2017年夏のプサンの夕方、海雲台でバスから降りてビーチを
歩いている頃まで、「ヲタク」はビニール傘をさしていた。
小雨がぱらついていたからだ。
△小雨がぱらつく海雲台ビーチ
しかし、Nikonの神様が味方してくれたのか、カメラを肩にかけ
傘をさして歩く「ヲタク」がマリンシティーの向かいの岸壁
(撮影場所)に着くと、うそのように雨はやんでくれた。
夜遊びなどに興味のない「ヲタク」が、草梁の夜景に魅せられた
ことをきっかけに唯一持った夜の趣味が、この夜景撮影だ。
それくらいのツキはあったっていい。
とは言え、雨がやんでも、もう一つ大きな難題が「ヲタク」の前には
立ちはだかっていた。
撮影場所の岸壁に、けっこう大きな船が停泊していたのだ。
以下は、船が画面に入らないぎりぎりのアングルで撮った写真で
ある。
まずは、日没後すぐの光景。
夜のとばりが降り始め、窓の明かりがポツ、ポツと増えていく、
この時間帯もけっこう好きだ。
晴れた夜空が背景なら、もっときれいな夜景が撮れるのだが、今回は
これでよしとしよう。
まだまだ練習の一環だ。
(終わり)
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2017年夏のプサン訪問では、プサンでの時間の過ごし方について、
出発前におおまかな計画を立てていた。
今回、唯一、その計画になかったのが南富民洞での夜景撮影だった。
その日の昼過ぎ、バスに乗って甘川港からプサン駅横のホテルに戻る
途中、バスの車窓から偶然、目に飛び込んできたプサン港の光景に
心を奪われた。
正面には釜山タワーやチャガルチ市場が見える。右手には釜山港大橋。
そして、遠景には国際金融センタービルや海雲台マリンシティーまで
見える。
その光景の中には「ヲタク」がイメージするプサンが凝縮していた。
「ヲタク」は迷わずバスを途中下車し、バスが通った道を徒歩で
引き返し、撮影スポットを捜し歩いたのだった。
△夜景撮影場所からマンション団地を望む
その後、一旦、ホテルに戻り休憩を取った後、夕方、再度、南富民
2洞を訪れ、最終的な夜景撮影場所を高台にあるマンション団地の
駐車場に定めた。
ここでは、その夜、撮影した写真の中から2枚だけ記録しておく。
まずは日没後すぐの夕暮れのプサン港。
次が夜のとばりが完全に降りた後のプサン港。
縮小画像なのでシャープさが伝わらないのは残念だが、それでも、
なかなか綺麗に写っている。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2017年夏のプサン訪問では、海雲台の高級エリア、センタムシティの
一等地にあるトランプワールドを、バスの車窓越しに撮影してきた。
△コネスト韓国地図より
今やアメリカ大統領に登りつめたトランプ氏は、かつて、韓国の大宇
建設に「トランプワールド」の名前を貸し、管理ノウハウを提供
するだけで、一儲けした。(関連報道)
現在、大宇建設の「トランプワールド」は、ソウルやプサン、大邱
などに数棟を数えるという。
△トランプワールド・センタム
「濡れ手に粟」とは、まさにこのことか。
トランプ大統領には、ぜひ、北朝鮮への関与政策へと舵を切り、
北朝鮮と国交を開いてほしいものである。
そして、北朝鮮にも「トランプワールド」をつくり(つくってもらい)、
トランプ氏自身が、北朝鮮を舞台に大儲けすればいいのだ。
北朝鮮が改革・開放路線を取り、朝鮮半島の緊張が緩和されて困る
のは、武器の売り上げが落ちる軍需産業くらいか。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△金海市多国籍タウンの中心部
2017年夏の金海訪問では、いくつかのビルの前で、思わず立ち
止まった。
例えば、韓・中・越の食堂が同居するビル(上記写真)。これなど、
金海の多国籍タウンを象徴する光景ではないだろうか。
また、セブンイレブンの2階には易学・風水の占い所。隣2階には
ベトナム料理店。(上記写真)三者三様の異質さが当たり前のように
共存している光景から、しばらく目が離せなかった。
韓・印・泰が同居するビルの様子(上記写真)も、なかなか
印象的だった。
そして最後に、4か国語に対応しているカラオケ店(上記写真)。
正直、「ヲタク」はどの国の国旗も知らなかった。
(終わり)
2017年夏、「ヲタク」は金海市の多国籍タウンを訪問した。
そこには、モロッコ関連の店名を持つ店も何店かあった。
△金海のモロッコ食堂
1軒のモロッコ食堂の前で、この店は本当にモロッコ人がやって
いるのだろうかと半信半疑で眺めていると、店の中から本当に
黒装束のアラブ系の女性が出てきて驚いた。
△金海のイスラム寺院(右)
そう言えば、タウン界隈には、少なくともイスラム寺院が2か所も
あった。
△金海のイスラム寺院
おそらく、タウン界隈に集うイスラム教徒の中で最も多いのは
インドネシア人ではないかと推測されるが、少なからずアラブ系の
外国人もいるようだ。
また、タウン界隈では、ハラル(イスラム教の戒律を満たした)
マークもけっこう目についた。
金海市の多国籍タウンは、単に表面だけを万国旗で飾った
ような街では決してないことを、実感させられる。
(終わり)
2017年夏のプサン訪問では、金海市の多国籍タウンにも足をのばした。
多国籍タウンには朝鮮族を中心とする中国系の食堂や商店もかなり多く、
「ヲタク」が目にしただけでも、ざっと10店舗はくだらなかった。
「ヲタク」の印象では、ベトナム系の店舗に次ぐ多さだった。
結局、多国籍タウンで中国東北料理を賞味することはなかったが、
いくつかの店舗は写真に収めた。
ちょっと面白かったのは、航空券を販売していた両替店だ。その店では
代金を店の前面に張り出していた。
張り紙によると釜山-瀋陽が片道約26000円、往復約4万円。
釜山-延吉(延辺朝鮮族自治州の州都)が片道約1万7000円、
往復約3万4000円。
これなら、福岡-プサン間の航空券の相場と大差ない額である。
(終わり)