BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

あの夏で待ってる 第9話 『せんぱい』

2012-03-06 13:32:53 | Weblog
檸檬先輩、無双ですな。
さすがは永遠の17歳w
ていうか、実はホントにMIBなんじゃねw

最後の、イチカと海人のキスシーンを望遠レンズで撮影?or覗き見しているカットの挿入なんて最高。あれで見てる方の気恥ずかしさを一瞬緩和してくれる。まぁ、要するに、檸檬先輩は視聴者代表の存在なわけだけど。

いやー、こういうところ、イチイチ、ホント、うまいなぁ。
この劇団、ホント好きっす!

あと、柑菜、いい子すぎw
自爆して物語を進めるところもw
なんか、最後は、負けて勝つ、みたいな展開になると思うけどな。

それにしても、長井龍雪という監督が凄いね。
往時の岩井俊二のようだ。
むしろ、映画や実写には岩井俊二のような人は行かなくなって、アニメに向かってるってことなのかもしれない。

で、その長井作品的に言えば、イチかはどうみてもめんまポジションだから、最後はアンドロメダwに戻ってしまうのだろうなぁ。つまり、皆の前から消えてしまうのだろうなぁ。
そして、それを、海人は柑菜とともに思い出すのだろうなぁ。

もちろん、ナノマシンで治療された海人はもはやイチカ同様、アンドロメダ星人w仕様?に体がなってしまったから、一緒に宇宙に飛び出す、ってこともあるのかもしれないけど。

それよりもなによりも、イチカ自身が地球に残る、ってことなのだろうな。

そのための、記憶にある風景探しなのだろうし。
しかし、その風景を見つけたら、同時に、みんなの記憶も消えてしまう・・・とかの仕掛けもあるような。

しかし、素朴に疑問として、
どうしてみな宇宙人が地球人と同じ格好していても驚かないの?

まぁ、イチカにある記憶のイメージ、というくだりから考えるに、イチカたちは太古に宇宙に脱出した地球人の先祖、とかいう、割りと最近ありがちな設定wで説明されるような気がする。

このあたりの物語構造って、結構、先祖帰り的なものを感じるのだが。。。

ついでにいえば、映画を撮る、ってのは、ゲーム時代の現代とは一線を画す雰囲気を与えるところも面白い。なんか、もうデータベース的消費とか、飽きちゃったし。

なにはともあれ、檸檬先輩と柑菜が切り盛りするこの物語、終幕が楽しみ。

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魔法先生ネギま! 完結予想6

2012-03-06 01:04:45 | UQH/ネギま!
といってもね、いや、残り二話だなー、書くなら今のうちだなー、とw

353時間目が思いの外、あっさりと本来の卒業式をやってしまって、
しかも、扉でクラス全員の集合写真?も出してしまったから、
正直、後二話で何をするのだろう?と。

なんか、ダラダラとフェイドアウトするなら、卒業旅行だよね。
これを前後編で行う。
まぁ、何となくそんなか。

あるいは、超の再登場まで一通りやってしまったから、
魔法世界に一回、ネギの村で一回かな。

まぁ、両方回るのを卒業旅行にしてもいいんだけどねw

それにしても、渡界機、ワイルドカードすぎる。

これが出てきたせいで、もうネギま!世界は何種類も何通りでもルートが分岐することがオーケーになってしまったから、なんていうのかな、一つの終わりに収束することももうどうでもよくなってしまったというか。だって、実際、もう幾つかのバッドエンドは見てしまったわけだし。

裏返すと残り3話で渡界機を出してきたのはホント、あざとい。巧妙過ぎる。

ザジがバッドエンドの少年漫画としてはありえない展開、って言ってたけど、それに倣えば、およそ連載漫画としてはありえない終幕だよな、と。だって、どんな終わり方しても、即座に「リセット」を渡界機でかけて、それこそ別ルートでやり直せばいいわけだから。もちろん、どれくらいの渡界が可能なのか、とか、渡界機で何人まで移動可能なのか、とかのスペックがわからないから、そこまでオールマイティではないかもしれないけれど、それにしてもルートを変えればいいだけのこと、だよね。

いや、まぁ、とりあえず、ある終わり方はあと二回でするわけだけど、後日、いや実は別の終わり方があってね、って具合に、たとえば半年後に別ルートの話を例えば10回の短期連載で書くことも可能なわけだよね。しかも、渡界機の能力上、その短期連載はもはや「外伝」ですらない。本編のやり直しなわけだから。

要するに、こう、物語の根幹が脱臼させられたというか、宙吊りにされた、というか。

それは再三再四、明日菜に「未来はみんなに開けている、自由だ」みたいなことを言わせているところからもわかるわけで。

しかも、映画を含めて、公式には既に二通りの終わり方が示されるわけで。

うーん。

なんか、急速にしらけてきている。

よもや、あれだけ伏線をまき散らしたネギま!がこんなにヌルい、だらしない終わり方を迎えようとするとは思わなかった。

いや、こんなことは、Plan Bの終幕をまだ確認してない時だからこそ言えるわけだけどね。

読者の好きなエンディングを(脳内補完しながら)選択して下さい、というのは、すなわち物語の放棄。で、それが、渡界機の登場によってとてもリアルになってしまってきて。

ということで、もはや結末予測とか言っても詮ないわけで。
困ったなぁ。

大丈夫だとは思うけど、ホントにだらしない終わり方だけはしないでほしい。

キャラ萌えとか、バトル燃え、とか、そういう要素で読んでる人も確かに多いとは思うし、そうした読み方自体は別にいいと思うけど、その一方で、物語としてネギま!世界を楽しんできた人もいるわけで、そういう人達の素朴な物語収束欲求にも、とりあえずはきちんと答えてほしい。それも渡界機なんか使って別ルートに行くことなんてもうありえません、と明記するくらいの終わり方をしてくれないと、どんな形であれ、不完全燃焼な終わり方になってしまう気がしてならない。

ホント、渡界機って魔物。
最後の最後でトンデモないガジェットを出してきてくれたものだ。

頼みますよ、残り二話・・・w

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