BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

あの夏で待ってる 第10話 『先輩と僕らの。』

2012-03-13 21:55:38 | Weblog
相変わらずの檸檬先輩無双。
そして、柑菜、相変わらずのいい子w
今回は、いわば自爆だったけど、まだ二話あるから大丈夫!

しかし、この展開だと、海人って、どれだけ人格者扱いされてるのか。
結局、海人はほとんど自ら動かず、周りが周りを炊きつけることで、連鎖的に彼にとってラッキーな状況が生まれている。うーん。

まぁ、イチカのお姉ちゃん登場→イチカ、アンドロメダ?へ強制送還→離れ離れ?

というルートがほぼ確定してしまったようだから、この先、彼がどこまで自己をさらけ出すか、ということだよね。

前回は、柑菜がイチカを炊きつけたけど、今回は、美桜が哲朗を炊きつけたわけで。
美桜-哲朗ラインは、意外と鉄板ではないかと思う。
哲朗もいいやつだし。

だから、最後は、イチカ、海人、柑菜の三人だよね。

で、柑菜がきっとまたいい子を演じる。
そして、キャスティングボートを握る檸檬先輩w
永遠の17歳って何でもできて凄いな。

ということで、これまた次回が楽しみ。

で、どうやら最終回は、長い監督自身がコンテを切ってるらしいね。
ということは、パステル調のベタベタな泣きの展開になるのは必至なのだろう。
そこで柑菜がどう振る舞うのか、楽しみ。
それと、海人、一応、頑張れ。

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魔法先生ネギま! 完結予想10

2012-03-13 12:19:27 | UQH/ネギま!
さて、明日が最終話。

ネットの中もこの話題がそれなりにあるようで、回遊してみて(←普段はそんなことはしないのだけどw)、改めてなるほどなぁ、と思ったことがあった。

それは、ネギま!の続編は、ネット上で、というか、電子的にやる、というもの。
で、その媒体が例の(ずっと副業だと思っていた)ネットでのマンガ事業。
それで、自分のファンを自分の事業の方に引きこむという路線。

大人の事情過ぎるwのだが、でも、それはわかる。
それなら、急いで終わらせたのもわかる。

要するに、電子マンガのルールがいろいろできあがってしまう前に、自分がフロントランナーとして立って、そのルールを作っていくためのポジションを確保する。
ネギま!はそのための、いわゆるキラーコンテントにする。
となると、「続編(?)」という「はてなマーク」も納得ができる。
それに、渡界機登場による平行世界の導入もわかる。
そうすれば、ネギま!世界を温存したまま、異なるストーリーを多分電子マンガで出すこともできるだろうから。
作者自身が一種の二次創作に手を染めるようなものだけど、多分、そのまま続編になると出版社との問題もあるのかもしれないし、その電子マンガ版の評判が上がって、コミックにする場合は多分、出版社にその部分をお願いすることもあるだろうから。

で、そういう事情がもし本当にあったのだとすれば、表向きは「堂々完結」にしないといけないだろう。
まさか、最初から続編は電子でやるなんて告知はできないだろうし。
で、しかるべき冷却期間を経て、電子版でのスピンオフを始める。

その場合はむしろ、魔法探偵の流れで、まき絵弟が少年探偵をしていくような感じの展開になるのかもしれない。今時は、男子を真ん中に置いたほうが物語が動くし。
それなら要所要所でユエが登場すればいいし。
なんだろう、xxxHolicみたいな展開。
それで、時々、まき絵自身が登場したり、ネギのクラスの生徒がゲスト出演して、あー、今はこんなことをしてるのかー、というような情報が提供される。
こういう展開はあるのだろうな。

もしこういう展開になるなら、思いっきり、マンガを取り巻く環境の変化に、ネギま!という物語が翻弄されたことになって、読者としてはどうかと思うが、熱狂的なファンはそれでもついていくのだろうな、きっと。

それにしても、この展開は納得できすぎるw
これなら、ここのところの、後で絶対補完が必要だと思うような、時間軸が抜けた展開(←体育祭から卒業式までの5ヶ月?)であるとか、あるいは、補完される物語の可能性を示唆するような、情報の先見せ的な提供とか(←130年後の世界で明日菜が開けたタイムカプセルの中に入っていたもろもろの情報)が出てきたのは納得が行く。あと、任意の場面転換を可能とする航時機や渡界機の登場、あるいは、そもそも宇宙エレベータ建設の話とか、火星テラフォーミングの経過とか。もちろん、ナギ、造物主、始まりの魔法使い、魔族、・・・、など、もろもろの謎設定とか。

