そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

はかばかしくない戦況に苛立つプーチン戦争の愚行

2022-10-13 | プーチン
クリミア大橋が爆破されたが、これはロシア側の疑似攻撃という説がある。24時間以内にクリミア全土を攻撃したが、戦況が思わしくないロシアが本土攻撃の口実を自演したというのである。プーチンがよくやる手である。
しかし、ロシアのウクライナ侵略のクリミア半島の象徴であり、そればかりか軍事的にも経済的にも、極めて重要なインフラである。ロシアがプーチンにとって極めて象徴的なインフラを破壊するわけがない。口実に使うなら、もっと軽微なものを攻撃されたと選択するであろう。
それにこの日は、プーチンの70才の誕生日である。喜寿と呼ぶかどうかは解らないが、プーチンにとって節目となる日である。自演の爆破に相応しくはない日である。
ロシアが、ドローンまで駆使してウクライナ全土を素早くミサイル攻撃をできたということは、すっかり準備されていたということである。近々攻撃をするつもりであったといえる。
CNNは、英国の情報機関、政府通信本部(GCHQ)のフレミング長官は、ロシア政府は兵器が不足しつつあると指摘した、と報道している。しかも、ロシアが放ったミサイルの6割以上は迎撃されているというのである。
ロシア兵の死亡者は、ロシアは5千人というがゼレンスキーは7万人というが、西側の報道機関は3万人程度と、よくある数字遊びの典型といえる。少なくともロシアの発表の数倍の戦死者と投降者が出ていることは確かである。未訓練の兵士が多いこともあり、戦意が高揚しないことも大きい。
この戦争の出口はない。エルドアンの言うように、勝者のいない戦争となっている。出口戦略を見失っているのプーチンである。
この戦争は世界史に残る愚行と後世評価されることになるであろう。
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