そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

戦闘機になったミサゴ

2011-08-25 | 政治と金

日本野鳥の会に入って30年ほどになる。野鳥が好きで車には双眼鏡と、プロミナーを常備している。どんな野鳥であっても、彼らは懸命に生0001きていて、逞しく愛おしいものである。

そんな野鳥の名前を使った戦闘機の出現には、少々驚かされた。ミサゴ(鶚)である。ミサゴの英名は、オスプレイ(Ospray)であるが、このところこの英名の“オスプレイ”の方が独り歩きして有名になっている。

普天間基地に配備されると報道されている、艦載機のオスプレイである。この戦闘機は、垂直離着陸可能な、固定翼機である。固定翼といっても、コンパクトに機体に沿って収まるようにもなっている。

ミサゴは地上で最も広範囲に分布する野鳥である。猛禽類でワシタカの 仲間で、魚専門である。魚を捕らえるように足の爪も、戻しが二重についている。Photo

ミサゴの身体は全体に白っぽく見た目に鮮やかである。この鳥は、魚しか食べないばかりか、獲った魚が大きくて溺死するものが少なくない。爪が離れないのである。

ミサゴは不器用でとん馬な野鳥である。海中におぼれたミサゴを漁師が時たまPhoto_2見つけたりする。

ミサゴに似せて白い機体の戦闘機オスプレイは、ミサゴに輪をかけてとん馬である。無理な垂直離着陸出来る構造にしたため、プロペラはが大きく機体を揺らし安定していない。事故ばかり起こしている。住宅密集地の普天間配備などもってのほかである。

平和の野鳥の名を借りて、殺人兵器の戦闘機など作って欲しくはないものである。

コメント (2)
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