BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第3話 『友達にしてごめんね』 感想

2020-01-19 17:12:54 | まどマギ
スピンオフとはいえ、まどマギ世界の外伝ということで、こちらも期待していたのだけど、なんか、思いっきり残念。

単に、まどマギ的な雰囲気を醸し出そうとしているだけのことで、当たり前だけど、まどマギには遠く及ばない。

イヌカレーが頑張っているとも聞いたいたけど、少なくとも背景美術的には、もうあの「魔女」の表現には、サプライズが全然ないので、今更感がハンパない。

その上で、キャラも、なんかまどマギっぽい子たちがたくさんいるだけだし。。。

てか、魔法少女、多すぎ!

お話的には、まともに何が神浜市で奇妙なことになっているのか、その空気をまずは伝えていくことが最優先なはずなのに、新たな魔法少女が出るたびに、変身バンクばかり示されても、興ざめなだけ。

ホント、FGOもそうだけど、ソシャゲ原作のアニメって、つまるところ、キャラを愛でるだけのものになるだけで、原作を単に食いつぶすだけのヒドイものにしかならない。

お話なんてそっちのけになってしまい、まったく取り付く島がない。

・・・って、そう思っていたら、Cパートで、なんとマミさん、登場ですか。

なんか、こりゃダメだ、という気にさせたところでのテコ入れにも見えるけど、さてさて、これで、マミさんも、単にキャラを浪費するするだけの展開にならないといいけど。

あ、でも、ソシャゲ原作?だからそんな期待をしちゃダメか。

あと、どうでもいいけど、キューベェのCV、なんか、思い切り下手になっているだけど、どうしたのだろう。喉を痛めてるのかな? そこは心配。

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虚構推理 第2話 『ヌシの大蛇は聞いていた』 感想

2020-01-19 17:00:46 | 虚構推理
うん、やっぱり、これじゃないなー。

少なくとも第2話でやる話じゃないなー。しかも、今回で終わってないしw

物語自体は朗読合戦になって退屈極まりない一方、表現は無駄にコミカルすぎる。

なんか、やってることが、劣化版の『氷菓』みたいになってしまった。

まぁ、原作がそうだから仕方がないのだけど、琴子の推理が示されるところを、全部、そのまま、琴子が読み上げるように説明してしまうから、「推理」ものに必要な「緩急」を操るサプライズが皆無になってしまった。

なんか、こんなレベルのものにするなら、CDドラマくらいにしておけばよかったのにね。

アニメにするなら、もう少し、構成を変えて、容疑者たちが実際にやり取りする場面を入れなきゃだめでしょ。

でも、それ以上に、3話までが大事、という基本に従えば、原作通り、まずは「鋼人七瀬」に突入して琴子たちのいる世界観の不気味さを伝えるところから入るべきだった。

今回のような話は、シリアスな話が続いた後の、箸休め的なエピソードにすればよかったのに。

いくらなんでも、製作者たちに原作愛のかけらもないのが残念。

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五等分の花嫁 第117話 感想6: それでもやはり五月エンドか?

2020-01-19 09:53:26 | 五等分の花嫁
前のエントリーで、

四葉とみせかけて、
五月と思わせながら、
でも三玖か?

という見方をしたけれど、とはいえ、やはり五月の線が濃いかなぁと。

というのも、前のエントリーでは、鐘キス自体を、ある意味でミスリードとは言わないけれど、ミスディレクションとして、むしろ決定的条件にはしない、という見方をしたのだけれど、

でも、一つ大事なことがあって、それは、あの鐘キスの時をきっかけにして、風太郎は花嫁となる子のことを意識し始めた、という一言ね。

つまり、もう一方の当事者である風太郎の心理を考えるなら、あの時の「鐘キス」は、やはり決定打だった、ってことね。

で、あの場面で大事なのは、

①風太郎は、まだあの時点では、自信をもって見分けられる五つ子はいなかった、

②その状態で、誰であれ、五月の顔をした相手とキスに及んだ、

ということ。

だから、あくまでも風太郎の視点からみれば、とにかくあんなことがあった後では、大なり小なり、五月のことを意識しないではいられない、ということ。

で、ちょっと補足すると、まず①については、いや、あの時点で四葉は見分けられた、あるいは、それ以前の林間学校の時に五月を条件付きながら見分けることができた、という言い方はできると思うのだけど、とにかく風太郎にしてみれば、まだ一瞬で誰か見分けられる、という境地には達していなかった。

それから、②については、いや、あのシーンで本当にキスをしたかどうかはわからない、ということもできるのだけど、とはいえ、あれは、初キスの話から入ったスクランブルエッグのまとめ回なので、一応、初キスがあれだった、ということは決定事項にしておきたい。

これについては、一応、日の出祭中の一花の追求も、的を得ていた、と解釈したい。

なので、一応、事故とはいえ、キスと言われても仕方のない唇同志の接触はあった、ということにする。

だとすれば、五月の顔でそれをやられたら、風太郎は意識しないではいられない。

なので、今回の117話で、教室で転んで風太郎にのりかかりそうになったときとか、日の出祭最終日での階段を降りてくる五月と顔が近づいた時、風太郎はアタフタした、ということだよね。

だから、鐘キスの時の相手がだれであれ、五月を意識しないではいられないのが風太郎の自然な反応、ということで。

だったら、素直に、鐘キスをきっかけに漠然と五月のことを考えるようになっていた、と思ってもおかしくはないかな、と。

あと、実際に、あの時の五月は、ホンモノの五月だった線が高いとは思っていて。

いや、やっぱり意図せずに転んだら、多少は変装ってバレるものじゃない、とかね。

だって、声だって思わず出ちゃっただろうし、つけてたウィグだったちょっとはおかしくなったりはしない?