こうしたものが、電子的に提供される可能性は確かにありえる。

それに、その形態なら、週刊連載という枠組みに囚われずにストレートに書くことができるだろうし。月刊誌の連載のほうがページ数が多い分、完結性の高いエピソードが記されるように。連載と言うよりは、短編の連作のような感じで、今回はこの人が主人公、次回はあの人が主人公、だから時間軸も飛んで・・・みたいなこともやりやすいだろうし。バトルなんて冗長に連載されるよりも、一気に片が付く方がわかりやすい上にカタルシスもあるし。

つまりは、物語の幅が広がる、ってことで。

うーん、だんだん、これは現実的にありえるのではないかと思えてきた。

要するにマンガ家も大変な時代にあるってことなのだろうな。

ともあれ、明日の最終話についてはどう終わるのかだけでなく、どんな二次展開がありそうか、という点からも読むことになるのだろうな。

結局、ネギま!完結、というイベントに付き合ってるような感じだがw
とりあえず、最終話を楽しみに待つことにしよう。

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魔法先生ネギま! 完結予想9

2012-03-12 17:23:38 | UQH/ネギま!
いよいよ残すところ後一話。

こうなると、もう続編とかスピンオフとかいいから、完全に終わらせて、物語としては封印してくれることを願いたい。

つまり、例の「魔法探偵・・・」が続編となるような展開で終わるのはなし、ってことでw

すっぱりと終わらせよう。
9年もやると、ネギま!自体、時代遅れになってるし。

気がついたら、ハリーポッターも終わってる。
多人数アイドルシステムもAKB等で現実になってる。
ハーレムものはラノベで定番、というか溢れかえっている。
ゲーム的展開ではなくゲームそのものがマンガネタになっている。
桜庭一樹とか米澤穂信とか小説までもがアニメの原作になっている。
・・・

という具合に、割りと仕掛けとしてネギま!に込められていたものがもう現実に溢れているから、この話は確かに賞味期限が切れているのだろう。

だから、この線で物語を書こうとしてもきっと大して目新しい展開にはならない。
何を見ても、デジャビュがあるように感じられることだろう。
となると、新しい読者も生まれないだろうし。

終わりが尻切れトンボになったことはやはり残念だけど、これ以上続けていても、いい加減、現代マンガの空気を読め、とでも言われかねないだろうし。

単行本を見直すと、やっぱり魔法世界編の中盤あたり、特に闇の魔法の修行とかラカン戦あたりから著しく物語の進行が畳長になったのは間違いないので、むしろ、あの辺りで一回終わらせておくべきだったのだろう。

つまり、25巻ぐらいで一度物語を終えておけば、しばらくしてから続編というのもあったかもしれない。ジョジョじゃないけど、二部、三部、という感じで適宜、間を空けて、物語を書き継いでいく感じで。叙事詩的に超長期連載になることを覚悟して伏線を広げては回収するという方向に向かう。あるいは、前回登場のまき絵弟のように、微妙に登場人物を関係者の血縁で継承しつつ、他のキャラを導入して、物語のフレームの新陳代謝を適宜図っていく。。。そうして、リアルタイムでのアップデイトが可能な連載システムにしていく・・・

でも、そのような英断は出来なかったわけで。
多分、ラカン戦の辺りから物語が最終的に向かう方向がはっきりしないまま、バトルだけが熱くなっていたのだろうな。

ということで、一度休みをとる方策が取れなかった以上は、すっきりと残り一話で完結=封印ってことで。

続編もスピンオフももういらない。

いや、続編っぽいものは、諸般の事情で書かれてしまうのかもしれないがw
それはそれとして。

よく考えたら、昔のマンガとかアニメのリニューアルとかリマスター盤とかは後ろ向きの企画にしか見えない。むしろ、そういうだらしないことにならない方がいいな、ネギま!の場合は。

