東方のあけぼの

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パチンコ屋擁護論を分析:東北関東巨大地震

2011-03-20 12:27:36 | 社会・経済

営業自粛に対するパチンコ擁護派の反論が散見される。まことにごもっともなれど、しからばいささかご注意申し上げる。

比較は中央競馬を引き合いに出してなされる。公営ギャンブルは被災地以外でも営業を自粛しているようだ。中央競馬は関西以西では今週末から再開している。しかるに、何故パチンコがいけないか、というわけだ。

確認させていただくが、パチンコをギャンブルと認めているわけね。JRAを引き合いに出すからには。

ギャンブルだとすれば、ギャンブルではないとして許可している国や、地方自治体、警察は法律を犯しているわけだ。ただちにパチンコ屋を全廃し、賭博容疑で検挙すべきだろう。

罪は重い。競馬とちがい、街中で昼間からウイークデイもおかまいなしに営業している。夜間ひそかに行われている闇カジノの罪に数倍することは間違いない。

いま、インターネットでもパチンコの営業が非難されているのは、今だからというのではなく、日ごろからそのいかがわしさに市民の強い批判が前提にあることを知らなければならない。

街中で平日の真昼間から賭博行為を行い、シャコウ性をあおり、ドラッグ中毒よりひどい依存症患者を女性や年金生活者などの生活弱者のなかに増やしていることへの批判がベースにあることを認識しなければならない。

だから、震災にからめての議論だからというのではなくて、単体でパチンコ産業の犯罪性を糾弾しなければならないのだ。