東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

石破なんとか君、さてさて

2009-11-16 19:35:25 | 社会・経済

鳩山総理が日米合意を前提とせず、といったのは背信行為だそうだ。

意味不明の言葉だね。石場君の背信行為ということなのだろう。

普天間の移転問題だが、日米に合意があったそうだが、どういう合意かね。一度でも石場君があきらかにしたことがあるのか。マスコミが正確、適切に報道したことがあったのか。

合意といって、自分の都合のいいことだけ言ってもだめだよ。どういう性質の合意かということがまず第一点。まさか国会の批准を必要とする条約ではあるまい。

紙に書いた合意なのか。口約束なのか。どんな紙に書いたのか。デパートの包装紙の切れっぱしにメモ書きしたものかね。

当然、政権が代わっても、担当者が代わっても検証に耐えうる議事録が作成、保存されていなければならないが、大丈夫かね。

そして誰が、どのレベルの人間が署名したものか、まさかイニシャルと花押だけじゃあるまいね。

それから合意というものは、とくに外交上の合意というものはやたらと付帯条件やら前提条件がつくものだが、全体としてどういうものか、全文が一度でも明らかになったことがあるのか。日本のマスコミ労働者はかなり質が悪いから、その辺の追求は零であろうが。

どういうレベルでの合意か、関係者はどれだけいるのか。不明なところが多すぎる。こんなものを盾にとって背信行為だなどというのは「利敵行為」というものだ。

ざっと数え上げても以上のようなことが明らかにされなければならない。もし、ないなら新しい政権、担当者は逐一考古学的発掘をしたうえでなければ次の行動に移れない。検証なしに移るのは職務懈怠である。懲罰の対象となる。

あの「合意」の当事者は石場くんかね。碌に形式も整えずに、将来の政権交代の可能性もあるのに、いや私が請け合いますからとアメリカに安請け合いをしていたから、いまごろあわてて「背信行為だ」などとアリバイ工作をするのか。

それなら、君が責任をとってアメリカ大使館の前で腹をかっさばいてアメリカさんに詫びるのが筋だろう。

あるものをないと言う前科これあり >> 核持ち込み密約

jないものをあると言う >> 形式の整っていないあやしげな「合意」を「有効な合意」があるという今回のケース

いろいろあらーな。

このブログでも国家間の合意が有効なものであれば制約されると書いている。そうなら説得力のある議論をせよ。

鳩山氏や岡田氏が「合意の過程を検証する」と何回か言っているのはそういう意味だと理解しているが。安っぽく「背信行為」などと言うな。


利根川総理も感心した映画「沈まぬ太陽」

2009-11-12 17:57:30 | 社会・経済

ジャイアンツを宣伝道具にしているY紙に映画「沈まぬ太陽」の大きな広告が出ている。いわゆる各界の著名人のほめ言葉を羅列しているわけであるが、トップに中曽根もと首相のコメントがある。

「稀にみる大作。時間を感じさせない映画でした」

とすると、日航が映画製作者に圧力をかけたり、マスコミに広告を載せないように脅迫したり、原作を連載した週刊新潮を機内搭載から外したときに使った脅し文句「中曽根さんが反対している」というのは日航がいつものように政治家の威光を勝手に利用して作った話ということか。


外国人参政権はマニフェストに書いてないから自由にやれる ?

2009-11-08 19:44:39 | 社会・経済

マニフェストという妙な言葉をもてあそぶ民主党だが、

マニフェストに書いてないことは、しばりがないから何をやってもいいらしい。

外国人に地方参政権を与えるという法律を国会に提出するそうだ。これは民主党の一部のグループに前からあった主張で、今度のマニフェストを作る段階でアンベエが悪いというのでこそこそと隠した。明記していない。

しかし、裏マニフェスト、何のことはない、内部の主義者に対するマニフェストにはちゃんとあったらしいんだな、新聞報道によると。マニフェストというからには外部の人間に対して表明することだろうに、内部向けのマニフェストというのがあるというのだから、民主党には広辞苑もなければオックスフォード英和辞典もない無法地帯ということだ。

マニフェストにないことは政権を取った途端に、マニフェストにある公約は一つも実現していないのに、すぐに隠しポケットからとりだす。

一方、マニフェストにあることでも、前回書いたようにかってに屁理屈をつけて斎藤次郎は天下りではないとか、沖縄の基地移転に関しては明確なことはマニフェストに書いてないとかペテン師のようなことを言う。

これは早急に手を打たなければいかんよ。


マニフェストをたてにとる政党に投票してはいけない

2009-11-08 09:51:36 | 社会・経済

来年の参議院選挙では民主党に投票してはいけない。このブログでは特定の政党について、プロ あるいは コン を表明したことはないが、今朝は別だ。

今朝7時半からのフジテレビに民主党の細野某とレンホウ女史が出演。とくに細野というのはひどい。彼個人はどんなことを言ってもいいが、民主党員として、小沢幹事長の腰ぎんちゃくとして発言していたなら民主党は性格欠損者の集団である。