ということで、文字通りの堂々完結を最終話で期待したい。

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モーレツ宇宙海賊 第10話 『嵐の砲撃戦』

2012-03-11 18:03:26 | Weblog
「追いかけて出しぬいて!上前をはねる!」

アハハハ、そりゃ、三代目も痺れるよね、これは、かっこ良すぎるw

しかし、ホント、どんどん面白くなっていく。驚くほど。

ここに来て物語がどんどん加速する。
前半にため気味に描いていたことの一つ一つが意味を持ってくる。
いやー、うまいなー。

ここのところ、ずっと弁天丸のブリッジが舞台なのだけど、そこで、ちゃんと芝居をするのが凄い。

今回は特に、弁天丸クルーどうしの間の、歴戦の仲間どうしの連携がそれとなく、ホントにさりげなく描かれていて、ホント、びっくりする。ちょっとしたアイコンタクトだけでわかっている。

加えて、彼らクルーが皆、茉莉香のことを、船長として気にかけているところとか。
この間までは、船長として育てよう、という感じだったけど、今回の描写はもう完全に「カエルの子はカエル」って感じで。いや、いいね。

そして、その「カエルの子はカエル」、つまり血筋の問題を、これもさりげなく、グリューエルの王家の血筋の話に重ねてくるところもうまい。どうやら、次回は、グリューエルの姉妹が登場するようで、そこでは逆に王家の継承順位とか、母親の違いとか、色々有りそうだけど。

で、多分、そのグリューエルの王家血筋問題の過程で、茉莉香自身の血筋の問題に本人も気がついていく、ということなのだろうな。今回、既に、グリューエルとの食事の場面で、そういうことが触れられていたけど。

かように、この物語は、登場人物たちの配置やセリフが一つ一つちゃんと次に繋がるようになっているところが、ホント上手。

だからこそ、一つ一つの描写を丁寧にやっておく意義があるわけで。

いやー、大したもんだ、まったくもって。

もちろん、チアキのノリノリの、なんちゃってキャプテン茉莉香も最高w

今回は基本的に艦隊戦が中心で動きがないだけでなく展開がシビアにならざるを得ない所で、チアキのこのエピソードを挟みこむのもうまい。

いやー、もう絶賛モードにしかならないなぁ。まったく。

このまま、どんどんどんどん、物語を加速し続けて欲しいな。

きっと、その加速の中で生じた減速の部分で、思いっきりジーンとくるシーンがやってくるような気がするし。

ホント、次回が楽しみw

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魔法先生ネギま! 完結予想8

2012-03-09 21:59:47 | UQH/ネギま!
ネットを見て回ったら、354時間目は賛否両論あるのね、やっぱり。

で、そういう中に、むしろ話が大きくなりすぎて畳めなくなったことを認めた上で、次善の策として、なんとかこの線でまとめてきた・・・、的な見方をみつけて、なるほどなぁ、そういう慈愛に満ちた見方も確かにあるか、と思い始めてきた。

実際、そのとおりだと思うし。
設定が広がり過ぎだし、そもそも登場人物が大過ぎだし。

それをとりあえずは畳んでみせようと。
あと、可能性が残るルートや方法をいくつか残している。

確かにあの伏線を全て回収しようとしたら連載があと20冊ぐらいいきそうだし、そうなると、あと5年は続かないといけない。それはさすがに無理だろう。

物語にも旬ってものがあるし。
ネギま!的設定もだんだん古びて見えてきた時も実際あったし。

とはいえ、きっといつか壮大な設定解説本と、結論だけ示されたw ネギま!年表でも発表されるのだろう。しかも、分岐が10個くらいあるw
そうして、ネギま!はレジェンドになるw

そういう方向で楽しむというのも、また一つの方法なのかもしれない。

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魔法先生ネギま! 完結予想7

2012-03-08 12:15:37 | UQH/ネギま!
って、もう前回の予想通り、全然「完結」な感じではないけどねw

354時間目の感想は、わりと読んで直後で書いたことなので、多少勢いに任せて書いてしまったから、しばらく時間を置いたらちょっと冷静になって・・・

・・・とか書けると思っていたのだけど、実はあまり変わらないw

相変わらず釈然としない。

で、なんでそんな悶々とした感じになってるかというと、前に書いたように、

この一ヶ月、踊らされてないか?