でも、それでも誰であるか判然としないというなら、それはその子がホンモノの五月だったから、と思うほうが自然かな、と。

ということで、鐘キスの相手が誰であれ、五月のことを意識したし、実はあれは五月だった、ということかな、と。

そうすると、日の出祭でキスをしなかった五月が改めて浮上する。

ただし、五月的には、今までは、あれは事故だった、ということで割り切るようにしていた、と。

まぁ、裏返すと、あの時、事故であってもキスしておかないと、五月の方は花嫁資格を持たなくなってしまうわけだけど。。。

もっとも、これは前のエントリーで書いたけど、「5年前のあの日」が、いつのことを指しているのかは、はっきりとはしていなくて、それが実際に高2の最後をさすのか、高3の秋をさすのか、はどちらでも解釈は可能。

その上でさらにいえば、今後、五月と風太郎がキスをする機会があれば、それでも条件にはあう。

ということで、実は鐘キス要件はまだどうとでもできる。

なので、大事なのは、あの事故を風太郎がどう受け止めたかの方にあって、それで、最初に書いたとおり、風太郎が意識し始めたのは五月だった、ということ。

ともあれ、改めて見直すと、ねぎ先生は、大事なところの文言を、しばしば、周りの状況や文脈で読者のほうが勝手に解釈してしまうようなシチュエーションを作るのがうまいなぁ、と思う。

それを踏まえると、花嫁の要件がいろいろあるけれど、その多くはどれもわりと、どうとでも言えるようなものが多い。

ということで、五月を風太郎が選ぶ理由はちゃんとあるということ。

裏返すと、別に五月が降って湧いた泥棒猫、というわけでは全然ないこと。

もちろん、事態は、極めて流動的だけどねw


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五等分の花嫁 第117話 感想5:118話以降の流れは、四葉エンドではなく五月エンドか?と思わせながら実は〈彼女〉エンドなのでは?

2020-01-18 20:58:21 | 五等分の花嫁
「鐘キスは誰だ?」が最も重要な条件と思っていたけど・・・

でも、改めて冷静に考えてみると、四葉が京都の子であることを風太郎に知られた時点で、第1話の冒頭、というか扉にあった風太郎の独白による

「君と出会った高校2年の日」

に思い切り引っかかっちゃうんだよね。

だって、四葉と出会ったのは小学生のときだから。

にもかかわらず、四葉エンドでOKになりそうになったのは、四葉が京都の子であったことを風太郎には明かさない、という決断をしたから。

ただ、この四葉マジックには弱点がある。

一つは、同じく小学生の時の風太郎に一花が会っていること。これをバラされたらアウト(そして、同じ理由で、一花自身も選外になる)。

もう一つは、いうまでもなく、零奈を演じた五月。

こちらは、そもそも四葉が五月に依頼したことなので、五月がバラしたらアウト。

しかも、今までの素振りを見るに、風太郎はすでに零奈が五月であることに気づいている。

だから、風太郎が五月に確認を取ればそれまでのこと。

いや、でも真面目な五月は、守秘義務というか、本人の意志を尊重するか、とにかくそんな理由で「禁則事項です!」とか言って、回答を拒みそうではあるけれど。

でも、117話の精神状態を見ると、「当事者である上杉君には知る権利があります」とか、いって、バラしちゃいそうだよね。

で、そうなると、その時点で、四葉エンドは詰んでしまう。

ということは、作中では、四葉と風太郎は付き合わないという選択をすることになる。

となると、五月エンドの可能性も浮上する。

ただ、これも冷静になると、単に四葉エンドが消えただけのことであって、五月だけでなく、一花を除いた二乃と三玖にも、可能性だけなら生じることになる。

で、今のところ、まだ、積極的に二乃と三玖を完全排除する理由を見いだせていないのだよね。

で、そこで「鐘キスは誰か?」ということになって。

正確には、61話冒頭の結婚式の「誓いのキス」のシーンで、花嫁が風太郎に向けて「5年前のあの日を思い出して」という言葉が意味している、「鐘キス」が二人の初めて交わしたキスであるという条件。

つまり、鐘キスのあとはキスをしていない、という含みであり、となると、日の出祭期間中に風太郎とキスした子は、この条件をクリアできないということ。

そうすると、二乃と三玖が脱落して、適格者は五月だけ、ということになる。

ちなみに、四葉マジックでは、日の出祭中に四葉が風太郎にしたキスは、風太郎が「夢うつつ」であったため風太郎にとってはキスの記憶がない。そして、あのキスの事実を四葉が封印してしまえば、はい、鐘キスが初めてでした!ってことになる。

ただ、この四葉マジック、冷静に考えれば、結婚式の、それも「誓いのキス」の場で、自分の都合だけで封印したキスの事実を完全隠蔽して、5年前の鐘キスが初めてだったでしょ?と尋ねるのって、単純にやばくない?と思うのだけど。

どう考えてもヤンデレ属性だよね? 

