先日、NHKBSで世界のドキュメンタリー番組を見た。
2016年制作のドキュメンタリーだから、あの第2次大戦でヨーロッパがドイツに席巻されていた時代の話題なのだけれど、最近明らかになったことらしく、色あせた報道ではない。
まず番組当初に度肝を抜いたのは、生まれてまもないベビーの数。どれも衣類は着ていない。大量生産されたなにか、と思わせる映像でした。
まぎれもない人間の赤ちゃんなのです。ドイツ隣国が次々とナチスに征服されたヨーロッパ。フランスもしかり。そのフランスの複数の館で、アングロサクソンの人口を増やす作戦が実施されていたというのです。
アングロサクソンの女性が館に集められ、ナチの親衛隊の子供を生むことは、世界の善、という思考。
男性の軍人たちは当然に祖国に家庭を持っています。だから、生まれた子供は最初から量産するための子どもであり、父母の元で育てられることは想定されていません。女性の側はどんな環境下の女性だったのかは詳細はわかりません。資料のほとんどは焼却されたらしいのですが、最近になってそんな施設で生まれたという子供(すでに70歳は過ぎています)が、自分の出生の経緯を探し当てたというレアなエピソードが紹介されていました。
私たちは、遠くからヨーロッパを見ている立場ですが、第1次と第2次の大戦で国土が焦土と化した歴史は、不戦については堅いものがあるでしょうね。
と言いながら、途上国に武器輸出したりしているから、問題は簡単ではないでしょうけれど。
ひとまず、知ることは大事です。
きっと、かの国のリーダーの皆さんは、当事者国としてご存じの上で、自国民の生活の向上へのかじ取りをなさっているのでしょう。
まずは足元、自分の周りのことから考えなくてはならないのだけれど、かつて「これが人がした事実」だとすると負の歴史も知ることは大事なこと、と思います。
2016年制作のドキュメンタリーだから、あの第2次大戦でヨーロッパがドイツに席巻されていた時代の話題なのだけれど、最近明らかになったことらしく、色あせた報道ではない。
まず番組当初に度肝を抜いたのは、生まれてまもないベビーの数。どれも衣類は着ていない。大量生産されたなにか、と思わせる映像でした。
まぎれもない人間の赤ちゃんなのです。ドイツ隣国が次々とナチスに征服されたヨーロッパ。フランスもしかり。そのフランスの複数の館で、アングロサクソンの人口を増やす作戦が実施されていたというのです。
アングロサクソンの女性が館に集められ、ナチの親衛隊の子供を生むことは、世界の善、という思考。
男性の軍人たちは当然に祖国に家庭を持っています。だから、生まれた子供は最初から量産するための子どもであり、父母の元で育てられることは想定されていません。女性の側はどんな環境下の女性だったのかは詳細はわかりません。資料のほとんどは焼却されたらしいのですが、最近になってそんな施設で生まれたという子供(すでに70歳は過ぎています)が、自分の出生の経緯を探し当てたというレアなエピソードが紹介されていました。
私たちは、遠くからヨーロッパを見ている立場ですが、第1次と第2次の大戦で国土が焦土と化した歴史は、不戦については堅いものがあるでしょうね。
と言いながら、途上国に武器輸出したりしているから、問題は簡単ではないでしょうけれど。
ひとまず、知ることは大事です。
きっと、かの国のリーダーの皆さんは、当事者国としてご存じの上で、自国民の生活の向上へのかじ取りをなさっているのでしょう。
まずは足元、自分の周りのことから考えなくてはならないのだけれど、かつて「これが人がした事実」だとすると負の歴史も知ることは大事なこと、と思います。