ってところで。

で、それが、物語の終幕について、ええー、そんな展開?、予想もつかなかったなぁー、とかいう感じの「踊らされ方」なら別段かまわないのだけど、

この数回あるのは、単に、作者の意図はどこにあるのか? という、腹の探り合いのようになっていることなんだよね。

つまり、作者と読者(たち)の間の、先読みゲーム、になっている。

すなわち、物語の外側で、物語の内部がどうなるのか、はそっちのけで、場外どうしでの騙し合い?になっている。まんま、コンゲーム。

なんていうのかな、ネギま!という物語に没入して楽しむのではなくて、

いわば、ネギま!というゲーム盤がそこにあって、向こう側に作者がいて、こちら側に読者たちがいて、互いを意識しながら、盤上のコマ=キャラ、を動かしている感じ。

しかも、そのゲーム盤自体を土壇場で何回もリセットをかけられて、異なるゲームを何度もさせられている、というか。

そんな感じ。

要するに、作者の影が見え隠れしすぎるのだよね。
その結果、物語の展開、つまり終わり方はもうそっちのけ、になってしまう。
で、とても白けてしまう。というか、覚めてしまう。

そうなると、「堂々完結!」という告知文も、何かホント、一応お約束なんで書いておきますけどね、というふうにしか見えなくなってくる。
文字通り、煽ってる感じで。ほら、これでもう終わりなんだからね!、わかってよ!と。

なんかね、舞台裏が透けて見える、というか。
こういうの、Twitterとかある弊害なのかなぁ。
作者が既に「続編?」とか匂わすのって、リップサービスなのだろうけど、どうかなぁ。
そういうのは、せめて編集部の中の人ぐらいが匂わせるぐらいがいいと思うのだけど。
作者の影が見えすぎる、というか。
なんかやってることが同人ぽいというか。
プロだったら、そういうのはとりあえず隠して欲しいと思うけどな。
じゃないと、ほら、物語なんて虚構じゃん、虚構なんだからなんでもありだよね、ということにしかならない。はなから、お話の内部の整合性なんて関係ないよね、ということにしかならないような。

なんだろうなぁ、一つの物語をどう捉えるのか、という見方が変わってきてるのかなぁ。

まぁ、キャラの中の人がCVとして個別にもてはやされることを考えれば、
作者≒物語世界の中の人=ゲームマスター、ってことで同様にもてはやされてもいいってことかもしれないけど。

と、こんな具合に釈然としないのだよね。なんだか。

作者とのゲームじゃなくて、物語として終えて欲しかったなぁ。

まだ、一話、あるんだけどね。

でも、あのユエを救った人の足は誰なのか・・・

・・・てなことでもう踊られたくはないかなあ、もう誰でもいいや。

パイオ・トゥが出てきたくらいだから、もうゲーデルくらいでいいよw
でも、雷撃系呪文だからなぁ。。。
あ、そうか、フェイトの中の、雷系の人だな、きっとw

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魔法先生ネギま! 354時間目 『怪傑!魔法探偵・夕映』

2012-03-07 14:18:01 | UQH/ネギま!
はーあ。
なるほどね・・・・・・・

まぁ、このスピンオフ的展開は渡界機が出てきたところで想定されたことではあったけど、まさか、さすがにこんなことはしないと思っていたんだけどなぁ・・・・
このまま、実質的にユエの話にして続けてもいい感じで。

魔法世界編に入ってからの彼女の振る舞いは、たしかに既に作中内スピンオフのような感じではあった。一人だけ、全く違う時間を生きてしまったわけだし。そもそも、彼女が記憶喪失になった理由も、あまりクリアには明らかにされたなかったし。

つまり、ユエ自身は、作中で既に別世界を経験していたわけで。
だから、彼女がスピンオフの主人公になるというのは、まぁ、ありだよね。
それに、前回の明日菜の「似た者同士」というのは、要するに修行バカってことね。
ユエの魔法使いの修行はあまりにも物語に溶け込んでいたから、その意味ではノーマークだったのは確か。なるほどねぇー。

と は い え 

なーんかさ、「完結」って言葉に踊らされてないか?この1ヶ月ほど、

ってのが、率直な感想かなぁ。

これも渡界機が出てきたところで思ってたことだけど、やっぱり、作者はネギま!を終わらせる気がないよね。でも、多分、彼の都合では、終わらせたい。もうマンガを描くのが飽きちゃったのかもしれないし、よくわからないけど、副業?でやってる電子マンガ?のビジネスに集中したいのかもしれない。ともあれ、理由はどうあれ、ネギま!の連載は一旦終えたい。しかし、終わらせるにはあまりにも物語を広げすぎてしまった、じゃ、どうするか。

