東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

政治でオマンマを食ってない人間からみると

2010-03-18 19:50:00 | 社会・経済

政治でオマンマを食ってない人間から見ると、つまり主権者国民の視点からみると、自民党のマスゾエとかの執行部批判はわけが分からない。

対して民主党の執行部批判は、マスコミでも多々指摘されている欠陥に基づくものだけに、よくわかる。今日も副幹事長の生方氏が小沢を批判したというのは正論だし、何を言っているか分かる。ただ、惜しむらくはほとんどのものが臆病だから批判の声がすくない。

対して自民党だが、マスゾエはなぜ反対しているか分からない。今日あたりの報道では参議院選挙を勝つというガッツがない、とかいう批判らしいがそんなものはほんとかどうか国民は分からんよ。与謝野くんも月刊誌に発表したと言うが、あんな雑誌は読んだことがないから分からない。それとも自分の意見が知りたかったら文芸春秋を買えというのか。ふざけてはいけない。

そういえば、麻生おろしのときにもすっきりと分かりやすい理屈はなかった。こういうことって投票者の意識に潜在的にネガティブな影響があったんじゃないかな。

今度の一連の三匹のはぐれ狼の叫びは参議院の投票行動に逆効果が出るだろうね。ほっておいても民主党の体たらくでかなりの戻りがあったろうに、これで相当減ったろう。

民主党の支持率が落ちたのに自民党の支持率があがらないというが、浮動票というのは投票するまで旗幟を明らかにしないものだよ。まちがいなく、自民党に振り子が戻ってくるはずだった。

これでちょっと読みが難しくなった。

こういう時になると麻生の時もそうだったが後藤とかいうノッペリした顔の若い男がオイラの出番だと出てくるが、若い時からあんなに腹黒い印象を与えていては将来はないよ。


クロマグロ禁止賛成

2010-03-16 07:56:44 | 社会・経済

前にクロマグロなんてどうでもいい、と書いたが一歩踏み込んで見た。これでまた読者が減ることは必定だ(ケッ)。

日常の些細なことが考えを決定することがある。メールボックスに投げ込まれるチラシ、煩わしいものだが、鮨屋のチラシが入っていると不愉快になる。べらぼうに(すし屋の身分不相応に)金をかけている。てらてらした光沢紙の大判にカラー写真で幾重にも折りたたんである。

相当に金がかかるだろう。あの神経が理解できない。それが場末の鮨屋でも同じなのがあやしい。数千万円もするマンションのチラシでもあんなのはめったにない。新築マンションではままあるが、すし屋があれだけ、広告に金をかけると理由は;

材料の原価はほとんどゼロで客の払っている料金はほとんどチラシ+暴利である。

実際、すし屋の勘定ほど不明朗(不明瞭)なものはない。そこを黙って払うのがいいらしい。バカみたいな話だ。クロマグロなんて言うのは彼らの暴利の口実になるだけだろう。もっともスーパーでも売っているのかしら。スーパーで買い物をしたことがないから分からないが。

もし、近所のかーちゃんもクロマグロ・パックを安直に愛食しているなら、上記は若干修正しなきゃならん。

クロマグロの冷凍物のストックが一年分あるそうだが、そんなものがうまいのかね。


その言や善し、鳩山邦夫氏離党

2010-03-15 18:54:35 | 社会・経済

鳩山邦夫氏が離党した。さきほど記者会見の一部を見たがその言や善し。三人のなかでは一番まともだろう。もっともその後よく聞くとやはり幼稚だね。

第三極として渡辺善美氏のみんなの党が公明党の支持率も上回っているそうだが当然だろう。

第三局、あるいは政変再編を言うなら基本的には二つのタイプしかない。

1・ひそかに民主党造反派と密約を結ぶ暗合派、これもある。坂本龍馬流だ。

2・渡辺氏のように右顧左眄せず、あれこれ打算を図らずに率先して飛び出し旗幟を明確にする。

この二つ以外にはない。

さて、参議院選挙だが、渡辺「みんなの党」が大化けするかどうかを脇に置けば、

小沢独裁非民主的毒まんじゅうを食うか、賞味期限を一日超えたコンビニ弁当たる自民党弁当を買うかしか選択肢はない。そして国民は飢えないためには毒まんじゅうを食うか賞味期限のきれた弁当を買うかのほかに飯にありつく道はない。

