日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今年のサフラン

2018-12-15 08:36:51 | 家政・料理
10年ほど前に植えたサフランが旧庭で生き延びていて、7年前から始めた庭の2か所に移植。
そして、日当たりが悪い旧庭に残っていた株も、秋口にバラ庭のほうへ移植していました。

移植してから数年は葉っぱは出てもお花が付かなかったりしたのですが、今年は一斉に開花して、積極的に真っ赤な(1つに3本の)オシベを採取しました。
それを乾燥したものは、コレ。先日1回のパエリア使った残りです。乾くとすっかり嵩が減ります。


参考までに、お店で買ったスペイン産のサフランも並べてみました。香辛料の瓶のなかに、包装されて入っています。





相変わらずの庭のバラ。

ジュリア


ファーストプライズ


イザベラルネッサンス


レッドレオドナルドダビンチ




コンパッション


アイスバーグ



まだまだつぼみがいっぱいついています。
寒気の中で、開花まで行かないかもしれません。
ひとつの株に花をつけても、ぬくぬくしたバラシーズンに開花時を迎える花。こんな冷気の中でつぼみになっているもの。どれも自然界のルールの中でのめぐりあわせ、であり個々のバラたちのせいではない、そんな風に思う。
だから、人目に付かないところで開花していたり、寒風に耐えていたりする姿を見ると、室内に連れて行くね、と心の中で声をかける。
自分で育てているから、どの花も可愛くて仕方がない。当人が一番いとしく思うものだと、ガッテンしている。
で、バラにどうしてやるのがいいか、自問。

答。庭のバラたちの一番のファンである私が鑑賞するのがベスト。

うっふふ。
そういうわけで、しつこく被写体になるバラたちです。

またか、と思われる方はスルーしてくださいね。


別の話

その1
白みそを買いに行ったら、もっとマイナー商品であろうと思われる「西京味噌」まで揃っていた。
なんと重宝な。そんな時代になったということ、そしてこのエリアのせいかもしれない。

私が中学1年のころ。まだ昭和30年代。家庭科の教科書を参考にお菓子を作ろうとしたけれど、ベーキングパウダーというものが分からなかった。近場のお店には売ってなかったのです。ベーキングパウダーって、ふくらし粉のこと。ふくらし粉で代用できるのだと教えられた記憶がある。
まだ同じころ。友人と3人で、家庭科の教科書にあるようなサンドイッチを作ろうと思った。教科書には「パンは前日に焼いたものを使いましょう」と注意書きがあったので、それを読んだ私は、トースターがある友人宅に前日に集まって、パンをローストしました。
私は「焼く」という意味を取り違えていたのです。二人の友人も、私の勘違いを指摘することはありませんでした(サンドイッチというものを作ったことも食べたこともなかった)。今思うと、なんという馬鹿げたと思いますが、リンゴシャムをつくり、ゆで卵を刻んでマヨネーズで和えたのと2種類を作って、教科書の見本のようにカットしました。パンには焼き色がついていましたけどね。苦笑

 ↑ の話は、以前にもブログ記事にしたと思います。
で、思うのは、70歳近くになっても、『自分で作ること』『新しく知ること』にワクワクするタイプって、変わらないものだな、と思います。


その2
昨日は、児童館のお楽しみ会の助っ人でした。
『宝物さがし』というゲームのお手伝いです。

学年別に問題を与えられて、子どもたちは小走りに動き回っていました。
私のところへは、なぞなぞが書かれた紙をもった1年生がやってきます。
2種類の問題があって、その一つが
『たたたたたちたたたずたたた」とあり、
たぬきでよんでみましょう。

とあります。

1年生ですから、初めてのお楽しみ会体験です。

なんのことやら、という顔をした子も半分。
紙を一緒に覗き込んで、
ほら、よんでごらん、というと

た た た た た ち た・・・と拾い読み。
1年生なのですから。

で、たぬき、たをぬいたら、たを読まないと、、、と水を向けると

「あっ」と顔が輝きます。

わかるってことで、うれしさが表情を変えるんです。

で、そうだね、地図をくださいって、このおばさんに言うのよ、と誘導します。

そんな表情に接することができて、楽しい助っ人タイムでした。


二人で担当したのですが、彼女は私と波長が違い、さっさかと地図を手渡して、子どもを手助け(早く済ませる)するタイプのようでした。


あの、問題が分かって、ニコッとする瞬間が、おばさん助っ人の宝物、ご褒美なのに。















コメント (2)
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