終わり方は何通りもあるってことにして、とりあえず打ち切ればいい、
それなら、終わったようで終わらない感じで終わることができる ← なんぞ?w

「真の終わり」は、もしかしたら自分自身に余裕ができたらもう一回かけばいい。
あるいは、勝手に二次創作ででも、ファンがその可能性を探ればいい。
あるいは、もう何か設定が面倒になってしまったから、続きはマンガじゃなくて、ラノベにすればいい。それなら原案と主なセリフだけ考えて、あとは新人の力のある作家に任せればいい・・・とかね。
てか、書いてくれるなら、西尾維新にもでノベル化してもらえばいいw

まぁ、実際、話がでかくなりすぎたってことだよね、無意味に。

魔法世界編の途中から、いわゆるDBZ化が進んでいたから、いやーな感じはしていたけど。

ただ、DBZと違ったのは、主人公が強くなりすぎた・・・のではなくて、ネギま!世界があまりにも複雑になりすぎたってことで。ファンタジーもSFもラブコメもバトルも・・・とてんこ盛りで。

で、とりあえず連載の終わり、というか、さしあたっての終止符を打つに当たって採用したのがラブコメの文法だった。

だから、麻帆良祭体育祭からのネタがひたすら「ネギの好きな子は誰か」に焦点を当てていた。それを話題として引っ張っておけば、最後にその想い人が明らかになったら、まぁ、とりあえず終わった感は出てくるから。

こんな感じかなぁ。

だから、今回の話も特段に感想とかないんだよね。

まぁ、まき絵の弟が(いまさら)登場とか、成人したユエは何かねとか、え、あのエロキャラがここでまさかの再登場?とか。ホント、どうでもいい。

一点、「ネギの教え子」ってのが、皆、魔法使い的に扱われているってことは、少なくとも、卒業式から7年は仮契約は生きていたってことで。ってことは、本契約とか、オコジョ設定とか、もうガン無視ってことなんだな、とかね。

ということで、いったいこれで次回「完結」ってどうするの?

なんだかなぁ。

大体、どうするの?っていうこと自体、ネットのバズに貢献するだけでなんか、踊らされてる気がするんだよねぇ。思う壺というか。

ホント、ちゃんと終わらせてくださいな。

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モーレツ宇宙海賊 第9話 『華麗なる船出』

2012-03-07 00:50:39 | Weblog
相変わらずいい話。
茉莉香の動きは察しが良くて小気味いい。

というか、この子のいいところは、皆まで聞かない、というところ。
物事を最後まで明らかにしない。
ある意味で阿吽の呼吸をよしとする。

まぁ、その分、物語的には、腹に一物ありそうな人や、面従腹背の人までも明らかにしようとしないってことも出てくるのだろうけど。それは出てきた時に考える。

ただ、そういう茉莉香の性格は、グリューエルがもしかしたら彼女を利用しているだけなのかも、という印象を与えなくもないのだけど、それは今後の展開次第かな。

この作品、何かそういう曖昧なところが嫌だという人もいるようだけど、それは考え方次第かなと。

たとえば、私掠船免状を持つとはいえ海賊だからこれは悪で、茉莉香はそんな極悪非道の世界に嬉々として加わっていったのが理解不能、という声もあるようだけど、そういうのはちょっと設定に対して潔癖すぎるし、世の中、割りきって見過ぎだよね。

一応、本当の歴史にある私掠船免状って、例えば、イギリスのエリザベス1世の頃のキャプテンドレークあたりが有名で、彼は女王から免状をもらって海賊をしていた。この場合は、海賊といってもイギリス船籍の船は襲わず、他国の船から強奪することだけだけだった。要するに他国の富を強引に自国のモノにする。強奪された側は当然、文句を言うわけだが、免状を持った海賊は船籍のある国に戻ればお咎めなしどころか歓迎される。だから、軍と同等とみなされる。軍は他国の領土を攻略し、場合によれば奪うわけで、一方、海賊は富を奪う。

まぁ、このあたりの話は『ホライゾン』の2巻を読めば概ね雰囲気はわかるはずだけど。

で、モーパイ世界の場合、私掠船が同様の位置づけをされているかどうかはわからないけれど、とりあえず、そうだと考えれば、船長が失職したことが「公示」されるのも腑に落ちるし、茉莉香が「海賊は軍に準じる」と言われるのも納得が行く。だから、彼女が悪逆非道なことをするのは、彼女の国以外の船籍の船に出会った時になるはずだけど、そういう描写が今後はあるのかどうかはわからない。まぁ、本番の営業行為としてあるのだろうけどね。

