10時からのテレビ朝日、トンチンカン小僧とアサヒの無能記者の掛け合い漫才をみていたが、例の尖閣紛争ね、チャイナ政府も大変だ、なんて心配している。
この二人の言う「中国の国内事情」、とても適切な情報分析に基づいているとは見えない。反日デモが頻発してコントロールできなくなって実はチャイナ政府も困っているんだ、その辺の事情も考慮してやったらということらしい。それを理由に今回の理不尽な抗議活動に理解を示しているのだろう。
まず、これが偶発的な事件と捉える事が間違っている。明らかに計画的な威力偵察である。日本がどの程度反発するか見極める。アメリカがどう発言するか試す。
あれは漁船ではないよ。調べればわかるだろうが船長には軍歴があるに違いない。それと理解できないのは乗組員を釈放したことだ。船長は操船の責任者で、威力偵察を指揮するために漁船員に偽装した政治将校がいたに相違ない。本土との連携をとる通信士官も漁船員として乗り込んでいたはずだ。それを釈放するなんて間抜けな話だ。
船長も起訴すれば保釈という形で帰国を認めるらしいが、とんでもない話だよ。捕鯨反対の暴力行為をしたシーシェパードの船長は判決が出るまで東京に拘留していただろう。
今回の犯罪はシーシェパードに数百倍する悪質さである。国の安全保障のみならず東南アジア全域の安全保障にかかわる深刻な問題である。判決まで日本国内で拘置すべきだ。そして国内で実刑に服させるべきだ。
チャイナは同じ問題に数方面から攻めてくる。新聞のニュースになるような強硬な抗議を繰り返す一方で、朝日新聞などの第五列をつかって「チャイナ政府も国内対策で大変なことを考えてやらないと」なんてからめ手からも攻めてくる。
おそらく、水面下でもあらゆる経済界、政界、言論界の人脈を使って大規模なわいろ攻勢を仕掛けていることも間違いない。これは自民党時代にも繰り返されたことだ。