そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

安倍カラーに染まるNHK

2014-02-21 | 政治と金

昨日車で移動中で、NHKラジオで国会の予算委員会を聞いていた。いくつかの質問を、民主党議員が全く不十分で、中途半端な質問を繰り返していた。特に、公共放送としてのNHKについての質問には、忸怩たるものを感じていた。
特に、籾井会長への質問は、ここさえ乗り切れば何とかなると思っている、会長の逃げ方を追うこともできない。
初めての記者会見で、思っていることを喋りまくった。安倍晋三のお友達人事の典型で、場違いのNHK会長になった嬉しさに喋くりまくったことは、その後封印してしまった。発言を撤回したとのことであるが、自らの意見を変えたわけではない。
個人的見解を述べる場に相応しくなかった,ということらしい。取り巻きの入れ知恵であろう。今回は放送法を少し目を通したようで、発言端々に放送法という言葉が、自らの鎧として出ている。
NHKが、ケネディアメリカ駐日大使にインタビューを申し込んだが、体よく断られている。新任の会長や経営委員による、慰安婦問題などの発言を問題視しているのであろうと報道されている。
この報道を受けて、籾井は「そんなことはない」と発言していた。予算委員会で問い詰められると、報道の内容についてコメントすることは差し控えたいと、繰り返して黙秘してしまった。否定した根拠を迫られたのである。
委員の百田が、選挙応援で過激な右翼発言を繰り返していることについても、総務相は個人の行動や考えについては踏み込むものではないと擁護している。
この委員会のやり取りを、NHKは報道として取り上げなかった。右傾化するNHK の懸念が現実のものになりつつある。

今回の一連の、経営委員に始まり会長任命までの、安倍のお友達人事は、およそ品格のない粗野な人物を選りすぐってた感がある。おまけに全員が極右翼である。時間が経てば、彼らの暴走が始まるであろう。

コメント (2)
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