テレビのアナログ放送がなくなる。へき地は大変である。ちょっとしたことで受信できないところが数多くある。
ところで、一月ほど前から左下に「あと何日」の数字が表示される。これは見難いけれど、仕方ないかもしれない。視聴者への警告である。
ところが、コマーシャルになるとこれが消えてしまう。見る人は、コマーシャルを見る気で、チャンネルを合してはいない。番組を見たいのである。その番組を邪魔するように大きな警告である。
コマーシャルになると、音が大きくなるなどは以前から指摘されていた。民法のコマーシャルに対するスタンスをここに見ることができる。
結局民法はスポンサーに食べさせてもらっているから、こうした配慮になってしまうのである。当然のことではあるが、民法の意思は制限された報道になる。
今回の福島原発事故でそれはあからさまに出た。放送局は、東電にお金で頬っぺたを叩かれているのである。こうした体制の中、彼らが反原発の人を放送局に呼べないのは当然である。
電力会社は、民法を思いのまま扱ってきた。膨大なコマーシャル料をチャラにはできない。こうした体制に迎合した、草野仁や幸田真音や弘兼憲史や星野仙一たちは何の反省もしていない。