そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

トランプといい金正恩といい、世界から孤立し先のない為政者

2017-12-24 | トランプ

国連の場で孤立するアメリカと北朝鮮。変な構図である。イスラエルの首都という、極めて微妙な問題を先人たちの知恵を卓袱台返しをやる無神経なトランプに、世界は警告を出した。議決前には弱小国に恫喝を放つ、トランプに嫌悪感を感じた人たちも多かろう。これほど品性の欠けたアメリカ大統領をこれまで見たことがない。
北朝鮮は更なる経済制裁を受けることになった。北緒戦はこの数年経済成長が高く、経済制裁の効果が疑問視されてきた経緯がある。国内では特権階級のはずである軍隊ですら、極めて追い詰められた生活を送っている。一般国民はこの経済制裁で、更なる苦境に追い込まれることであろう。日ごとに肥満する金正恩を彼らはどう見ているのだろう。
アメリカ国民がすっかり「トランプ馴れ」になっていると表現する人たちがいる。多少のことには驚かないというのである。こうした国民意識が、更にトランプを暴走に走らせている。
そのトランプはやっと公約の一つの減税をやったが、もう一年になるのに人事のごたごたは絶えることがない。大統領府の官僚すら未だポストが埋まっていない。ほとんどの公約は実行できてない。選挙中のロシアとの関係すら日を追って疑惑が深まるばかりである。いったいこんな低レベルのアメリカ大統領がこれまでいただろうか。
北朝鮮の食糧事情は最悪である。更には核実験場周辺の環境問題も起きている。放射能汚染に加えて、実験による地殻の変動から山崩れなども起きている。政治犯高速の過酷な状況も明らかになりつつある。
食糧事情の悪化で軍人上がりが、木造船で真冬の日本海に繰り出すことになる。とったイカはするめにするしかない。冷凍などの保存ができず、するめにできるイカしか漁ができないのであろうが、迷惑なのは日本海沿岸の住民である。
多分三代目のお坊ちゃまは、こうしたことを理解できないか知ることもないのであろう。北朝鮮には政権を検証するシステムが存在しない。金正恩は存続するか崩壊するかしか道がない。そのためには実兄や側近ですら処刑するしかないのである。
命こそ奪われないものの、トランプ政権も変わることがない。トランプには自己検証能力がない。誰かを常に秋人に仕立て上げなければ、自らの正当性を位置付けられない。そのため、目先の極めて短期的・短絡的政策しか執るとることができない。金正恩とトランプは同類の政治家である。
コメント (3)
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