ストーカー属性だよね?

なので、個人的には、四葉エンドって、これまでばら撒いてきた花嫁要件と照らし合わせたとき、単純に、無理があるなあ、と思っている。

つまり、四葉が、正直に全てを風太郎に告白した時点で、四葉は、この物語の神様から「選外」を通告されてしまうことになる。

で、なんか話がぐるぐる回っていて申し訳ないのだけど、やはり普通に考えて、四葉の抱え込んだ風太郎まわりの秘密は公開され、風太郎の知るところとなり、四葉以外の子にチャンスが訪れる、ということになる。

で、さっき書いたように、鐘キス条件から、五月が適格者となる、・・・ってことなのだけど。

ただ、この鐘キス条件については気になるところがあって、あれは、高2のときの「スクランブルエッグ」編の第1話冒頭で出てきているから、いかにも「初めてのキス」がスクランブルエッグ編の最後にあった「鐘キス事件」とセットであると考えてしまうけど、でも日の出祭期間中のキス・ラッシュwを考えると、別に日の出祭の時のキスが花嫁にとっての初めてのキスでもかまわないと思うんだよね。

となると、問題は「5年前のあの日」が高2のときなのか、それとも高3のときなのか、ということで。

高2のときなら、鐘キスの相手が五月である条件づきで、五月。

高3のときなら、日の出祭のときにキスした4人のうち、「京都の子」条件から外れた二乃、および三玖。

ということにならないかな、と。

で、そうなると、気になるのは、32話の「結びの伝説2000日目」で、結婚式当日に、らいはが「仕事以外、無頓着なのは相変わらず」と風太郎を詰っているところで、このらいはのことばから想像できるのは、風太郎が結婚式当日の時点で、すでに社会人であるということなんだよね。

つまり、大学は卒業している上での5年前。

風太郎が志望大学に現役合格できないシナリオは考えづらい。

で、しかも社会人で結婚となると、さすがに、就職して早々ってことも考えにくい。

つまり、早くても、社会人1年目の秋くらい。

となると、5年前って、高2のときではなくて、高3の秋でも良くはならない?

そうすると、あれれ、もしかして、四葉でも五月でもなく、二乃か三玖が浮上する?

で、普通に考えれば、「風太郎」という呼称を使っていたのは三玖だから、三玖のほうがさらに有利? なのか?


実は、五月エンドになりそうだよな、って思って、ちょっと見直していたら、あれ、むしろ、この四葉エンドと五月エンドの鍔迫り合いは、最終コーナーの盛大なミスリード?という結論になってしまったw

正直、書いている本人も、そんなつもりじゃなかった、と思っているのだけど。

でも、五月エンドの進行もさることながら、三玖エンドの復活もあるように思えてきた。

そして、もしかして三玖エンドもあり?と思うと、116話で、三玖が「自分を好きになれた」といって、彼女が一回り人間として成長したことを明示したエピソードが語られたのも、単に三玖に退場してもらうのではなく、改めて、風太郎に選ばれるに足る少女になった、ということのようにも思えてきた。

いや、もー、わかんないや。

でも、花嫁が三玖だとすれば、結婚式の場で「誓いのキス」をする直前に、「初めてじゃないでしょ」「5年前を思い出して」、というセリフも、リアリティをもたないかな?

だって、日の出祭期間中のキスのなかで、三玖からのものが、一番、情熱的で、意図的なものだったでしょ。

あれだけ、しっかりキスしてしまえば、確かに自信をもって、つまり風太郎をリードするような感じで、「思い出して」、といえるのではないかな?

ということで、当初考えいてた五月エンドとはぜんぜん違う方向に行ってしまったけど、この先、三玖にもまだチャンスがあるのではないか、ということ。

つまり、四葉を日の出祭で風太郎がまずは選ぶ、という事件があってはじめて、いろいろな隠し事が表にでてくるようになったということだね。


ともあれ、もう、はやく118話が読みたいよw

あ、そうだ。

学生結婚なら、もちろん、五月エンドもありだし、それもありえない話ではないと思う。

ほんと、わからんw

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五等分の花嫁 第117話 感想4:二乃が象徴する連載開始の頃と逆転した「ギスギスさ」

2020-01-18 10:37:07 | 五等分の花嫁
それにしても、日の出祭以後、五つ子の関係、さすがにギスギスしすぎじゃない?

まるで、連載開始の時と逆転したようなギスギスさ。

当時は、風太郎の拒絶を巡ってギスギスしていたのに、今は、風太郎の「恋愛」を巡って(もう8割がた決着はついているのだけど)ギスギスしている。

てか、もう二乃は完全にあの頃の二乃だよね。何言っても絡んでくる「嫌な奴」。

いくら作劇上しかたないとはいえ、ここのところの悪役に振れた二乃は、ホント不憫。


で、今回素朴に不思議に思ったのは、五月たちも風太郎も、みな、今同じクラスじゃない?

