福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

2度目のサムスン製品

2021年05月23日 | 【情報通信関連】
先日、携帯電話の機種を変更した。

いいのか悪いのか、今回も、家族5人そろって北九州の
某UQスポットを訪れ、5人いっしょに変更した。

「ヲタク」家族にとって、携帯電話の機種変更は、一種の
家族イベントである。

アンドロイドかiPhoneかで最後まで迷っていた「ヲタク」
だったが、結局、選んだのはギャラクシーのA41。


△Galaxy A41(画面は6.1インチ)

サムスン社製のアンドロイド機種(エントリーモデル)だ。

ちなみに、今回は妻も同じ機種。子どもたちは例によって
3人ともiPhoneで、上の2人がse2、末っ子が11。

3機種とも5Gには対応しておらず、いわゆる最新機種では
ないが、その分、料金は低いので、特に最新機種にこだわりの
ない「ヲタク」家族にはぴったり。

ちなみに、「ヲタク」が新しく手にしたギャラクシーA41。

韓国企業の製品だけあって、ハングルの使用設定は非常に
簡単。別途、アプリをダウンロードする必要もない。



複数言語のキーボードの切り替えも実にシンプルだ。
キーボード左下の地球マークをタッチするだけでいい。

「ヲタク」の場合、常時使用するキーボードとしては、
とりあえず、日・英・韓の3言語。


△大きさを縦横に調整できるキーボード。色彩も数種類ある。

しばらくは、縦に伸ばした大き目の色付きキーボードを
楽しんでみるつもりだ。




<追記>

キーボードについては、わずか1日で見慣れた色彩の
タイプに変更した。



色付きのキーボードでは、落ち着いて文字を入力する
ことができなかった。


(終わり)

韓国映画と高校5年生

2021年05月21日 |  〇映画・映画音楽
일단 뛰어  「一旦、走れ」 〇----
(1429)



2002年に公開された青春コメディ。

ドライブの途中、偶然、窃盗事件に遭遇し、満身創痍の
泥棒と2億円を超えるお金を車に乗せた3人の高校生が
繰り広げるドタバタ青春コメディ。


△1人は高校5年生(左)

主役の1人が高校5年生(2年留年)という設定には
なっていたが、3人とも、とても高校生には見えず、
「ヲタク」の目を白けさせた。

いずれにしろ、「ヲタク」の趣向には全く合わない
映画だった。


(終わり)

韓国映画で時間差の恋

2021年05月20日 |  ┗注目女優
시월애 「時を越えた愛」 〇〇〇--
(1428)



2000年に公開されたファンタジックなラブストーリー。

1998年に生きる建築家の青年と2000年に生きる声優の
女性が、不思議なポストを通じ、2年の時を隔てた文通を
始める。


△主演女優はチョン・ジヒョン

やがて2人の間には愛が芽生え、ついには青年が、まだ
青年と文通を始める前の女性と同時代(2000年?)での
出会いを果たしてハッピーエンド。


△不思議なポストで文通を始める前の彼女に会うことができた青年

おそらくは、彼女からの手紙を通じ、交通事故で命を
落とす自分の未来を知った青年が何とか自分の未来を
変え、2年間、彼女を待ち続けたのだろう。

「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だったが、
それなりに楽しく見れた。


(終わり)  

韓国映画と双子の兄弟

2021年05月19日 |  〇映画・映画音楽
역전의 명수 「駅前のミョンス」 〇〇〇--
(1427)



2005年に公開された社会派コメディ。

実家の母親が全羅北道群山市の郡山駅前でクッパ食堂を
営んでいる双子の兄弟が主人公(1人2役)。

兄のミョンスは腕力が強く情に厚い青年で、中学を
退学して以来、母親の食堂を手伝っている。一方、
弟のヒョンスはソウル大法学部に主席合格した超秀才
だが、実に薄情な青年。


△1人親の母親はクッパ食堂を営んでいる

兄は、出世街道を歩む弟のため、まるで弟の影武者の
ような役回りもこなす。弟に成りすまし、弟の代わりに
兵役に就くかと思えば、弟の犯罪をかぶり刑務所にも
入った。

しかし、最終的に兄は、弟が巻き込まれた検察と財閥、
情報機関、保守政界の悪質な癒着関係を暴露する大活躍を
見せ、一躍、現代の「義賊」として国民的ヒーローと
なる。


△1階にクッパ食堂、3階に法律事務所

そして、兄は母親のクッパ食堂を継ぎ、改心した弟も
食堂の入る同じ雑居ビルの3階に事務所を開き、庶民派の
弁護士となりハッピーエンド。

なかなか見ごたえのある社会派コメディだった。


(終わり)

韓国映画でCanon

2021年05月18日 |  〇映画・映画音楽
펜트하우스 코끼리 「ペントハウス・エレファント」 〇----
(1426)



2009年に公開された、ちょいエロ犯罪ドラマ。

主人公は、カメラマンの男を軸に幼なじみで親友同士の
3人の男たち。カメラマンの妹は親友(整形外科医)の
妻で、もう一人の親友(外資系金融マン)と不倫中。

妹と外科医の離婚話をきっかけに、3人の男の間に
亀裂が入り、結果的に外科医とカメラマンは、予期せぬ
成り行きの中、不倫中の金融マンを含む2人の人間
(1人は外科医に怨みを抱く青年)の命を奪ってしまう。


△主人公はカメラマン。愛機はCanon。

2人は、必死に証拠隠滅を図る。

仮に証拠隠滅に成功したとして、はたして2人は、
この先、重い罪を背負ったまま、どう生きて行こうと
いうのか?

