日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

昨日はクリスマス会のお手伝い。

2018-12-10 08:15:05 | 私の雑感あれこれ
社会福祉協議会主催の障碍者とその兄弟児と家族の皆さんが参加者です。
私たちスタッフを入れる120名を超える大所帯でした。

部屋の飾りつけやテーブルセッティングから始まって、片付け後の反省会までが一連の流れ。
毎年のことで、皆さん手際よく進んで、盛会でした。

障碍者本人の参加は40名ほど。兄弟児の数のほうが多い。それはそうです。3人兄弟だと2名が兄弟児ですものね。
福祉課の方によると、皆さん常連さんですよ、とのこと。
特別支援学校でやっている踊りとか、一生懸命練習したダンスを披露する。
皆さんご一緒にとアナウンスがあって、スタッフも立ち上がって参加するのだけれど、どれが正しい踊りなのか、「誰か見本をやってくれないと、判らないよ~」とつぶやき声が出るほど、バラバラ。でも、ときどきキメのポーズは揃ったりする。
だれも、自分が下手だとは思っていないし、素直に前に出て手足を自分なりに動かして一生懸命。
和やかでほほえましい限りです。

食事とケーキと飲み物を食べて、散会。

ここに参加できる人は、まだ元気な障碍者なんだろうな、とも思う。
自分で歩ける(車椅子のひともいるけれど)、外出ができるから。
寝たきりで医療行為が常時必要な人は参加できない。

できるサポートをどれだけしても、障碍とともに生きていくしかない、そこは現実。
5080問題は障碍者でもあるようで、ご自身が80代らなって、50代になった障碍者の世話が困難になってきても、なかなか大事な子供の世話を人に任せられなくて、、、というケースも出てきているという。
50年間も障碍者とともに暮らしてこられると、それが生き方の心棒になっているのでしょう。

こんな世話役を担当しないと触れる機会がなかっただろうから、良いことなのだけれど、皆さん(本人も家族も)の抱えている荷の軽くなることをと思うだけです。
コメント
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