BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 完結予想9

2012-03-12 17:23:38 | UQH/ネギま!
いよいよ残すところ後一話。

こうなると、もう続編とかスピンオフとかいいから、完全に終わらせて、物語としては封印してくれることを願いたい。

つまり、例の「魔法探偵・・・」が続編となるような展開で終わるのはなし、ってことでw

すっぱりと終わらせよう。
9年もやると、ネギま!自体、時代遅れになってるし。

気がついたら、ハリーポッターも終わってる。
多人数アイドルシステムもAKB等で現実になってる。
ハーレムものはラノベで定番、というか溢れかえっている。
ゲーム的展開ではなくゲームそのものがマンガネタになっている。
桜庭一樹とか米澤穂信とか小説までもがアニメの原作になっている。
・・・

という具合に、割りと仕掛けとしてネギま!に込められていたものがもう現実に溢れているから、この話は確かに賞味期限が切れているのだろう。

だから、この線で物語を書こうとしてもきっと大して目新しい展開にはならない。
何を見ても、デジャビュがあるように感じられることだろう。
となると、新しい読者も生まれないだろうし。

終わりが尻切れトンボになったことはやはり残念だけど、これ以上続けていても、いい加減、現代マンガの空気を読め、とでも言われかねないだろうし。

単行本を見直すと、やっぱり魔法世界編の中盤あたり、特に闇の魔法の修行とかラカン戦あたりから著しく物語の進行が畳長になったのは間違いないので、むしろ、あの辺りで一回終わらせておくべきだったのだろう。

つまり、25巻ぐらいで一度物語を終えておけば、しばらくしてから続編というのもあったかもしれない。ジョジョじゃないけど、二部、三部、という感じで適宜、間を空けて、物語を書き継いでいく感じで。叙事詩的に超長期連載になることを覚悟して伏線を広げては回収するという方向に向かう。あるいは、前回登場のまき絵弟のように、微妙に登場人物を関係者の血縁で継承しつつ、他のキャラを導入して、物語のフレームの新陳代謝を適宜図っていく。。。そうして、リアルタイムでのアップデイトが可能な連載システムにしていく・・・

でも、そのような英断は出来なかったわけで。
多分、ラカン戦の辺りから物語が最終的に向かう方向がはっきりしないまま、バトルだけが熱くなっていたのだろうな。

ということで、一度休みをとる方策が取れなかった以上は、すっきりと残り一話で完結=封印ってことで。

続編もスピンオフももういらない。

いや、続編っぽいものは、諸般の事情で書かれてしまうのかもしれないがw
それはそれとして。

よく考えたら、昔のマンガとかアニメのリニューアルとかリマスター盤とかは後ろ向きの企画にしか見えない。むしろ、そういうだらしないことにならない方がいいな、ネギま!の場合は。

ということで、文字通りの堂々完結を最終話で期待したい。

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