昨日?一昨日だったかな。
夜の9時のNHKニュースで、辺野古埋立が始まったというニュース報道に先駆けて、
アナウンサーがこういいました。
国土の0.8%の沖縄県に米軍基地の70%があるという現実を、私たちは知らないといけない、と。
そうか~と思わないわけではない。
でも、どの県も負担割合を同じにする方向へ持っていくべき問題なの?
と、その報道者に問い返したい気分になった。
沖縄に沢山の基地があるのは事実です。
でも、それは、沖縄だからではなく、国境だから、なのだと思う。
国境警備が国境に配備されるのは古来から普遍的なこと。
たまたま日本は陸続きの国境がない島国だから、その概念になじみがなかった。
隣国と隣国との間に平和協定が結ばれていた、国境警備へのコストも減らすことができる。
けれども、そうはいかない場合は、優先的にコストをかけてきたのは歴史をたどれば、普遍的なこと。
私たちの国の警備に必要な国境エリアはどこか、そしてどれだけの警備が求められる(コストをかける必要がある)か、です。
私たちの国は専門家によって、国防の警備は検討され展開されていると思っています。
理想としては、それらのコストが少ないほうがいいのはわかっています。けれども不本意な形で自分たちの生活が蝕まれるのは困るから、そのためのコストは、仕方がないと思っています。
戦争をするためではありません。戦争にならないため、です。
沖縄が日本に返還されてからも、引き続き米軍は滞在しつづけ、その滞在コストを負担しているのは日本です。
で、結果として膨大なお金が基地のある沖縄の地で支出されるという現実、基地負担をしている沖縄ということへの政府からの援助もあって、沖縄経済を支え続けてきているのではないでしょうか。日本の他の地方の県に比べると、経済力がある地域ということで、沖縄の人口は現在も増加しています。
基地があるから危険、というのも事実でしょう。
だから、住宅密集地にある基地となった普天間から、住民の少ないエリアに移動する、これはすべき選択だと思います。
沖縄県に置くのはイヤダというのなら、別の国境警備に適切なエリアへの変更になります。
普天間から基地が移動すると、普天間基地からの賃料が入らなくなるから困るという立場の人は皆無なのでしょうか。
私たちは、国がどれほどの賃料を支払っているのか知りません。
いつだったか、週刊誌で沖縄出身の方の話の中で読んだことがあります。
基地内の土地はめったに売りに出ないから、売地があって資金があればそれは宝物を買うようなものだから、絶対購入しておくべきと親が言っている、と。
これも現実なんだ、と思いました。
NHKのアナウンサーは、なにをどこまで知って視聴者に問いかけているのだろうか、と。
勿論、危険なエリアに居続けることは強いてはなりません。
でも、サンゴが大事だから反対、は頷けません。
サンゴよりも、平和が大事です。
別のニュースも書いておきます。
これも先日、山陰地方の沿岸部(島だったかな)の話でした。
ウニが不漁だということです。
ウニのかたちをしていても、中身は空洞でウニの実が詰まっていなくて商品にはならない、とのこと。
なぜそうなるか。
海水温が高いことが影響して、ウニの餌となる海藻の生育が悪く、おまけに少しの海藻を食べ尽くし、これまでの海とすっかり変わってしまったと。変わってどうなったかというと、サンゴが繁殖した海底の映像が流れました。
あらっ、沖縄の基地反対運動家たちが、辺野古では大事なサンゴが、、、と言っていたのに、ここでは、迷惑なサンゴの繁殖、なのです。
一昨年の沖縄の八重山の海では、台風が少なかったので海水がかきまわされる機会がなくてサンゴが白化現象で死んでしまった。けれどまた復活するので、観光に来てください、と説明していました。地元の人たちはサンゴは再生することをよくご存知です。
沖縄全域が観光地である必要はないと思いますから、サンゴ、サンゴと連呼する必要はないと思う立場です。
なんだか呂律の回らない文章になってしまいました。
でも、都合の良いところだけかいつまんで、無防備でもよし、という平和主義に、ちょっと辟易しているので、綴ってみました。
私より、数倍賢い専門家もいらっしゃるだろうに、きちんと説いてくださればいいのに、と思いながら、
その「説く立場にあたる人」って、誰なのだろう、と思ったりもします。
夜の9時のNHKニュースで、辺野古埋立が始まったというニュース報道に先駆けて、
アナウンサーがこういいました。
国土の0.8%の沖縄県に米軍基地の70%があるという現実を、私たちは知らないといけない、と。
そうか~と思わないわけではない。
でも、どの県も負担割合を同じにする方向へ持っていくべき問題なの?
