BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 355時間目 『3-Aよ永遠に』

2012-03-14 13:05:18 | UQH/ネギま!
いよいよ最終回・・・だが、もうただの後日談+イラスト集。

というか、これは普通に見れば、打ち切りエンド、の終わり方だよね。

全く最終回の感じがしない。 ・・・なので感想の書きようがない。

全てが放りっぱなし。
ナギ、あっさり助かってるし。
結局、アリカとネギは再会できず終いのようだし。
3-Aの面々のその後も明らかになってるし。
てか、全然未来は白紙じゃないし。埋まってるし。

一点、千雨がネット廃人ってどういうこと?w
彼女だけ明らかに最後の扱いがあからさまに粗雑なので、
これは逆に裏があるのだろうwと思うのだが。
ここぐらいかな、もしかしたら何かあるの? って気がしたのは。

正直言うと、この終わり方は、全く割り切れない。
なので、ちょっと時間を置きたい。

とはいえ、
ナギをあっさり出すかなぁ。
そこだけは、むしろわからないままにすると思っていたけど。
なにしろ、ナギを追いかける、というのがネギま!の物語の根幹だったはずで。
それをこうあっさり出されちゃあなぁ。

もちろん、実力としてナギに追いついた、って解釈は可能だけど、それはねぇ。
いっそのこと、死別ならそれでもいいのだけど。
まさか人生は物語のようにはいかない、ってことがネギま!のテーマだったわけでもないだろうし。

これは、わかんない。

大体、ナギが助かるってわかってしまったら、ナギ救出作戦を描く必要なんてなくなるし。助かると初めからわかっていて物語のサスペンスなんて引き出せないから。

うーん。
こんな具合に突っ込み出したら多分キリがないので、とりあえずは終わっておく。

あー、しかしなー。すっきりしないにも程があるなー。

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ちはやふる 第22首 『うつりにけりないたづらに』

2012-03-14 01:03:18 | ちはや
この話はいい。
とにかくいい。
少女マンガ、恐るべし。

キャラクターが全員成長する。まっすぐ。
悪人がいない。

このちはやの世界には悪人がいないから、皆、まじめに真っ直ぐ努力しようとする。
その努力も常に叶うわけではないが、しかし、時にちゃんと答えてくれる。

随分教育的だなとは思うものの、適度な失敗、敗退、適度な成功、勝利、というのは、やはりリアル。
いや、ホントはとてもロマン的な世界が描かれているのだけど、程よいギャグも含めて、リアル。

物語の展開もずっとテンポよく進んでいく。

なんか、一話一話が妙に長くて充実している。
間がきちんと表現されているからなのだろうけど。
このじっくり感は何とも言えない。

それにしても、競技かるた部という、文化部だけど体育会っぽい部活を、よく見つけなた、と思って、感心する。

あと、この物語が面白いのは、登場人物たちが、学校とかるた会という二つの世界に所属しているところ。部活の話なので、基本的には前者として高校の生活が描かれるわけだけど、その一方で後者のかるた会を通じて、きちんと大人の世界と向き合うことになる。

そもそもかるた会の世界では、高校生という枠組みどころか、大人と子供が強さと才能を頼りに同一平面上で競い合うことになる。

このあたりは、モーパイ同様、大人と子供のやり取りが必然的に組み込まれることで、子供が大人から学ぶということがごく自然に行われる。
こういうところは心地良い。

それにしても、女子、恐るべし。というか、少女マンガ、恐るべし。
実社会で女子のほうがなんだかんだいってたくましくかつ元気があるのって、もしかしたら少女マンガのおかげ?と思うくらい。それくらい、真っ直ぐ。

これに比べたら少年マンガってなんだよね。萌えかバトルばかり。あるいはナルシスティックな自分語り。

ナルシスティックな自分語りっててっきり少女マンガの十八番とばかり思っていたけど、最近は違うね。男子のほうがよっぽどナルシスティック。

こうまでマンガの文法が違うのには驚く。

といっても、ちはやの場合は、中でもそういうバランスがとても上手く取れているものだとは思うのだけどね。

ともあれ、これはとりあえずどう終わるかが楽しみ。

原作は未読だが、これは手を出すかもw

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