東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

「特快」採決せよ安保法案

2015-09-17 07:41:13 | 安全保障
野党のフィリバスターは酷すぎる。反論になっていない。無知未熟な愚衆をあおり、迎合するのが民主主義だと思い込んでいる。

速やかに採決せよ。というのは無慮100時間?の質疑で有効な反論が一つも出てこないからである。待つこともあるまい。ま、政府も潮時をみているのだろう。相手が息を吐いた所でボディーブローを食らわすつもりなのだ。

正直いって私も政府案が分かっているとはいえない。

「!?!」 << 野党の諸君の上記のコメントに対する反応を記号で示すとこういうことになるであろう。しかし、これだけ長い時間をかけても説得力のある反論が出てこないということは、政府案もまたありかな、と愚考する次第である。

世界情勢は変わっている。シナの膨張(はっきり言えば侵略)の脅威はたかまっている。それに備えろというのはごくまともな議論に思える。

野党の反論は次のようなものでなければならない。

* 世界情勢は危険ではない。認識の根拠を示す必要がある。つまりシナは日中友好条約を結んだ時、あるいは初期のバンドン会議で主張した様に「覇権主義絶対反対」である、と日本国民に責任を持って説得する義務が野党にはある。
南シナ海、東シナ海でのシナのふるまいは侵略ではなく、膨張主義でもなく、覇権主義でもない。正当であると認める。

* したがって、尖閣、オキナワを侵略することは未来永劫ないと国民に言明することである。

* あるいは、そういう侵略はあるかもしれない。その場合はしょうがないから無抵抗主義で「どうぞどうぞ」と差し出すのがいい。それが民主党などの政策である。

* あるいは、シナと民主党、それに特に生活の党の小沢一郎はシナのお友達(家来といったほうがいいが)であるから、そんなことはしないで頂戴、とお友達甲斐に説得する自信がある。

* あるいは、そうなったら自衛隊だけで戦う、負けそうになったら住民の最後の一人まで戦い玉砕する。

民主党など反対派はどのオプションを採るか明確に一点の疑いもないように国民に約束する必要がある。そのうえで、政府案には反対であるというべきである。

国民の多数がそれでもいい、というなら野党は胸を張れるのである。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。