郵政社長人事のことで、あれはわたりでも天下りでもないと強弁しているのだね。列席者もあきれていた。亀井大臣が率先して決めたから天下りとはいわない、とシャーシャーとした得意顔でいうのだ。補足後述

それがマニフェストでいっている天下りの定義だというのだね。選挙が終わって今頃補足されても困る。こんなに普通の理解とかけ離れた無理やりのこじつけをするなら、マニフェストに彼らの定義を入れろ。

細野がやっていることは最下級の官僚が得意な法律条項の奇形的解釈をしているのと同じだ。チャイナには法匪という言葉があるそうだが、細野などその典型だ。補足後述

天下りとは官僚たちで決める人事のことだそうだ。そういう場合でも主だった天下り人事は大臣の了承、認可を得ているだろう。官僚が下ごしらえをした料理は料理長である大臣が最終的にOKを出していても店の責任ではないと言っているのと同じだよ。

マニフェストで書いていた言葉は実はこういう意味です、と途方もない定義を政権を取ったあとでする。こんな犯罪者、背徳者集団には投票してはいけない。さしあたり、来年の参議院選挙では民主党に投票しないことだ。

投票する時には、マニフェストの一言一句が明瞭に定義してあるか、のちに勝手な補足、解釈をされる余地がないかを詳細に検討しなければ投票してはいけない。実際はそんな面倒くさいことをする時間は選挙民にない。だからマニフェストを盾にする政党には票をいれないことだ。

マニフェストに書いてあることが具体的詳細な政策、法律案、実施スケジュールとともに記載されていなければすべてマニフェストに書いてあることは、詐欺師の違法パンフレットと解釈せよ。

そしてマニフェストを掲げて選挙をする政党の選挙期間中の演説会を聞いてはいけない。なぜなら、鳩山首相が沖縄の県外、国外移転を街頭演説で訴えていたが、マニフェストにはあいまいに基地問題を見直すとしか書いていないそうで、だから鳩山首相が選挙で国民に絶叫したことは一切無視してくれというのだ。

マニフェストがあれば一切の選挙運動をしてはいけないということだ。鳩山首相のように選挙民を欺き、惑わすことになる。

& この細野という男、珍妙な解釈を披露する時に、いかにも苦しい言い訳だが、と神妙な顔をするかと思ったら、どうだ、うまい解釈だろうと得意満面だ。こういう珍種が民主党にはいるんだね。

こんな分裂的、非倫理的、言行まったくの不一致の解釈は過疎地の村役場の下っ端役人でも恥ずかしくてしないだろうよ。


日刊ゲンダイは小沢一郎の機関紙か?

2009-11-06 20:36:47 | 社会・経済

「小沢一郎は現代最高の政治家」今日の日刊ゲンダイ一面の見出しだ。似たような小沢礼賛記事を毎日丸々2ページくらい使って書いている。

どういう意図があるのかね。半島人あたりが書かせているのか。あるいは、からかっているのか。

小沢にはわけのわからない政治資金が多いようだが、そのあたりを使って買収でもしているのか。

オイラも競馬記事を見るんでやむを得ず買うときもある。それにたまにいい記事もあるんでやっかいだ。

& 22年1月29日 金曜

今朝の産経朝刊「じわじわ小沢離れ」という記事。

**焦りを隠せないのが小沢氏に近い中堅議員だ。27日午前、民主党の衆参国会議員の国会事務所のポストに「民主党衆参国会議員各位 これを読めば石川議員逮捕の背景が分かります」と書かれた森裕子参院議員のメモと検察を批判する記事を載せた日刊ゲンダイのコピーの束が投げ込まれた**

やはり、日刊ゲンダイは小沢民主党の御用新聞だったんだ。子供に見せられないようなエロ記事やエロ広告であふれているタブロイド紙じゃ説得力はなかっぺヤ。


バディ・フライトとして「沈まぬ太陽」を観る

2009-11-06 20:18:05 | 社会・経済

ハードボイルドの特徴はまた男の友情を太い柱とすることである。そういう観点からみても「沈まぬ太陽」はハードボイルドである。戦友を見捨てるというのは指揮官としては最低の行為であるが、編隊が集中砲火を浴びても指揮官機が離脱しなかった、というわけである。

村上春樹の翻訳で一般読者も増えたらしいチャンドラーのロング・グッドバイもマーロウとレノックスの友情が太い梁となっていなければあれだけの評価は受けていないだろう。

ダシール・ハメットの一番有名な「マルタの鷹」もサム・スペードの共同経営者を殺したのが実は依頼人の美女だったというのがおちである。この依頼人と恋に落ちていたスペードではあるが、バディを殺した恋人を警察に突き出すことを選択する。その時に恋人に言ったセリフが「ぶら下げられなかったら、刑務所から出てきたら結婚しよう」というのであった。