にもかかわらず、食堂で、「あ、五月!」って四葉が声かけるのって、思い切り不自然だよね。

まだ一花が、学校の外で、風太郎と五月を見つけるなら、わかるけど。

さすがに、あ!、じゃないだろ。

同じクラスで。しかも、食堂はひとつしかないんだから。


こんな感じだと、日頃から気まずくない?と思うわけだけど。。。

五つ子に至っては、席順だって、五月、二乃、三玖、四葉、の並びだし。

さすがに、これ、破綻してない?

てか、家で、五つ子たち、どうしてるんだろう。

実は、結構気になってしょうがない。

ちなみに、117話って、日の出祭が終わってから、どれくらい経っている設定なのだろう?

前回の、三玖が自分の気持ちに整理をつけるあたりは、日の出祭の直後だったけど、今回は、冒頭で五月が下田さんに相談している描写も含めて、数週間くらいは過ぎているような感じなのだけど。

一応、四葉に体育大学からの誘いがある、というような新情報も出てくるくらいだから。

で、そうなると、その間、学校でも一緒、家でも一緒、でも、二乃と四葉は常に一触即発状態にある、って、さすがに、高3受験生的にどうなのよ? と思うけどね。

この物語は『ぼく勉』と違ってスラップスティックコメディではなくミステリーw色が強い作品だから、必然的にもろもろの状況描写はマンガ的ご都合主義ではなくリアリズムに則って来ていたはずなのだけど、さすがにいささか破綻してきてない?

ただ、このギスギスさ、って、日の出祭最終日を境に、五つ子+風太郎の間の関係が、反転して連載開始時のものに戻っているようにも見えるんだよね。

で、間違いなく、そのトリガーになったのは、五月と風太郎の間で「勉強、教えて下さい」「任せろ」のやり取りがなされてきたところから。

やっぱり、あそこでこの物語の流れは大きく変わったんだよ。

一花、二乃、三玖は、日の出祭でピリオド。

代わりに、四葉と五月が前へ。

要するに、それまでステルスで潜行していた二人が浮上した、ということね。

それがまた、正々堂々をうたう二乃からすると腹がたって仕方がない。

そりゃ、ギスギスもするよなぁ。

でも、ホント、二乃が元通りになってしまったのは不憫。

むしろ、最終コーナーで、いろいろと予測不能の爆弾発言をして、四葉と五月に発破をかけるためだけに、強制退場させられてしたようにも見えてしまって。

二乃にとってもハッピーな結末って、どんなものなのだろう。。。

もっとも二乃のあとには、一花と三玖も控えているから、どちらかが救済的な言動をしてくれると思っているけど。

五等分の指切りは、どこに行ったの?

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とある科学の超電磁砲T 第2話 『大覇星祭』感想: 安定のレールガン、黒子健在は朗報!

2020-01-18 00:43:16 | 超電磁砲/禁書目録
いやー、ホント、科学の方はシンプルでいいねーw

大覇星祭、表側の動きはホント、のんきでw

でも、他校も含めてやたらキャラが多いのが玉に瑕。

すでに誰が誰だか、わからなくなってきたw

しかし、この裏で、上条さんは魔術側と交戦するんだからなぁ。

といっても、その分の放送は、もう何年前?って思うくらい昔だし。

なんかアンバランスだよなぁ。

あと、「暗部」ね。

さすがに、いまさら「暗部」とか見ると、なにこいつらチームでイキってるわけ?としか思えないけど。

都市の「暗部」とかいう発想自体が、もう20年くらい前の「闇」の感覚だよね。

それこそ、デュラララとかw

どうせ、また、美琴やみさきちにちょっかい出して返り討ちに合うんだろうなw

ともあれ、黒子が車椅子とはいえ、前面に出てきてくれたのはいい。

やっぱり、レールガンといえば、黒子だよ。

このテンションの高さがないとね。

それと、もちろん佐天さんw

でも彼女も微妙に厄介事を呼び込む体質だよねー。

それにしても、ほんと、レールガンは禁書と比べて安心して見れるのはいい。

まぁ、常盤台以外の高校の超能力が、あまりにもショボいのには呆れるけど。

でも、レベル5の7人がとりあえずトップというヒエラルキーは、わかりやすい。

禁書のほうが、もう魔神とか出てきて以後は、なにがなにやら。。。、って感じでもうホント、ついていけなかったから。

魔術の能力バトル、って、設定を読み込むだけで精一杯だからね。

それに比べると、レールガンの超能力は、一応、物理現象として説明可能なのがいい。

てか、こっちのほうがよっぽど魔法っぽいじゃんw


あー、でも、第2話にして、すでに作画がやばくなりつつあるように思うので、なんとか持ちこたえてほしいかな。

そうそう、科学といえば、やはり木原一族は出てくるのかな?

彼らのクレージーさがどう表現されるかで、全体の印象も変わりそう。

是非とも、マッドサイエンティストの片鱗をきっちり見せてほしい。

美琴が呑まれないといいけど。

あ、でもキャラ的には、みさきちよりも婚后さんが独走!って気もしているw

ともあれ、このままサクサクと物語を進めてほしいぞw

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五等分の花嫁 第117話 感想3:118話で風太郎は四葉の口からなにを聞いて驚愕するのか?

