日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

あと1週間で102歳。

2018-12-17 07:24:00 | 母のことなど
送ったお歳暮のハムを食べている画像が届いた。
次の日曜日に102歳の誕生日を迎えます、と。

親へのお歳暮は、家族みんなでどうぞ、という思いもあって、高齢者向けというより、家族だんらんにと思ってお肉やらハムを送ってきた。ちゃんと本人が食べているよという画像まで届くのは、ご愛嬌だし、ありがたい。

日曜日に、「自宅介護での認知症の人への接し方」というテーマの講演会に出席した。
某委員会のメンバーとして。…この手の講演へある程度は顔出ししないと、という不届きな思いもあって、です。

講師は、長年認知症患者を診てこられた開業医の方、お二人。
そして、認知症で悩んだ場合の窓口にあたる地域包括支援センターの担当者の話。

認知症という言葉に置き換えられるようになって、使いやすいのか、よく耳にする。
ふ~ん、あのケースが認知症なのかしら、と自分の担当高齢者の事案を思いめぐらしたりしながら聴く。

現役時代にどんな仕事をしてこられたかに関係なく、誰にでも認知症の症状は出てくる、と。

ふ~ん、と母のことも思う。
100歳を超えてから、自分の100歳を超えた年齢を言いたがらなくなった、と弟夫婦は苦笑いしていたけれど、
認知症だからではなく、受け入れたくないから、知らんぷり、勘違いしたふりをしているのだと、可笑しい。

一番大事なことはわかっている。

息子夫婦と一緒に暮らせている自分はありがたい。
寝たきりになると、息子宅にいられなくなる。

だから、車いすから、便座に移動するのも大変なのだけれど、たっぷりの時間をかけて、頑張っている。

「よいしょ。よいしょ」と口にしながら。

「『よいしょ』って掛け声かけても、腰は上がらないよ、自分で踏んばらないと~~」というやり取りが、今日も繰り返されているのだろう。
ありがたい。

どのチョイスがいいのか、それぞれだろうけれど、母と弟夫婦はこんなチョイスをしてくれている。





コメント (2)
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