そのほか、色々な形で友情が構造上の一番重要な柱になっているハードボイルド・ミステリーは数えきれない。

& ダシール・ハメットの生涯には以下のようなこともあった。彼は昔共産党員だったらしい。それで第二次大戦後例の赤狩りのマッカーシー旋風が吹き荒れた時に、往時の仲間の名前を明かすよう迫られた。彼は証言を拒否して刑務所に入れられている。刑務所から出てきてまもなく死去した。


民主党の人材のなさにあきれる

2009-11-06 08:59:49 | 社会・経済

民主党は郵政会社の社長に元官僚を選んで、彼は14年前に「完了」しているから官僚ではないと強弁している。彼は純民間会社にいたわけではない。きわめて政策色の強い準特殊法人に天下っていたのだから立派な「わたり」だろう。

人事院の総裁にはこの間まで事務次官だった人間を天下らせる。民間の委員も慣例でいるそうだが、総裁は民主党の公約から言って民間人にチェンジすべきだろう。

これによって、これを見ると;人材は官僚にしかいない、と民主党が認めていることになる。

政権に就いたばかりでこれから官僚の先生について勉強しますという言い訳が通用しないのは分かっているのかね、鳩山、小沢君。

事業仕分けでも、右も左も分からないらしい。大臣からベテラン議員までが地方の小都市へ事業仕分けの見学に行く。馬鹿なやつらだ。文末注

そんなことは政権を取る前に準備しておくことだ。勉強も何もしないで政権をとったら政治主導、脱官僚時代がはじまるような公約をする。詐欺師だ。

実務経験がないから知識も何もないのは無理もないというのかね。今度の選挙で初当選した氏も素性も分からない新人議員はともかくだね、

何年も国会にいて国民の税金から結構な餌代をいただいていた議員が二百人は両院でいるだろう。お前らは何をしていたのだ。税金泥棒というのは君たちのことだよ。

国会での質問もできる、鈴木宗雄議員のように国政調査権を行使して質問状も出せる。自分たちで勉強会も開けるだろう。なにもしなかったんだな。

注:小沢一郎の狂言(狂った痴言という意味です。能の狂言ではありません):

事業仕分けに議員を出すことにイチャモンをつけた時に小沢が言ったこと、ベテラン議員でも分厚い予算書を見て内容を判断するのは難しいのに、というのがある。

こういうのを幼児言葉という。分厚い予算書を読まなければいけない、という発想そのものが官僚主導を認める芸のない言葉だということが分からないらしい。

審査する側は受け身ではいけない。じぶんの準備した下調べ基づいて、主導的に質問していかなければならない。資料も説明も自分で明確に、こういうものを出せと自分から要求していかなければならない。

独裁者の小沢一郎までが幼稚園言葉しか操れないのでは民主党の脱官僚、政治指導はまったく期待できない。


映画「沈まぬ太陽」に見る倫理観

2009-11-05 19:15:32 | 社会・経済

最近ではハードボイルドというレッテルが作品でも作者でも気軽にベタベタ貼られる風潮があって、何が何だか分からなくなっている。一応このシリーズではレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウ シリーズを念頭に置く。

私立探偵は依頼者のプライバシーを守る義務がある。私立探偵に頼るのは、家出人の捜索のように事件性が明瞭にならない限り警察が動かないケースのほかに、家庭の事情などで警察や世間に知られたくない秘密を持っているから私立探偵を雇うのである。

それが、依頼人のプライバシーを警察に聞かれたからとペラペラしゃべったことが分かれば、お客はその私立探偵のところには来なくなる。

ま、これは一般論であるが、マーロウの場合はこれが一般的職業倫理という通り一遍のおざなりな義務というよりかは、依怙地な使命感に昇華している。

警察にいじめられ、暴力をふるわれ、免許を取り上げると脅されてもマーロウは屈服しない。

この特徴を抜きにしてマーロウを語れないし、その魅力を味わうことはできない。このパターンはチャンドラーの長編では毎回繰り返される。

さて、恩地は組合のリーダーであり、賃上げや勤務協定の改善などを求めて組合員の先頭に立ってきた。そのリーダーたちが次々と切り崩しにあって会社側にたったり、御用組合を作ったりする。

恩地は自分の言動が一生を左右するような影響力を与えてきた組合員に対する責任感が堅忍不抜である。この彼の信念が再三にわたる会社の懐柔策をはねつける原動力になっている。

会社を辞められない、というセリフが何度も出てくるが、これをブログなんか見ていると、日本では会社でいじめられても会社にしがみついているしかないんだよね、と解釈し理解しているのが多い。とんでもない間違いである。