後味の悪い余韻を残しながら、映画は終わった。


(終わり)

名門一家のチャジャン麺

2021年05月18日 |  ┣銀幕のチャジャン
韓国映画で極道コメディの大ヒット作と言えば、全羅
南道の名門ヤクザ一家を題材にした「家門の栄光」
シリーズに触れないわけにはいかない。

このシリーズの場合、全編福岡・佐賀ロケの第4作を
含め、合計5作(鑑賞番号160、161、162、163、164)が
制作されている。


△最初からチャジャンソースが麺に絡んだ状態で出て来たチャジャン麺

「ヲタク」の観察が正確ならば、この全5作中、「ヲタク」
こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が
登場したのは、第5作のみ。


△末の妹の婿と一家の長兄

一家の長男が、建設会社の社長を務める妹婿を、社長室に
訪ねたシーンだった。


△パサついた感じのするチャジャン麺

全5作中でたったのワンシーンとは、ちょっと少ない
気がしないでもない。

少なくとも、「ヲタク」には意外だった。



(終わり)

韓国映画とカナダ移民

2021年05月17日 |  〇映画・映画音楽
내일의 기억「明日の記憶」 〇〇〇--
(1425)



2021年4月に公開された悲劇のラブ・ミステリー。

ある事故で記憶喪失に陥った女性が、徐々に記憶を
取り戻しながら、夫のふりをして自分を連れカナダに
移民しようとしている男と自分自身の真実の愛を
取り戻す。


△男(キム・ガンウ扮)にはカナダに行かせてあげたかった

ハッピーエンドとはいかなかったが、血のつながらない
妹に自身の人生と命を捧げた男の純愛に、心打たれる
映画だった。


(終わり)

「ミナリ」韓国語字幕版

2021年05月17日 |  〇映画・映画音楽
つい先日、米韓合作映画「ミナリ」(鑑賞番号1324)の
韓国語字幕版を鑑賞することができた。


△韓国では2021年3月の公開

1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国系移民家族の
物語を写実的に描いた、監督の自叙伝的ドラマだ。

夫をベトナム戦争で失った祖母役を演じた韓国人女優
ユン・ヨジョン)が2021年のアカデミー賞で助演
女優賞を獲得した作品でもある。

個人的な話にはなるが、以前、この映画を英語字幕版で
鑑賞した際には、劇中の英語部分に韓国語字幕がなく、
物語の理解が十分にはできなかった。


△前回、このシーンの英語(flat)くらいは「ヲタク」にも聞き取れた

今回、韓国語字幕版を見て、初めて理解できたのは、韓国人の
移民夫婦がアーカンソー州で買ったトレーラーハウスと土地の
前の持ち主は、農園開拓に行きづまり拳銃自殺していた、という
特殊な事情だ。


△前の持ち主が開拓に失敗し、拳銃自殺したことを身振りで示す友人の父親

主人公の少年(映画監督自身の投影)が友人の家に泊まりに
行った時、友人の父親が身振りを交えながら聞かせてくれた
のだ。


△主人公の少年に無神経な説教をした友人の父親

小さな子どもに対して、実に大人げない話をしたもの
である。


△キリストに祈りを捧げながら鴨居に油を塗り、お祓いをする老人

これで、朝鮮戦争に従軍した経験を持つ親切な老人が、
油を使って主人公家族の家のお祓い(悪魔祓い)をして
いた理由も、何となく理解できた。



(終わり)

韓国映画で呉越同「麺」

2021年05月16日 |  ┣銀幕のチャジャン
日本でもドラマ化された韓国の大ヒット極道コメディ映画
マイ・ボス マイ・ヒーロー」。

シリーズとして3作(鑑賞番号486、134、694)が
制作された。

このシリーズでは、最大のヒットを記録した第2作目
(2006年公開)に、「ヲタク」こだわりのチャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)が登場する。


△チャジャン麺を食べる主人公(右)と大ボス

母校の高校で教育実習をする大学生のボスが、現在は
正体を隠して高校に通う高校生の大ボスといっしょに
食事するシーンだ。


△偶然、同じ店の同じ階でチャジャン麺を食べていた対立組織のボスたち

このシーンでは珍しいことに、同じ中華料理店の隣の隣の
部屋で、敵対する悪徳組織のボスたちもチャジャン麺を
食べていた。


△悪徳組織のボスもチャジャン麺

呉越同舟ならぬ呉越同「麺」と言ったところか。



(終わり)