と、その報道者に問い返したい気分になった。
沖縄に沢山の基地があるのは事実です。
でも、それは、沖縄だからではなく、国境だから、なのだと思う。
国境警備が国境に配備されるのは古来から普遍的なこと。
たまたま日本は陸続きの国境がない島国だから、その概念になじみがなかった。
隣国と隣国との間に平和協定が結ばれていた、国境警備へのコストも減らすことができる。
けれども、そうはいかない場合は、優先的にコストをかけてきたのは歴史をたどれば、普遍的なこと。
私たちの国の警備に必要な国境エリアはどこか、そしてどれだけの警備が求められる(コストをかける必要がある)か、です。
私たちの国は専門家によって、国防の警備は検討され展開されていると思っています。
理想としては、それらのコストが少ないほうがいいのはわかっています。けれども不本意な形で自分たちの生活が蝕まれるのは困るから、そのためのコストは、仕方がないと思っています。
戦争をするためではありません。戦争にならないため、です。
沖縄が日本に返還されてからも、引き続き米軍は滞在しつづけ、その滞在コストを負担しているのは日本です。
で、結果として膨大なお金が基地のある沖縄の地で支出されるという現実、基地負担をしている沖縄ということへの政府からの援助もあって、沖縄経済を支え続けてきているのではないでしょうか。日本の他の地方の県に比べると、経済力がある地域ということで、沖縄の人口は現在も増加しています。
基地があるから危険、というのも事実でしょう。
だから、住宅密集地にある基地となった普天間から、住民の少ないエリアに移動する、これはすべき選択だと思います。
沖縄県に置くのはイヤダというのなら、別の国境警備に適切なエリアへの変更になります。
普天間から基地が移動すると、普天間基地からの賃料が入らなくなるから困るという立場の人は皆無なのでしょうか。
私たちは、国がどれほどの賃料を支払っているのか知りません。
いつだったか、週刊誌で沖縄出身の方の話の中で読んだことがあります。
基地内の土地はめったに売りに出ないから、売地があって資金があればそれは宝物を買うようなものだから、絶対購入しておくべきと親が言っている、と。
これも現実なんだ、と思いました。
NHKのアナウンサーは、なにをどこまで知って視聴者に問いかけているのだろうか、と。
勿論、危険なエリアに居続けることは強いてはなりません。
でも、サンゴが大事だから反対、は頷けません。
サンゴよりも、平和が大事です。
別のニュースも書いておきます。
これも先日、山陰地方の沿岸部(島だったかな)の話でした。
ウニが不漁だということです。
ウニのかたちをしていても、中身は空洞でウニの実が詰まっていなくて商品にはならない、とのこと。
なぜそうなるか。
海水温が高いことが影響して、ウニの餌となる海藻の生育が悪く、おまけに少しの海藻を食べ尽くし、これまでの海とすっかり変わってしまったと。変わってどうなったかというと、サンゴが繁殖した海底の映像が流れました。
あらっ、沖縄の基地反対運動家たちが、辺野古では大事なサンゴが、、、と言っていたのに、ここでは、迷惑なサンゴの繁殖、なのです。
一昨年の沖縄の八重山の海では、台風が少なかったので海水がかきまわされる機会がなくてサンゴが白化現象で死んでしまった。けれどまた復活するので、観光に来てください、と説明していました。地元の人たちはサンゴは再生することをよくご存知です。
沖縄全域が観光地である必要はないと思いますから、サンゴ、サンゴと連呼する必要はないと思う立場です。
なんだか呂律の回らない文章になってしまいました。
でも、都合の良いところだけかいつまんで、無防備でもよし、という平和主義に、ちょっと辟易しているので、綴ってみました。
私より、数倍賢い専門家もいらっしゃるだろうに、きちんと説いてくださればいいのに、と思いながら、
その「説く立場にあたる人」って、誰なのだろう、と思ったりもします。