恩地にしろ、そのモデルになった人物にしろ、会社を辞めれば本人は楽になるし、本人にはいくらでも生活の道はある。贅沢を言わなければ地方大学や私立大学の教授の口は腐るほどあっただろう。

多くの左翼の転向者はこうして地方大学にもぐりこんでいるのである。今や彼らは学部長であり、大学総長である。彼らの前歴を洗えばそういうのがおおい。

恩地が、会社を辞められないというのは、彼が影響を与えてきた連中が不当労働行為で苦しんでいるのに、自分だけが止められるかという倫理観である。

沈まぬ太陽という映画が正調ハードボイルドであるという所以である。

そういうわけで、恩地は典型的日本人ではない。典型というのがマジョリティあるいは平均的ということであればなおさらである。サムライでもない。サムライであるとすれば特殊なタイプに属する。

むしろ、マーロウのごとく、腐敗する暗黒街をいかなる困難をも避けることなく孤独に突き進む砂漠の狼である。ハードボイルド・ガイであり、日本人の実社会でも、小説、映画、芝居などの架空空間にも存在しなかった人物だろう。

加うるに、このシリーズの一回目で述べたごとく、日本映画では稀有のドライ・タッチである。以上がこの映画がアメリカ人に理解されるのではないかと考える理由である。


小悪漢映画「沈まぬ太陽」

2009-11-05 09:41:18 | 社会・経済

ハードボイルド論を進める前に一つ触れておく。この映画が成功している理由は印象的に描かれた恩地のハードボイルド倫理的生き様に加えてと国民航空に根付いた悪漢グループを見事に描写した点があげられる。

いわばピカレスク・ロマンとしての側面である。悪漢といっても、日本左衛門とか、幡随院調兵衛といった庶民に愛された大悪党ではない。

どんな悪事をするにしても、徒党を組んで闇を動き回る腐れネズミの集団である。腐れネズミに寄生する腐れシラミの大集団である。よく本質を活写摘出したシナリオになっている。

同じ時期に、一つに企業によくもこれだけ腐れネズミが集まったものよ、と感心する。腐れネズミには同類を見分けるセンサーがついている。こいつは餌でつれば絶対に寝返るな、裏切るなという仲間を見つけるセンサーが発達している。

根性の腐ったやつばかり狙う。ゆとりのある良識ある家庭からの社員には目もつけない。目の前に腐ったチーズをぶら下げれば一生言われた通りなんでもやる手下を補給する嗅覚があったのである。

こんなやつらの塊が企業の中枢を占めるようになれば、企業と言う家は白アリに占領された家のように20年もすれば、救いようがなくなる。


映画「沈まぬ太陽」はハードボイルドの秀作

2009-11-05 08:18:53 | 社会・経済

* 久しぶりに映画館に行った。テレビでも、映画やドラマをながいこと見ていなかったので暗闇の中の三時間半にはすこし疲れた。

日本映画、テレビドラマでなにがいやと言って、べたべたした感触だろう。戦争映画超大作でもべとつかずにはおかない。ところが「沈まぬ太陽」の3時間はジメジメベトベトしなかった。

そういう映画は初めて見た。もっとも昔から映画はほとんど見ていないのだが。「沈まぬ太陽」は家族を描いた場面でもウエットではない。

* 原作と映画の関係だが、原作と比べて映像化されて、がっかりしたとか、アレレ・・?ということは皆さんも多いだろうが、この映画はそういうことはない。また、原作を読まずに映画を見て必ずしも原作を見たいと思う人も少ないだろう。それだけ、完成度が高い。

シナリオを何回も書き直したというが、映画として完結した作品だ。

* 主演の渡辺謙が米国での上映は難しいと言っている。きわめて日本的なサムライを描いているから向こうの人には分からないだろうというのだが、そうだろうか。私は海外上映でも感銘を与えるのではないかと思った(映画の話である)。

** 主役の恩地はフィリップ・マーロウだね。わたしがハードボイルドという所以である。

ハードボイルド・ミステリーというのは特殊なジャンルなので、すこし説明する。

いくつかの説明がハードボイルドについてなされている。ま、厳密なものではない。この種のことは厳密にやってももともと意味のないことではあるが。

犯罪小説であるから、殺人が出てくるが、殺し方に凝らないのが最大の特徴だ。密室犯罪だとか、不自然な状況設定、種明かしがされて見ると、突拍子もない凶器だったりする。これがいわゆる本格ミステリーだが、この種の不自然さがハードボイルドにはない。参照:レイモンド・チャンドラー「簡単な殺人法」

さて、私が「沈まぬ太陽」はハードボイルだと言ったときに念頭にあったのは、ハードボイルドでもチャンドラーのフィリップ・マーロウものに顕著にみられる主人公の倫理的側面である。

次号につづく