BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 355時間目 再開予想

2012-03-16 00:02:57 | UQH/ネギま!
終わったそばから、再開予想かよ?って気はしなくはないけど、
まぁ、そんなこと書く筆力があるのも完結直後だからってことで。

ちょっと考えると、あっさりやり直しができそうなんだよね、ネギま!世界w

で、やり直すとしたら、ナギの「俺を殺しに来い」のくだり(334時間目)
あそこまで、超の渡界機を使って戻り、Plan CかDかはわからないけど、そこから物語を別分岐にして始める、ってことだろうね。

最終話のクラスメイトのその後の紹介で一人千雨だけがひどいことになっていたけど、多分これは明日菜が130年前から戻ってきてしまって、この世界での千雨のポジションがずれてしまったからなのだろうな、きっと。

明日菜がいないからこそのネギに寄り添うポジションの千雨としては、明日菜の帰還により、その場所が埋められてしまって、ツンデレの千雨としてはネギに寄り添う言い訳が見つからない。。。多分、そんなところ。

そういう意味では、352時間目で明日菜が130年後の世界で見たタイムカプセルに残った物語と、355時間目のエンディングの物語も、既に異なるものとなっているはず。

とこう考えると、結局、ネギま!ってやっぱり終わりがあるようでないような、単なる一(いち)終わり方を示してしまっただけのことになってしまう。

この構造自体が好きかといわれれば、個人的にはとても嫌だけど。
なぜなら永久に宙ぶらりんだから。

(というか、それじゃゲーム。でも、これはマンガで物語だから。)

とはいえ、物語は終わったようで終わっていない。数あるエンディングのある一つがたまたま355時間目に記されただけ、と解釈する方がネギま!世界的には合っている。

ということで、エンディングが無数にあるという設定を最終コーナーで含んでしまった以上、続編とか番外とか関係なく、文字通りの『魔法先生ネギま!』の話はそのままで、任意の時間に戻って、そこから異なる分岐を選ぶことが可能なものになった、ということ。

なので、今回の打ち切りエンド的なところを全て巻き戻して、ナギの「殺しに来い」のところまで時間遡行して別ルートに入るのが、おそらくはJコミで再開されるかもしれないネギま!新章になるのだと思う。

大体、電子マンガだったら分岐ルート作るのなんか、造作も無いじゃない。
それに、マンガをただ電子で読むってだけでは、新事業とはいえない。
それなら、分岐ルートありの、マルチストーリーのマンガを電子的にやってみる、とかね。

なんか、そういう、紙のマンガから電子のマンガへの移行のための作品内設定が、渡界機であるようにしか思えないんだよね。だって、渡界機の登場、あまりに唐突すぎるじゃない。

いや、最初は多分、ネギま!本体の電子化は難しいだろうけど、そう遠くないところで、電子読み込みできれば、あとは、それまでに書いていた分岐後の別ルートのマンガを合体させれば、ネギま!ワールドが出来上がるじゃない。ついでに、映画版のPlan Aに行くルートもつくっておけばいいし。

SFやファンタジーやその他もろもろの物語のパタンをコピペしてきたのだから、メタフィクションをやらない手はないと思うのだよね。ただ、それは週刊誌では無理だよね、きっと。

で、ともあれ、とりあえず副業を本業にするなら可能な限りリスクは下げないといけないだろうから、自分の権利のある人気作品を使わない手はないわけで。

もちろん、ホントに「殺しに来い」から後をやり直すことになったら、喜びもブーイングも両方含めて反響は大きいだろうけど。

でも、それも、物語の冒頭に、ちょこっと渡界機のブーンとかギーンとかいうクルクルまわって遡行してる感のあるようなコマが描かれて、その後に超が現れて、「この世界は私が見たナギ救済の別の物語アルヨ」、とか何とかいえば、それでとりあえずネギま!世界の理屈上はオッケーになる。

で、続くシーンのどこかで、明日菜がまた「未来は白紙よ!」とか叫べば、もうなんでもありwってことで物語が分岐点から再起動してしまう。。。

そんな感じじゃない?

しかも、別ルートといえば、もしかしたらナギが死別する可能性すら残るものになる。
アリカについてもその去就が描かれるのかもしれない。

いやわからないけどね、実際はw

それにこれをやられたら思いっきりブーイングだろうけど、まぁ、しかし、物語を知りたいという欲求にはきっと抗えないのだろう、きっと。

悔しいなぁw

そして、こういう展開をするなら、355時間目での最終回は、むしろ、より多くのブーイングがあったほうがいい。不満が出まくるほうがいい。その方が再開の時の誘引になるから。

なんていうか、まぁ、エヴァンゲリオンがいまだにQとか言ってるのと同じ商法だけど。
でも、ネギま!がそれをやっちゃいけないとは誰もいえないよね。
みんなやってることだから。

ということで、きっと、334時間目での(335時間目からの)分岐ルートで再開される方に一票。まぁ、36巻までは現行のままで、37巻から別ルートに入るという感じかな、実際は。そうであれば、36巻がむりやり11話詰め込んだ理由にもなるし。

で、これなら、作者自身の「続編(?)」というよくわからない曖昧な表記にも適うしね。

今度は、そもそも嘘でも何でもない。なんたって、そういう世界にネギま!世界を仕込む作業を、魔法世界編後のこの数カ月の20話ほどのエピソードで着々としてきたわけだから。

そうすると、うまくいくとドル箱?というか無双だよね。

例の写真付きクラス名簿、130年後のタイムカプセル、体育祭から卒業式までの空白の5ヶ月間、という具合に、過程がすっ飛ばされて結果だけが示されたエピソードの在庫は多数仕込まれている。

でも、その結果はとりあえず「この世界」のものでしかなく、冒頭にちょこっと超の影が見え隠れすればw、もうそれでその世界は「この世界」とは異なる可能性を含むわけで、既に示されたような結論になるとは限らない。。。

まぁ、31人ヒロインシステムに近い無双システムの誕生。

「正義のラスボス超プリゼンツ! パラレルネギま!」

とかになるわけで。

鳴滝姉妹のエピソードなんかちょちょいのちょい。
楓の宇宙超人w化エピソードも全然オッケーw

それにしても、これはこれで思いっきりあざとい物語システムだなー。

でも、これくらいあざといことはやってくると思うんだよなぁ、もはやここまできたら。
そのための電子版だろうし。

もっとも31人ヒロインシステムも早々に破綻したわけで、この無双パラレルシステムもどこまで続くはわからないけど。

もしかしたら、千雨の「裏で暗躍中」というのは、逆に、この超による物語増幅行為をできるだけ取り締まろうとかいう、超メタ設定の、時空警察(ぷw)のようなことなのかもしれない。なんか、うみねこ~みたいだけど。

これ以上のファンタジーは許さない、とかね。

そのくせ、パラレルワールドに浸りっきりになるんだから、
そりゃ、ガチで廃人にもなるだろw

なんでもありの超に対抗して人間のリアルを守る千雨w

とはいえ、そういう、正義の番人・千雨は嫌いじゃないな。真性ツンデレでw

がんばれ、千雨。
キミこそが今後のネギま!を解く鍵なのだw

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