これは学習院初等科二年生の問題だな。


坂本龍馬になりたいのなら

2010-03-15 07:57:28 | 社会・経済

坂本龍馬に成りたいのなら、マスゾエ、与謝野、鳩山邦夫はすでに民主党造反派と密約が出来ていなければならないわけだ。

あの連中のつらを見ているとそんな離れ業が出来るとは思えない。

とにかく、その年のテレビ大河ドラマにあやかるしかキャッチフレーズを思いつかないやつらには期待してもだめだ。

いま、一番大事なことは参議院選挙で民主党に勝たせないことだ。民主党が参議院で過半数を握れば民主政治は消滅するだろう。新党騒ぎがそれを阻止するのに役立つかどうかだ。

たしかに世論調査では浮動票が多い。それを全部もらえば第三極はおろか第一党にもなり得る。こんなことがあり得るかどうかの判断だ。

基本的には民主党が割れるかどうかに政界再編のカギはある。割れそうもなければ新党騒ぎは民主党を利するだけだ。

政界再編の民主党内呼応者の条件は

1・非旧自民党田中派

2・旧社会党でないこと

3・労組お抱えでないこと

4・かつ政治的な剛腕を持つこと

こんな人間が民主党に何人いるかね。

重要な判断は浮動票が結局7月にどこにいくかだ。相当の割合は自民党に戻ると見るのが妥当だろう。現在の浮動票率がどこに落ち着くか見極めることが一番大切。

浮動票というのは選挙直前まで支持政党が分からないものだ。だから浮動票と言う。浮動票が一番行きそうもないのは、わけのわからない三文役者の作る新党だろう。

ちなみに新党への動きだがタイミングがある。この年末年始にのろしをあげれば可能性はあった。国民が新党を期待したかもしれない。そのときに、音なしで今頃言ってもおそい。参議院選挙直前を絶好のタイミングだと思うような政治センスでは国民はついてこない。

こんな幼稚な、そしてタイミングまで利己的な判断に頼るような連中は不可である。

だれも手を上げないときに、そして国民の期待があるときに荒野に呼ばわる人が国民の信頼を得るのである。


芥川龍之介ではないが

2010-03-14 10:40:03 | 社会・経済

芥川の龍ちゃんじゃないが、日本を覆うこの「漠然とした不安」はなんだろう。

まえに、沖縄普天間基地問題は民主党政権にとって、小泉純一郎の靖国問題になるだろうと書いた。あんまり民主党に利するようなことをしたくないのでその後触れなかったのだが、密約問題の後処理が話題になるので、埃を払って再陳列だ。

靖国問題は東アジアの悪党を興奮させたが大したことはできなかった。また、国内の小悪党を勢いづかせるかと思われたが、国民はついてこなかった。全体として、左右国民の意識を引きつけて長期政権を支えた。

普天間は靖国だといったのはそういうことだ。これを利用できるタレントは民主党には居ないらしい。

民主党まで、あまりアメリカを怒らせるとやばいことになると、「密約は調査発表しました、はいそれまでよ、日米関係には何の影響もありませんよ」、てなことを言って国民を煙にまく。なんだべね。

もうそろそろ、アメリカの機嫌をそこねたら具体的にどういう不利益があるのか、どいういう恐ろしい事態になるのか。あるなら調査、明示列挙して国民に示すべきだろう。あとは賢明な国民が判断をくだす。

国民もマスコミも馬鹿だから、アメリカを怒らせるとやばいといえば、即納得だ。理解不能領域だ。


沖縄密約は米国債押し付けのルーツか

2010-03-14 10:05:21 | 社会・経済

近頃話題の沖縄返還時の密約だが、アメリカに無利子で25年間の預金をしたという。1.3億ドルというのだが、これ返してもらったの。そこまで調べなければ「報道取材」とは言わない。

おそらく、米国債引き受けに充当されたか、イラク戦費に充てたとか言われたんじゃないか。あるいは、あと100年間期限を延長させられたというところだろう。25年と言うと償還期限は前世紀末に来ている。

この時に味をしめたのが、現在の尻抜け、青天井の米国債押し付けだろう。十分に検証すべきである。

続報を待つ。

血と砂の条約、日米安保は後決済にすべきだろうね。前払い不可だ。アメリカ兵の血が現実に流れた後で、それが何ガロンか計算して、ガロン当たりいくらで決済すべきだろう。そうしないといいようにやられる。


安易な番組構成法

2010-03-14 08:07:37 | 社会・経済

安易な番組更生法を述べる。誤字じゃないよ。タイトルも誤字じゃない。安易な番組構成法を反省すれば安易な番組更生法になるということだ。

日曜だから報道2001にしよう。ほかの局でもよくあるがね。今日は日曜だからフジさんだ。ご容赦を請いたい。

三文政治屋をてんこ盛りに出演させて討論番組というのをやる。これくらい安易な方法はあるまい。見る気にもならない。たまに面白いのがあるが、やはり番組関係者の工夫や知恵があるときだろう。

