そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

民主党再生の3ヶ条

2010-03-25 | 政治と金

鳩山内閣の支持率が急落している。30%を切るところまで来ている。期待感が高かった割には、相当な勢いの低下である。発足当初の鳩山内閣の支持率は、70%を越えていた。民主党への国民の期待は残っている。支持率を上げられない自民党はもうゴメンのようである。そこで民主党再生への、3ヶ条を提案したい。

①小沢幹事長の更迭 評価は別れるところであるが、小沢一郎は希代の政治家であることには変わりない。然し、いかんせん前時代的政治家である。とつ弁であるが、裏工作と自らの威厳だけは、なんとでもして確保したいようである。小沢にも言い分があるだろうが、法的なおとがめもなく無罪になって、も幹事長辞任すべきは、何処の調査でも70%以上はある。今回の生方更迭と撤回は、いみじくも小沢の独裁体制を露わにしたとも言える。この小沢がいる限り、民主党の再生はあり得ない状況になっている。

②普天間の海外移転 選挙前からも選挙中も、民主党候補は普天間基地を海外に移転することを訴えて全員が勝利した。政権交代で、今更県内の移動などはあり得ないだろうと思われたが、どうも条件を付けながらも県内にするようである。 ここはしっかりと筋を通して、グアムなどへの海外移転を選択すれば、一気に支持率が向上するであろう。公約実行と赤字の鳩山のポスターは、全国津々浦々に貼ってある。県内移動は、大きな公約違反である。

③鳩山の辞任 政治と金の問題と言っても、鳩山の場合は従来の政治との関係がかなり違っていた。これは貧乏人が羨めばいいのである。鳩山の最も大きな問題は優柔不断にある。どちらの誰にも、いい返事をすることが混乱と、問題の先送りを生むのである。「友愛」や「命を守る」政治の具体的な形が見えてこない。概念的でありすぎるのである。統率力や指導力にだれもが疑問を抱くようになった。政治家には不向きの人物である。鳩山が辞任することで、民主党の支持率が上がる。いい人だとは誰もが思うが、指導者としては大いに疑問が残る。

どれもが自らの痛みを伴うものである。しかし、これらのことをやらない限り、民主党の再生はない。

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