でも、前にも書いたように、茉莉香が海賊になるかどうかは実はほとんど選択肢がない。

なぜなら、この世界の免状は直系の子供しか受け取れないから。

で、このあたりが、茉莉香の生来の勘のよさに繋がってると思
家業として引き継ぐのは、多分この世界の海賊というのが、一種の御庭番や隠密のように、表沙汰にできない難題の解決役を担っているはずだから。だから、決して公開できない情報や事実を海賊だけが当事者としてもつことになる。

このあたりは、チアキが、真実なんて当事者しか知りえないと言ってるところからも多分そう。彼女も次期船長の役割が世襲で決められているから、そのあたりの「海賊の掟」を既に身につけている。

秘密を漏らさないことの要諦の一つは、必要以上に知ろうとしないこと。

そして、茉莉香は、判断力の早さに加えて、どうやらそういう傾向も親譲りでもっているみたい。だからこそ、個別の特殊能力をもたない、ポッと出の高校生でも、船長をやれる。

判断力と勘のよさが、彼女にはあるから。

もちろん、第二話で梨理香が示したように、いつかは人を殺めるような引き金をひく時が来るかもしれない。あまり見たくはないけど、きっとあるのだろう。海賊だから。

でも、そこでもきっと、裏稼業としての自負をもって行うことのように思う。

だから、この物語に何らかの正義のようなものがあるとすれば、それは何かをなすときには、するかしないかの決断をする責任が伴う、ということではないのかな。そして、それはもちろんリーダーである船長にかかってくるものとして。

そう考えると、茉莉香は今のところ、頑張っていると思うし、その方向性が間違っていないと思えるからこそ、彼女の成長の様子に安心できるし、彼女が向かおうとしている方向にも納得が行くのだと思う。

ただ、海賊である以上、全ては決して綺麗事では済まないだろう。
とはいえ、世の中のリーダーが行う決断で綺麗事だけで住むようなものがあるのか。

真面目に捉えれば、この物語はそういうアイロニーももった物語なのだと思う。その風刺気味なトーンを、茉莉香やチアキの成長物語でうまくくるむことで、それとわからないものにしているのだと思うけど。

でも、こういう風に茉莉香たちの世界を読み解いてからと言って、彼女らの行動まで貶められるようなものではない。むしろ、そういう裏稼業の中での決断をこなしているところはいい。

感覚的には『セーラー服と機関銃』みたいな感じ。

でも、あれよりも私掠船免状をもつ海賊のほうが、まだ御庭番としての公務を伴う分、さらにその存在は、善悪の狭間にあるように思えるけれど。

ま、かなり真面目に書いてしまったけど、モーパイは想像して以上に面白いことは変わらない。

いいじゃない、幽霊船、海賊っぽくてw

次回も楽しみだよw

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あの夏で待ってる 第9話 『せんぱい』

2012-03-06 13:32:53 | Weblog
檸檬先輩、無双ですな。
さすがは永遠の17歳w
ていうか、実はホントにMIBなんじゃねw

最後の、イチカと海人のキスシーンを望遠レンズで撮影?or覗き見しているカットの挿入なんて最高。あれで見てる方の気恥ずかしさを一瞬緩和してくれる。まぁ、要するに、檸檬先輩は視聴者代表の存在なわけだけど。

いやー、こういうところ、イチイチ、ホント、うまいなぁ。
この劇団、ホント好きっす!

あと、柑菜、いい子すぎw
自爆して物語を進めるところもw
なんか、最後は、負けて勝つ、みたいな展開になると思うけどな。

それにしても、長井龍雪という監督が凄いね。
往時の岩井俊二のようだ。
むしろ、映画や実写には岩井俊二のような人は行かなくなって、アニメに向かってるってことなのかもしれない。

で、その長井作品的に言えば、イチかはどうみてもめんまポジションだから、最後はアンドロメダwに戻ってしまうのだろうなぁ。つまり、皆の前から消えてしまうのだろうなぁ。
そして、それを、海人は柑菜とともに思い出すのだろうなぁ。

もちろん、ナノマシンで治療された海人はもはやイチカ同様、アンドロメダ星人w仕様?に体がなってしまったから、一緒に宇宙に飛び出す、ってこともあるのかもしれないけど。

それよりもなによりも、イチカ自身が地球に残る、ってことなのだろうな。

そのための、記憶にある風景探しなのだろうし。
しかし、その風景を見つけたら、同時に、みんなの記憶も消えてしまう・・・とかの仕掛けもあるような。

しかし、素朴に疑問として、
どうしてみな宇宙人が地球人と同じ格好していても驚かないの?

