そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

どうもキナ臭いスパコン疑惑、安倍のお友達が随所で補助金をたんまりせしめる

2017-12-16 | 安倍晋三
スーパーコンピューターの開発を手掛けるベンチャー企業「PEZY Computing」(ぺジーコンピューティング、東京都千代田区)の幹部らが国立研究開発法人から助成金約4億3千万円をだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は今月5日に社長の斉藤元章と役員の鈴木大介の2人を詐欺容疑で逮捕した。
逮捕の容疑は、2人は共謀して2014年2月、経済産業省が所管する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、助成金をだまし取ろうと考え、助成事業に要した費用が約7億7300万円だったとする水ましした虚偽の書類を同機構側に提出し、同3月に約4億3100万円の助成金を振り込ませて詐取したものとしている。
社長の斎藤元章は、麻生太郎副首相兼財務大臣と懇意の中である。様々な催しに出席する麻生太郎に金魚の糞のように斎藤はくっつている。NEDOはベンチャー助成事業をする財団で国から3分の2の補助を受けている。今回直接の容疑の他に、上限5億円の補助に対して、合計で4億9900万円受け取るといった具合で、いかにも政権に近いことが見て取れる。同社は5つの事業で、35億2400万円の助成、即ち税金が投入されている。
斎藤と鈴木の逮捕でNHKが放送予定していた、スパコン開発のプロという事で予定されていたプロフェッショナルが中止になった。
世界のスーパーコンピューターの性能を比べる専門家のプロジェクト「TOP500」が、先月公表した最新の計算速度ランキングで、ペジー社などが開発した「暁光」が4位に入った。暁光は5月に海洋研究開発機構・横浜研究所に設置されており、計算速度は1秒間に約1京9000兆回(京は兆の1万倍)を記録している。まさしく世界のトップに躍り出たばかりの企業と言える。
更に彼らが政権に近いことを表すことがある。一般財団法人「日本シンギュラリティ」と言う、準強姦疑惑の山口敬之が代表を務める財団がある。AI開発などをする財団とのことであるが、、事務所を山口の実家に置くいわゆる幽霊財団である。理事にはぺジーコンピューティングの役員が名を連ねている。山口敬之の妹は安倍昭惠の親友である。腹心の友かどうかは知らないが、中学から高校まで一緒であったお互いを認め合う仲である。山口は安倍晋三のよいしょ本を出版し、岸信介の娘で安倍晋三の母である洋子さん寵愛のNHK解説員の岩田明子とも懇意である。山口は実態が検証されていない、ベトナム戦争時に韓国が慰安所を設けていたと記事を書き、安倍晋三たち右翼のサポートに余念がない。スパコン疑惑は検察がどこまで解明するか注視したい。
安倍晋三には人間を信じる力がない。そのため周辺には個人的に親い人ばかりを並べるしか能がない。結果このような増収賄のように金は動かないまでも、事業展開には特段の配慮の力が働くことになる。周辺は内閣人事局を握る安倍晋三の怯える結果、森友哉加計学園更には今回のようなことが起きるのである。

コメント (3)
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