福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国語と三叉槍

2020年12月10日 |  〇語彙と表現
「ヲタク」が考えるに、日本語で言う「三叉槍(さんさそう)
など、日本人でも知っておく必要のない単語だ。

三ツ又の槍(下記画像で赤丸で囲んでいる)のことだ。

しかし、同じ形態の槍を韓国語で言う「삼지창(三支槍)」に
ついては、日本とは少し事情が異なるようだ。


△「新型コロナウィルスもお休み?」国民日報(12月2日)より

韓国で先日、実施された大学入学共通試験関連の時事
漫画に触発され、タウムニュースで「삼지창」の使用例を
検索して見てつくづく思うことである。


△タウムニュースで삼지창」検索

「ヲタク」が見る限り、韓国語における「삼지창」は、
決して特殊な用語ではない。

一般的な韓国語学習には全く必要のない単語である
ことは断言できるが、知っておいても損はしない
程度の単語とは言えそうだ。


(終わり)

韓国映画とラブホの闇

2020年12月10日 |  〇映画・映画音楽
모텔  「モーテル」 〇〇---
(1277)



2015年に公開された犯罪ミステリー。

漢江の上流に位置する京畿道ヤンピョン(楊平)郡
訪れた売れない旅行作家の女が主人公。

その女が1週間の予定で逗留したモーテルを舞台に、
宿の主人の秘められた過去と犯罪を暴く。


△物語の舞台になったモーテル<映画より>

主人の男は長らく勃起障害を患っている。過去、妻と
宿泊客の浮気を疑い、妻を殺害し裏山に埋めた後、
完全に精神のバランスを崩してしまった。

今では幻覚で見る妻と2人で仲良く暮らしている。


△パソコンのモニターで部屋を盗み見する男<映画より>

そして、日夜、宿泊客らの秘め事を隠しカメラで
盗み見したり、睡眠薬で眠らせた女性客らに性的な
イタズラを加えるなど隠微な犯罪を続けていた。


△通常の宿泊客と性行為目的の宿泊客が混在するモーテル<映画より>

一方、男の犯罪の証拠を握った旅行作家は、男に
監禁されてしまい、命の危機にさらされる。

しかし、最後に、男の幻覚に現われた妻に救われ、
難を逃れてハッピーエンド。

なかなか見ごたえのある映画であった。

(終わり)