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その間に、個人当たりのGDPは世界2位から47位に急落したり、実質賃金は安倍政権になって下降の一途をたどっている。何よりも介護福祉施設の倒産件数の多さには驚かされる。福祉予算などは自然増を無視して、増やしたと安倍晋三は虚言を口にする。
新自由主義とは富裕層をより豊かにすることである。そしてその富を再配分するのが新自由主義である。アベノミクスは新自由主義を装ってはいるが、中身は全く別物である。新自由主義とは小さな政権でなくてはならないが、安倍晋三は金をばら撒き巨大化している。国内では土建事業など特定の企業に金をばら撒き、農業支援だ地方創生だの女性支援だの名前を付けているに過ぎない。産業の育成にもなっていない。
農業支援とは農機具屋や建築業者に金をばら撒くばかりである。農業の生産性が上がったり経営が好転するわけではない。地方創生などはもっとひどい。ほとんど人の通ることにない道路を作っては壊し壊しては作ることである。税金が投資されて産業は育成などされない。企業経営が健全になることを計ることがないからである。
安倍晋三の進める教育政策とは、信じられな程の高価な校舎を建築することである。教師などの人的資源に投資したり、教育内容の充実ではない。ましてや無償にして平準化することが教育支援などとは到底思えない。
安倍晋三はさらにひどく、国外にも金をばら撒くばかりである。権力者とその周辺を潤すばかりの、税金に使い方である。アベノミクスの矛盾は数多くあるが、なんといっても新自由主義を装いながら、金をばら撒くことである。財政規律など考えない。すでに一人当たり850万円の借金を背負っていながら負債を積み上げる国家に未来などない。
勝間勝代などという、金満家のための評論家の言い分をマスコミは垂れ流す。アベノミクスは税金を富裕層につぎ込む経済政策である。企業ではなく国家の搾取形態といえる。
富裕層に支えられた安倍晋三が政権にいる限りこの国の、「国難」は続くことになる。来年が良い年人るとは到底思えないのである。