2020-01-17 12:25:07 | 五等分の花嫁
(付記:最初にアップした記事では、武田と前田を取り違えていたのだけど、直しました。ゴメンナサイ)

117話を読んでから、無性に気になってきたのが、113話で、前田と武田から風太郎に投げかけられた次の問い。

武田  「誰から見分けられるようになったのか?」
前田  「誰が好きなのか?」

気になったのは、ここで、風太郎が困った顔をしているのは何故か?

想像するに、それぞれの問いに対する答えとなる相手が、違ったから。

もちろん、前田の「誰が好きか?」という問いに対する答えは、113話のその後の展開を考えれば四葉だったと思うのだけれど。

でも、武田の「誰から見分けられた?」という問いに対しては、あれ?、誰だっけ?って素で思ったんじゃないかな。

今思うと、ここがうまいのは、前田を出すことで、風太郎の中で、林間学校の頃まで思い出させるようにさせたこと。

実際、風太郎は、武田の問いに答える前に、過去五つ子に変装して騙された場面を思い出していた。そして、マンガのコマでは、その想起の中心に据えられたのが、林間学校のときに、一花のふりをした五月。

もちろん、彼女が真ん中なのは前田がここにいるからなのだけど。

でも、そうすると、どうしてこんな「風太郎が誰を選ぶのか?」という天下分け目の戦い回で、その直前に、前田と武田が出てくるんだよ?と疑問に思ったことも理解できる。

それは、前田を置くことで、林間学校の出来事まで思い出させることだった。

なにしろ、風太郎が前田と知り合ったのは林間学校のときだし。

しかも、今回、前田は、なぜか一花は遠目でも見分けができる、といって「一花」に話の焦点を当てさせたし。

前田と一花とくれば、風太郎にとっては、林間学校であった「五月による一花のなりすまし」がとっさに思い浮かぶ。

なにしろ、あれに関わったことで風太郎は風邪をこじらせて、その後、入院までしてしまうのだから。

でも、あの時、風太郎は、一花に変装した五月に気がついた。

となると、あれ、俺が最初に見分けられるようになったのって、五月じゃなかったか? でも、これから告白しようと思っているのは四葉だよな?

・・・ってことで、この時、風太郎は、実はちょっと、自分の気持ちに迷ったんじゃないかな。

その場は、なんとなく前田の「覚悟を決めろ!」って威勢のいい言葉をかけられて、有耶無耶になってしまったけど。。。

でも、この時、風太郎の中ですでに、五月か? 四葉か? って迷いが生じたんじゃないのかな?

であれば、その後の四葉とのやり取りで、風太郎の口から「好きだ」という言葉が四葉に対して掛けられなかったのも、理解できる。

とにかく風太郎としては、四葉に「隣りにいてくれ」って伝えるだけで、もういっぱいいっぱいだった、ってことだよね。

まぁ、気分的には、えーい、ままよ!、って感じ。

勢いに任せて四葉に向かった。


でもね、この五つ子がそれぞれ待つ部屋に赴き「ひとりだけ選ぶ」という、なんだか置屋で今宵の相手を選ぶようなシチュエーション自体、風太郎の望んだものではなく、五つ子が申し入れたものだった。

この112話から114話あたりを読んだときは、この「部屋を訪ねる」という方法は、てっきり、「誰も選ばないなんて言わないで」と言っていた一花の発案だと思っていたのだけど、今回の117話を見ると、これ、五月の発案だったのかもしれないとも思えてきた。

となると、徹頭徹尾、五月が風太郎を四葉に向かうよう誘導していたことになるのだけど。

実際には一花のアシストもあるように思うけどね。

でも、物語当初から、一花は、他の姉妹に対するのとは違って、五月にだけは、終始、風太郎と仲良くなりな、と勧めていたので、仮に、この「部屋を訪ねる」方式が一花の発案だったとすれば、一花は、風太郎が五月を訪ねる可能性もあると思っていたのではないかな。

いや、もちろん、これは117話を読んでから思ったことだけどね。

それに、これもまた117話を読んでから113話を見直すと、風太郎が扉を開いた直後のコマは、「・・・上杉くん」と口にする五月なんだよね。

だから、まぁ、これは十中八九ありえない話だとは思うのだけれど、113話で、風太郎が最初に訪れた部屋は、五月の部屋だったのかもしれないなぁ、と。

いや、その後、一花や二乃、三玖については、それぞれ「選ばれなかった」ことを示す描写が明確に加えられているのだけれど、五月だけ、これからですよ、というコメントが示されるのみだから。

だから、もはや、困った時の(まさに117話のような)便利な相談相手としての五月として、あのときも風太郎は、まず五月の部屋を訪れたのではないかな、と。

で、そこで、ひとしきりやりとりがあってから、四葉のところに向かったのではないか。

多分、五月とのやりとりの内容は、零奈まわりのことだと思うのだけど。

でも、それも含めて、まず向かうべきは四葉のところ、と応じたようにも思えるのだよね。

まぁ、これは117話がなければ思いつかない、ある意味で重箱の隅をつつくような解釈なんだけどw


でも、そう思うと、もう一つ、零奈まわりで気になるのは、86話の最後で、京都の修学旅行を終えて、風太郎が零奈にフォトブックを渡した時のことで、あの時、風太郎は、どうやって零奈に連絡をとって呼び出したのだろう?

となると、やっぱりあの時点ですでに風太郎は、零奈が五月の変装であると気づいていたのかな?