そうそう、日曜と言えば忘れてはいけない。テレビ朝日の田原の総助があったな。あれは一番ひどい。いつまでやるつもりやら。


公明党を脅かすには大作の証人喚問で十分

2010-03-11 08:10:50 | 社会・経済

公明党が民主党にすり寄っているというが呆れるほかはない。

子供手当で公明党の修正案に民主党が同意したから、と理屈をつけている。実質的な修正ではなく、形式的な、最初から民主党が修正の余地を残しておいた部分らしい。

すなわち、配布のインターバルを短くするのと、三年後の見直しというものらしい。こんなものはどちらでもいいもので、最初から立法者は反対党を取り込むために、スカートのボタンを一つあけていたような部分である。

公明党を脅すのは簡単だ。池田大作を国会証人喚問をすると言えばいい。多数の汚点を持つ彼や公明党はなによりこれが怖い。1990年代の連立時代以来、この恐怖を避けるために、政権交代のたびに正反対の与党にすり寄っている。

小沢一郎は池田大作の証人喚問をちらつかせたのだろう。

公明党の修正案だが内容を確認するためにインターネットのニュースを検索したが修正案の内容にふれた記事がないのは呆れる。国民が公明党と民主党の野合の実態を判断するには、どういう修正案だったかを報道することが一番重要なことだよ。

上記に触れた修正案の内容はどこかのテレビのニュースでちらっと聞いたものだ。ま、間違ってないと思うがね。その後の報道で何かあったら確認してみよう。

ブログ・ジャーナリストとしては十分な対応であろう。


9・11テロの真相、承前

2010-03-10 20:29:01 | 社会・経済

こういう時に西部劇を見ていると役にたつ。典型的なパターンは主役のガンマンが、さんざん相手を挑発する。我慢出来なくなって相手がガンベルトに手が伸ばすのを待って主役が抜く手も見せずに相手を撃ち殺す。先に相手が抜いたから正当防衛、おとがめなしとなる。

アメリカがインディアンを相手にやってきたこと、スペインからテキサス、ニューメキシコ、カリフォルニア、プエルトリコ、フィリピンを奪ってきた歴史を見れば一目瞭然だ。西部劇の手を使っている。

これに成功しなかったのが日米戦争だ。アメリカは国内の反戦的な気分もあってどうしても先に日本に攻撃させたかった。開戦前の日米交渉、ハルノートを突きつけるあたりは必ず日本が攻撃せざるをえなくなる予想しての予定の行動である。

ハワイも攻撃対象だろうということも予期していた。しかし大した防衛施策も取らなかった。敵を欺くにはまず自国軍隊をあざむけ、というわけだ。それに日本がだまされた。

当時のアメリカの軍事力、世界の軍事常識では水深の浅い真珠湾で魚雷攻撃は不可能と考えられていた。また冬の荒天下であれだけ大規模な空襲が整然と行えるとは信じられなかった。この辺は日本の科学技術、搭乗員の練度に日米で格段の差があったからである。

アメリカにしても日本にあれほど見事にやられるとは予想していなかった。せいぜい真珠湾のそとで子供の小便みたいな威嚇射撃しかする能力がないとたかをくくっていた。アメリカにすれば日本に一発撃たせればあとはマスコミ操作でアメリカ世論を開戦に持っていける。

ところがドッコイショである。

あの攻撃の規模はまったく予測していなかったようだ。開戦直後アメリカはハワイはすぐに占領されるだろうし、カリフォルニアに日本軍が上陸すると信じていた。

その場合、カリフォルニアで日本軍を持ちこたえられないとして、アメリカ軍の防衛最前線をロッキー山脈の東に定めたくらいである。

さて、第二回目の誤算が9.11である。テロ情報をアメリカは得ていた。そういう報道はすでに多数なされている。だが、真珠湾の時のように、どのようにと、どれだけ甚大な被害が出るかは予想していなかった。

ここからは推測だが、アメリカはアルカイダでもなんでもいいが、相手の実力、手の内、情報を取りたかったのではないか。それには攻撃させてみるとが一番だ。

強いボクサーが相手の手の内を知ろうとしてわざとガードを下げて相手を誘うことがある。あれだよ。

アメリカはアルカイダの勢力を今回もせいぜい小便をひっかけられるくらいだろうと過小評価していた。相手が動き出せばそこを一挙に押さえこもうと言う作戦だったのだろう。もぐらみたいに穴にもぐりこんでいては攻撃できないからね。

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