韓国映画と列車ジャック

2021年05月15日 |  〇映画・映画音楽
라이터를 켜라  「ライターをつけろ」 〇〇---
(1424)



2002年に公開されたコメディアクション。

子どもの頃から並はずれた石頭だけが取り柄だった
30代の無職青年が、軍隊の予備役訓練の帰りに、
列車ジャックに巻き込まれる。


△異常に頭の固い主人公

そして、ナンセンスなドタバタ劇の末に、強烈な
頭突きに物を言わせ、危機一髪、事件を解決に導く。

「ヲタク」の趣向には合わない映画だったが、
そこそこ楽しめた。


(終わり)

佐賀S大のプルコギ丼

2021年05月15日 | 【日常の韓国】
例によって佐賀市のS大生協食堂ネタである。



LMS、3種のサイズから選べるプルコギ丼(韓国風牛丼)。


なかなか美味しそうである。


(終わり)


キュートなイ・ナヨン

2021年05月14日 |  ┗注目女優
아는 여자 「知り合いの女性」 〇----
(1423)



2004年に公開されたラブコメディ。

30代のプロ野球選手が彼女に振られ、さらに末期の
肺がんが発覚し2か月の余命宣告を受ける。

そんな彼を支えたのが、同じ町内に住みながら、彼が
高校球児だった頃から彼のファンを続けて来た20代の
女性。


△彼女は子どもの頃から男のファンだった

ドタバタ劇の末、結局、彼の診断が間違いだったことが
わかり、2人は晴れて結ばれハッピーエンド。


△主演女優のイ・ナヨン

「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だったが、主演
女優のイ・ナヨンは、なかなかチャーミングだった。


(終わり)

韓映画と恐怖コンビニ

2021年05月13日 |  〇映画・映画音楽
견: 버려진 아이들  「犬: 捨てられた子どもたち」 〇〇〇--
(1422)



2020年に公開されたインディーズ系のスリラー映画。

誰もが安心して利用する住宅街のコンビニが、実は
サイコの犯罪の隠れ蓑になっていたという、なかなか
新鮮な展開の犯罪スリラー。


△自営コンビニのオーナーで、バイトのふりをしていたサイコ青年

物語の展開にわかりにくい面があったのは玉に瑕、と
言ったところか。

それでも、同じシーンを2度、3度と見返したりしながら、
何とか物語の全体像が理解できた。

なかなか見ごたえのある作品だった。


(終わり)

白鳥ボートと配達夫

2021年05月12日 |  ┣銀幕のチャジャン
韓国映画に登場する出前の配達夫について語る時、どう
しても触れないわけにはいかない配達夫がいる。

2009年公開の「彼とわたしの漂流日記」(鑑賞番号265)に
登場する青年のことだ。


△ひきこもり女性からは10万ウォンを受け取り出前を引き受けた

彼は、ひきこもりの女性から10万ウォン(約1万円)を
受け取り、大変な出前を請け負った。


△無人島に渡るため白鳥ボートを借りる配達夫

彼は観光用の白鳥ボートを借りてまで、漢江の無人島
(巨大中州)に暮らす主人公の男の元に、チャジャン麺
3皿と餃子1皿を届けたのだった。


△半べそをかく配達夫

半べそをかきながら必死の形相で白鳥ボートを漕ぐ
配達夫の姿は、実に印象的なシーンだった。

何度見ても、頬が緩んでしまう。


△やっと男を見つけた配達夫

結局、主人公の男は出前のチャジャン麺の受け取りを
拒否する。チャジャン麺の自作に、生きる希望を見出して
いたからだ。


△配達夫が届けたチャジャン麺、カンチャジャン、サムソンチャジャン

そして、配達夫の青年は、主人公の男から出前を依頼した
女性への伝言まで頼まれ、冷めて固まったチャジャン麺を
手に再び女性のアパートを訪れることになる。


△女性に男のメッセージを伝える配達夫

彼こそは、ひきこもり女性と無人島暮らしの男の間を
取り持つという、実に重要な任務を成し遂げた名脇役
だった。


(終わり)

韓映画と小説家と階段

2021年05月12日 |  〇映画・映画音楽
아무도 없는 곳 「誰もいない場所」 〇----
(1421)



2021年に公開されたインディーズ系のドラマ。

イギリスで暮らしていた主人公の小説家が、1人息子を
亡くした後、妻(韓国人)とも別れ、1人、韓国に
帰ってきた。


△階段を下る主人公

ソウルでは母親の幻影も含め4人の男女と短編小説の
ような会話を重ね、最後は妻との再結合を予感させながら、
映画は終わる。

「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だったが、
階段のシーンを始め、映像的に惹かれるシーンは
いくつかあった。


(終わり)