小沢が説明したのか、あるいは記者が質問したのか。
推測だが小沢は古い古い通帳からたしかに三億円*を何かのために引き出したのかもしれない。現金か小切手かしらないが。普通時間がたつと銀行にも記録はなくなるわけはないだろうが、調べにくくなる。
小沢はそれを期待してとんでもない古い通帳を言ったのではないか。記者は確かめる必要がある。だから地検は「見つけた」と表現したのではないか。
そうすると、小沢は何十年間も三億円*という札束を家に置いておいたわけだ。あるいは貸金庫に現ナマのまま保管していたのか。普通こんなことをするかね。強盗が奪った金を札束のまま貸金庫に保管しているというのは映画に出てくるが。
検察はそのあたりの事情を本人から確認したいだろう。当然である。
*またつじつまの合わない額は四億円(最近は十七億円になったようだが)、銀行の通帳から引き出された金は三億円だったという(一部マスコミ報道)。そうすると、いずれにしても一億円の出所は依然として分からないわけだ。
検察が本人から事情を聴くのは当然である。またしなければ検察の職務怠慢ということになる。