というか、五月に直接連絡して呼び出したのかな?

その場合、零奈コスが、五月の意志なのか、風太郎の要望なのか、はちょっとわからないけどw

ともあれ、だとすると、あの時点で風太郎は、五月が京都の女の子と思っていたわけで、しかも、それ以降、風太郎の中ではずっと、五月が京都で誓いを交わした子だった、ってことになっていることになる。

なぜなら、風太郎から零奈の姿でフォトブックを手渡された後に、五月は、近づいてきた四葉に対して、「五年前に本当に会ったのはあなただった」と風太郎に打ち明けるべきだと伝えているのだから。

でも、117話の時点で、いまだに四葉は風太郎にその事実を明かしてはいない。

となると、問題は、

この「京都の女の子は四葉だった」という事実の秘匿が、四葉の行動をどう縛っているのか?

ということと、

この事実を風太郎が聞いた時、どう反応するのか?

ということ。

で、そのいずれにも、五月の存在が絡んでくる。

だから、このあたりが、118話の肝になるのかな。


でもこう見てくると、最終コーナーで物語の核心にくるのは、

五つ子ゆえ可能になったミステリーの王道たる「なりすまし」「入れ替わり」

になるわけだね。

犯人だと思っていた人物が、実は別人だった、という展開。

そして、『五等分の花嫁』の場合、その結果、四葉と五月の立ち位置をどのように変えてしまうのか?

風太郎は、真犯人を見つけた時、どう思うのか?


素直に考えれば、今まで誤解していた「京都の子=零奈=五月」から、いきなり「京都の子=四葉」となるわけで、それだけなら風太郎の心境に大きな影響を与えることはなくて、むしろ、四葉エンドのアシストになるようにも思えるのだけど。

でも、その一方で、その事実の発覚から、風太郎の五月に対する印象も書き換えられてしまい、新たな感情が生まれるのかもしれない。

なにしろ、風太郎は、縁の下の力持ちを応援する側の人間だから。

五月が、自分のことをアシストしてきた四葉をさらにアシストしてきた存在だとわかった時、そして、その五月が示してくれた(四葉だけでなく自分も含めた)好意が、もともと京都で知り合った幼馴染であったからではなく、高2で出会ってから発したのであったkとを風太郎が知ったら。

その裏側で、四葉の風太郎に対するアシストが、もとを辿れば、6年前の京都での出会いにまで遡るとしたら。

この逆転した事実を知った時、風太郎の二人に対する理解もまた、ガラッとひっくり変えるように思える。


しかし、こうなると、一花が一歩引いた立場を取るようになったのも納得。

この五月と四葉の間にたって、二人の仲裁をしつつ風太郎に助言をできるのは、「京都の子」事件wも知っている、そして、なぜか風太郎の持っていた「写真の子」が映っていた写真を五月が持っていたことも知っている一花、しかいないから。

なんと、最終コーナーで、一花が、風太郎ホームズをアシストするワトソンになるとはw

そして、三玖があっさり敗退を認め、二乃が連載初期の嫌味な姉キャラに戻ったのも理解できる。

全ては、最終決戦を、四葉vs五月にし、審判役を一花にするためだったw

いやー、やっぱりこの作品は、ラブコメではなく、恋愛ミステリーだったんだね。

四葉と五月のどちらが花嫁になるにせよ、まだまだこの先、物語は二転三転しそう。

そこで大事なのは、風太郎がどのように応じるのか。

その風太郎の今後の決断/心変わりを担保するためにも、ここのところ、風太郎の内面は描かれず、たぬきに「好き」を連呼するおバカキャラにまで落としていたのか。

でもなぁ、風太郎も117話の最後で「雪の話」を出してしまうほど、テンパっているからなぁ。

恋愛初心者の風太郎が、この先、どれだけ七転八倒するかも楽しみだね。

いやー、ここからがホントの「最後の祭り」の始まりだったんだね。

ホントに、次回、118話が楽しみでならないよw

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五等分の花嫁 第117話 感想2:五月エンドっていわれてるほど唐突なのか?

2020-01-16 21:45:29 | 五等分の花嫁
117話で示された、あれ?もしかして五月エンドあり? という展開に、そんなのありえねー、とか、さすがに遅すぎ!、とかいう意見が結構あるみたいだけど。

でも、そんなにいうほど、無理な展開かね?

前の感想にも書いたとおり、五月って、むしろ五つ子の中では例外的に、風太郎との距離の縮まり方を現在進行形で描かれてきた人物だと思うのだけど。

連載直後は「大嫌い」だったのが、林間学校あたりで「ニュートラル」にまで持ち直して、その後は少しずつ「信頼」を取り戻して、この間の日の出祭で「尊敬」の対象にまでなって、そして、今回、とうとう「好き」ってことでしょ?

黄金のルートではないの?