まぁ、イチカにある記憶のイメージ、というくだりから考えるに、イチカたちは太古に宇宙に脱出した地球人の先祖、とかいう、割りと最近ありがちな設定wで説明されるような気がする。

このあたりの物語構造って、結構、先祖帰り的なものを感じるのだが。。。

ついでにいえば、映画を撮る、ってのは、ゲーム時代の現代とは一線を画す雰囲気を与えるところも面白い。なんか、もうデータベース的消費とか、飽きちゃったし。

なにはともあれ、檸檬先輩と柑菜が切り盛りするこの物語、終幕が楽しみ。

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魔法先生ネギま! 完結予想6

2012-03-06 01:04:45 | UQH/ネギま!
といってもね、いや、残り二話だなー、書くなら今のうちだなー、とw

353時間目が思いの外、あっさりと本来の卒業式をやってしまって、
しかも、扉でクラス全員の集合写真?も出してしまったから、
正直、後二話で何をするのだろう?と。

なんか、ダラダラとフェイドアウトするなら、卒業旅行だよね。
これを前後編で行う。
まぁ、何となくそんなか。

あるいは、超の再登場まで一通りやってしまったから、
魔法世界に一回、ネギの村で一回かな。

まぁ、両方回るのを卒業旅行にしてもいいんだけどねw

それにしても、渡界機、ワイルドカードすぎる。

これが出てきたせいで、もうネギま!世界は何種類も何通りでもルートが分岐することがオーケーになってしまったから、なんていうのかな、一つの終わりに収束することももうどうでもよくなってしまったというか。だって、実際、もう幾つかのバッドエンドは見てしまったわけだし。

裏返すと残り3話で渡界機を出してきたのはホント、あざとい。巧妙過ぎる。

ザジがバッドエンドの少年漫画としてはありえない展開、って言ってたけど、それに倣えば、およそ連載漫画としてはありえない終幕だよな、と。だって、どんな終わり方しても、即座に「リセット」を渡界機でかけて、それこそ別ルートでやり直せばいいわけだから。もちろん、どれくらいの渡界が可能なのか、とか、渡界機で何人まで移動可能なのか、とかのスペックがわからないから、そこまでオールマイティではないかもしれないけれど、それにしてもルートを変えればいいだけのこと、だよね。

いや、まぁ、とりあえず、ある終わり方はあと二回でするわけだけど、後日、いや実は別の終わり方があってね、って具合に、たとえば半年後に別ルートの話を例えば10回の短期連載で書くことも可能なわけだよね。しかも、渡界機の能力上、その短期連載はもはや「外伝」ですらない。本編のやり直しなわけだから。

要するに、こう、物語の根幹が脱臼させられたというか、宙吊りにされた、というか。

それは再三再四、明日菜に「未来はみんなに開けている、自由だ」みたいなことを言わせているところからもわかるわけで。

しかも、映画を含めて、公式には既に二通りの終わり方が示されるわけで。

うーん。

なんか、急速にしらけてきている。

よもや、あれだけ伏線をまき散らしたネギま!がこんなにヌルい、だらしない終わり方を迎えようとするとは思わなかった。

いや、こんなことは、Plan Bの終幕をまだ確認してない時だからこそ言えるわけだけどね。

読者の好きなエンディングを(脳内補完しながら)選択して下さい、というのは、すなわち物語の放棄。で、それが、渡界機の登場によってとてもリアルになってしまってきて。

ということで、もはや結末予測とか言っても詮ないわけで。
困ったなぁ。

大丈夫だとは思うけど、ホントにだらしない終わり方だけはしないでほしい。

キャラ萌えとか、バトル燃え、とか、そういう要素で読んでる人も確かに多いとは思うし、そうした読み方自体は別にいいと思うけど、その一方で、物語としてネギま!世界を楽しんできた人もいるわけで、そういう人達の素朴な物語収束欲求にも、とりあえずはきちんと答えてほしい。それも渡界機なんか使って別ルートに行くことなんてもうありえません、と明記するくらいの終わり方をしてくれないと、どんな形であれ、不完全燃焼な終わり方になってしまう気がしてならない。

ホント、渡界機って魔物。
最後の最後でトンデモないガジェットを出してきてくれたものだ。

頼みますよ、残り二話・・・w

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