普天間がらみでアメリカの、たとえばルース大使の言うことを聞いていると、日米同盟と言うのはアメリカの国益のためだけらしい。今朝の産経朝刊参照。
日米のためと言うなら、あんなことは言わないはずだ。
アメリカや、アメリカ利益代弁者の一部日本人が、普天間にこだわれば、こだわるほど普天間はアメリカの「グローバル」利益が目的であることが表れる。
基地提供というのはやくざのミカジメ料のようなもので負担設定権は一にかかってアメリカが持っている。こんなのは同盟とは言わない。
日米同盟と言う天秤に乗っている双方の重さを定量的に比較してみる時期だ。
日本の負担はきわめて明確、定量的に把握できる。アメリカが番犬として流す血の重さは一度も現実のものとなっていない。シャイロックじゃないが、契約で定量的に比較すべきだ。明確に安保条約に規定すべきだろう。
つまり百ポンドの借金の対価として心臓100グラムとするとかさ、ベニスの商人みたいに。
たとえば、アメリカ青年の血一ガロンは沖縄の基地一坪分なのか百坪分かはっきりと契約書に書かなければならない。
日本の負担は50年以上にわたって発生して100パーセント定量化可能である。つまり現実化している。
アメリカの負担はあくまで可能態であり、幻かもしれない。こんなあやふやな契約をしてはいけない。アメリカの公聴会ではトヨタより先にこの問題を取り上げるべきだろう。
& ところで社民党なんかが、どうして茨木新空港すなわち自衛隊百里基地のことを言わないのかね。遊休施設の活用なら茨木空港は最適地だろう。国交省もほっとするだろう。もし、東京の近くでもかまわないなら。とんでもない話だが社民党なら通る話だろうに。あそこは周りに人家もないようだ。
もっとも、真っ先に敵のミサイル攻撃地点にはなるだろうがね。原始的な照準装置だと首都圏人口密集地に落ちてくる可能性もある。社民党議員に茨木出身者がいるのか。