その変化のプロセスも2年間分、きちんと描かれているのだし。

そもそも今の五つ子と風太郎との関係の出発点となる、風太郎による五つ子の「パートナー宣言」にしたって、五月が風太郎をけしかけたからだったし。

連載開始初期の花火大会で、五つ子を「パートナー」と呼ばせたのは、他でもない五月だったわけで、その発言に最初にグラっときて食いついたのが一花と三玖で、その後のしばらくの物語を引っ張ったわけだけど、でも、当然、そのパートナーの中には五月も含まれているわけで。

五つ子たちのことをきちんと「特別な対象」として意識させたのは五月だった。

それに、これは地味に重要じゃないかと思うのだけれど、風太郎が、最初に変装を見分けた相手って、五月だったってこと。四葉ではなく。

林間学校で、一花に変装した五月に気づいたことね

もちろん、あれは「上杉くん」という五月が使う呼び方に気づいたからなのだけど、ともあれ、最初に五つ子を見分けることができたのは「あの時」という理屈も、一応、通るかな、と。

つまり、この「五等分の花嫁」ワールドにおける黄金律たる「愛があればわかります!」に従えば、あの林間学校の時点で、風太郎は「愛」を五月に対して覚えていた、ということでしょ?

まぁ、「愛」は必ずしも「恋愛」を意味するわけではないから、直接「好き」ってことではないだろうけど。

でも、五月の存在が風太郎にとって大事なものだった、というのはあの時からあったわけで。

で、その後は、デレる前の二乃の横暴(風太郎が用意したプリントを破いたというやつ)を目にして、思わず風太郎に代わってビンタした事件とか。

いうまでもなく、零奈に扮することで、何度も本音の会話を風太郎と交わしていたわけで。

で、そのそれぞれの事件は、いずれもこの2年間の風太郎の行動や決断に大きな影響を与えてきていた。

四葉のような完全な支援形態ではなかったけど、折りに触れ、風太郎の行動をたしなめていたわけで。

とはいえ、なんといっても五月は「堅物」だから、そもそも風太郎に限らず、男子に対して「恋愛」を真剣に考えるモードには達していなくて、それよりも姉妹に対して母を演じることを優先していた。

それもあって、四葉から零奈に扮するよう頼まれたことで、自分の気持ちよりもまずは「優先権」という意味で、四葉がまずは風太郎に気持ちを打ち明けることを最優先するようにしてしまったんじゃないかな。

仮に風太郎に惹かれていると感じたとしても、それは零奈を演じることで、風太郎が零奈に向けた言葉に揺り動かされてしまったから、ということで。

でも、その言葉は、本来なら零奈=四葉こそが受け止める言葉であると。

とまれ、零奈を演じるようになったあたりから、自分の気持ちがだんだんわからなくなっていったのが実情じゃない?

で、多分、実は人の心情がわかる「国語の得意な」四葉は、五月のそうした「迷い」にも気づいていると思うのだよね。

つまり、四葉からすれば、自分がいるせいで、五月は自分の本心を明かすことができない、というように。

で、ここからさきは、五月エンドの可能性、ということになるけど。

一番のポイントは、一方の当事者である四葉の行動でしょ。

好きだから付き合う、ではなく、好きだけど付き合わない、という選択肢も、まだ当然、残っている。

互いに「好き」だといっても、四葉と風太郎の意識がすれ違っている可能性ももちろんあるわけで。

あの日の出祭最終日における四葉の「好き」は、いわば修学旅行の時の三玖が風太郎に言った「好き」と同じで、姉妹のアシスト(特に五月と一花)があったからこそ、実現したもので。

でも、その一方で、四葉がまだ風太郎に伝えていない、隠したままのことは、いろいろあるわけで。

その筆頭は、6年前の京都のことであり、五月に頼んだ零奈のことであり、もちろん、日の出祭のあいだに、風太郎にキスしてしまったことも。

というか、もしも、次回、二乃とのやり取りの中で、風太郎に日の出祭中にキスしたことを明かしてしまったら、それは風太郎の耳にも入ることで、例の「鐘キス」要件からしたら、四葉が一歩後退することになったりはしない?

ということで、五月が風太郎と積み重ねてきたものや、五月の成長の後が(言葉ではないけれど)具体的に作中で描写され続けてきたこと、そして、四葉が態度を保留していること、などを考えたら、四葉エンドではなく、五月エンドに変わる可能性もあるし、そのことには、これから10話も20話もかけないとできないことでもないと思うのだよね。

つまり、五月エンドがあったとしても、全く唐突ではない。

で、もう一つ、メタな話をしてしまえば、『ぼく勉』のアニメの「うるかエンド」が典型的だけど、ここのところ、従来の「幼馴染=すべり台」の公式を覆す「逆張り」として「幼馴染エンド」が出てきているようには思うのだけど、さすがに、その流れに『五等分の花嫁』は乗ったりしないよね?というのがある。

だって、理由が従来の常識を覆すというだけの「逆張り」でしかないわけで、さすがにそれは安易すぎるでしょ、ということ。

それからもう一つ。

102話で一花が、風太郎に自販機で飲み物を選ばせることで、鐘キスが誰だったらいいと思っていたか、告白させようとした時のこと。

あの時、五月にはコーヒーがあてがわれていて、しかし、作中で、風太郎がコーヒーを好まないことはすでに、五月とのやり取りで繰り返されていた。

なので、そもそもコーヒーをあてがわれた時点で、五月は選択外、という話があったと思うのだけれど、この先、あれは逆の意味に取れるようになるのではないか?

