そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

またもや小沢を巡っての選挙か

2011-08-26 | 政治と金

民主党党首選挙が始まった。政権交代してこれで3人目の代表である。しかも、今回も「反小沢」かどうかが、基軸になるというのである。

小沢一郎は党員資格がなかったのではないか。党員資格停止の男が、この国の第一党の代表を決め、この国の最高権力者を決めるのである。立候補予定者が次々と訪れている。

100125小沢の抱える党員票が欲しいのであろうが、数の論理は自民党と変わることがない。

海外メディアは全く関心を示さない、この国の最高権力者選出の選挙である。最も信頼された通貨『円』を持ちながら、世界経済からどんどん切り離されていく。妙な国である。

菅首相が退陣表明をした(?)ような演説の後、外交は止まったままである。どの国とも新たな交渉に踏み出していない。どの国の国家元首が訪れない。アメリカには、辞任しているであろう時期の会談を設定されてしまった。

民主党代表選挙は、ドングリの背比べであるが、いずれにしても短期間で終わる貧乏くじである。

数合わせに走る候補者たちから、争点が見えてこない。これこそ、小沢一郎の呪縛である。どうやらこの小沢のご指名を受けたのが、海江田のようである。

人前で涙するような男が政権与党の党首に相応しいだろうか。いずれにしても海江田は、小沢のご機嫌伺いに奔走することだろう。政権交代の意味など何処にも存在しなくなったと言える。

コメント (1)
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