秋の夜長はユーチューブ。
画質はよくないけれど、過去の映画、ドラマを見ている。
数日前に向田邦子原作の『いとこ同士』を観た。田中裕子、小林薫がメインキャスター。
いまどきとは違う昭和初期の時間の流れ方が懐かしいというか、新鮮。
感情の吐露の仕方の微妙さを丁寧に追っている。昨今だと、理路整然と主張するだろうな~。
昨日は、1955年制作の『女中っ子』を観た。
白黒映画。それも画質が経年劣化で白化気味だったけれど、子ども時代に母が口にしていたことがあるタイトルだったので、どんなストーリーなのか、一見してみたい気持ちがあった。主人公の左幸子さんは、私の生まれ育った町出身の女優さんなんです。
都会と東北の文化差が歴然とある時代。テレビから都会の画像が目に入ることもない時代だから、標準語とも距離があり、都会は別世界。
女中に雇われるのは、奉公に行くに類するようなもの。精一杯の人となりで働くのだけれど、そこは隔靴掻痒。失意で帰京することになる。
ユーチューブでこんな旧作ばかりを検索して視聴しているので、次々と好みのものがリストアップされてくる仕組み。
で、NHKのアーカイブでも探し求めていた、私の印象に残るドラマリストの上位を占める『おはなはん』も出てきました!
えっ! 懐かしの『おはなはん』も連続で視聴可能!
でも、テレビ小説で放映されたドラマですから延々と続くのです。とりあえず第1話の15分ほどを観ました。
樫山文江が木に登って、婿さん候補を待っているシーン、覚えているから不思議。
わたし高校生でした。朝の時間帯に見ているはずはないのだけれど、再放送とかで観たのでしょうか?
いつでも観れるとわかったら、なんだかドラマを延々と見る時間が惜しい気がしてきました。
人の気持ちって、ワガママですね。
女性が意思を持って生きることのすがすがしさを味わったドラマでした。
あの時代、ボーボワールとサルトルのカップルも訪日した時代でもありました。
ヘレンケラーの訪日(?)したのかしら。話題があったような。
同時代にこれらを味わった人たちは、みんなこぞって年金世代に入っているのでしょう。
命があれば年月は誰にでも公平に訪れるから。
画質はよくないけれど、過去の映画、ドラマを見ている。
数日前に向田邦子原作の『いとこ同士』を観た。田中裕子、小林薫がメインキャスター。
いまどきとは違う昭和初期の時間の流れ方が懐かしいというか、新鮮。
感情の吐露の仕方の微妙さを丁寧に追っている。昨今だと、理路整然と主張するだろうな~。
昨日は、1955年制作の『女中っ子』を観た。
白黒映画。それも画質が経年劣化で白化気味だったけれど、子ども時代に母が口にしていたことがあるタイトルだったので、どんなストーリーなのか、一見してみたい気持ちがあった。主人公の左幸子さんは、私の生まれ育った町出身の女優さんなんです。
都会と東北の文化差が歴然とある時代。テレビから都会の画像が目に入ることもない時代だから、標準語とも距離があり、都会は別世界。
女中に雇われるのは、奉公に行くに類するようなもの。精一杯の人となりで働くのだけれど、そこは隔靴掻痒。失意で帰京することになる。
ユーチューブでこんな旧作ばかりを検索して視聴しているので、次々と好みのものがリストアップされてくる仕組み。
で、NHKのアーカイブでも探し求めていた、私の印象に残るドラマリストの上位を占める『おはなはん』も出てきました!
えっ! 懐かしの『おはなはん』も連続で視聴可能!
でも、テレビ小説で放映されたドラマですから延々と続くのです。とりあえず第1話の15分ほどを観ました。
樫山文江が木に登って、婿さん候補を待っているシーン、覚えているから不思議。
わたし高校生でした。朝の時間帯に見ているはずはないのだけれど、再放送とかで観たのでしょうか?
いつでも観れるとわかったら、なんだかドラマを延々と見る時間が惜しい気がしてきました。
人の気持ちって、ワガママですね。
女性が意思を持って生きることのすがすがしさを味わったドラマでした。
あの時代、ボーボワールとサルトルのカップルも訪日した時代でもありました。
ヘレンケラーの訪日(?)したのかしら。話題があったような。
同時代にこれらを味わった人たちは、みんなこぞって年金世代に入っているのでしょう。
命があれば年月は誰にでも公平に訪れるから。