つまり、風太郎は、「コーヒーの五月ちゃん」を選ぶことができるのか?ってことで、いや、風太郎、高校も卒業するんだから、そろそろコーヒーの味も覚えろよ、いつまでも、コーヒー苦い、飲めない、とか、ガキみたいなこと、いってんじゃねぇよ、ってこと。

つまり、風太郎も、この物語を通じて一つ、大人になれ!ということ。

となると、むしろ、あれほどしつこくコーヒーを勧めていた一花は、実はずっと、風太郎に五月推しをしていた、ということになるのだけどね。

あ、でも、林間学校の時に、五月が一花に紛争したのも、そもそも一花がけしかけたことだったか。

となると、実は、一花は、最初から風太郎に五月を推すための役目を負わされていたのかもしれない。

ともあれ、多分、風太郎と四葉が結ばれてしまうようなら、それは、単純に6年前の小学生の時の二人が結ばれるだけのことで、それでは、ただ時間を巻き戻すだけのことになってしまう。

そこから一歩踏み出す、という意味でも、四葉は、もしかしたら風太郎を好きだけど選べない、付き合えない、ということなのかもしれない。

前回の116話でも、三玖に対して「上杉さんのことを思い続けてる」と面と向かって言っているし。

「思い続ける」ことを「付き合う」ことは、四葉の中では、もしかしたら全く違うことなのかもしれない。

まぁ、そのあたりの四葉の考え方、というか本心は、次回明かされるのだろうけど。

ともあれ、もう二転、三転くくらいしそうな感じだね、物語としては。

まったく敗戦処理ではなかったw

でも、そのほうが、花嫁は誰だ?!ミステリーっぽいと思うんだよねw

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五等分の花嫁 第117話 『五里霧中ランチタイム』 感想: まさかここから五月の略奪愛w?

2020-01-15 11:22:00 | 五等分の花嫁
まさかの、五月の恋心覚醒回?

えー、五月、受験前に、今さら、それをいう?

いや、サプライズを求めていたものとしては、下田さんの意見に1万点!賭ける!と言いたいのが本心なのだが。。。(笑

でも、逆に、下田さんが明言しちゃったから、とりあえず、五月による略奪愛はないんだろうなぁ・・・、と思いつつ。

でも、まさかの逆転劇、ありですか?

それとも、最終コーナーで読者離れを減らすための、単なる目くらましですか?

どっちだろうねー。

ただ、後者の「目くらまし」だったら、マジで、このマンガ、終了時に、クソ認定されて、ブックオフに単行本が山積みされるという事態が生じるよね、間違いなく。保証する。

・・・という、暴動に発展しかねないネガキャンの確実さを考慮に入れると、一応、ここから五月が、想定通りの末脚を見せる、ということなのか?

まぁ、将来の花嫁を決定づける「鐘キス」の相手、という犯人wは、まだ四葉と確定されたわけではないからね。

あくまでも状況証拠でしかない。

それに、そもそも、その「鐘キス」が初めてのキスだった、という「鐘キス」条件を、四葉がギリギリクリアできたのは、日の出祭のキスシーンで風太郎が夢うつつ状態にあって、風太郎がキスされたと認識していない、という、かなりトリッキーな展開でごまかしたからだし。

正確には、あの場面で、風太郎が「夢うつつ」であったのは間違いないけど、だからといって、風太郎が、あのキスは四葉だった、と気づいていないと、風太郎が口にしているわけでもないわけで。

というか、あのキスが四葉からだった、と風太郎が気づく、なんて「ひっくり返し」は実は、いつでも可能だから、その点では、まったく当てにならない。

それに、そもそも「鐘キス」が初めてのキスだった、という条件を最も素直に満たしているのは、日の出祭で唯一人、風太郎とはキスをしなかった五月、ということになる。

だから、四葉の「日の出祭期間中のキスはノーカンです」という無理矢理のロジックを除けば、鐘キス要件に最も適しているのは、五月、ということになる。

つまり、五月は、いまだに花嫁の有資格者。

年末からのこの数話の内容から、四葉がギリギリ滑り込んだと思っているだけ。

ただ、それ以上に問題なのは、風太郎は、あの四葉からされたキスを、それが階段の上から降りてきた女子で、しかも口調も、普段の四葉のそれではなく、かつての「京都の女の子」のものだった、ということから、(四葉ではなく)零奈からされたキスと「妄想」してしまっていることね。

つまり、風太郎は、今の(五月扮する)零奈にも、強く関心をもっている。

というか、風太郎は、零奈に対しては、すでに京都旅行のときに、感謝の意を示してもいる。

もっといえば、風太郎は、零奈が五月の変装であることにもうすうす気づいている。

なぜなら、修学旅行前に、五月が楔を打つため、といって、らいはと買い物中の風太郎の前に現れた時のことがあるから。あのとき、らいはと風太郎の前に現れたのは、四葉と五月であって、その二人のうち、四葉がらいはを連れて食事に行っている間に五月/零奈は現れていた。

もちろん、四葉と五月以外の五つ子が、零奈に扮して待ち伏せしていた、というのもありえない話ではないけれど、それは流石に都合良すぎる。

ということで、あの時点で、零奈に扮しているのが五月だというのもわかった上で、風太郎は、その後もあっていた、ということなのだと考えるのが自然。

そして、その零奈も含めて感謝し惹かれていた、というのが風太郎の本音なんじゃないかな。

で、そうなると、もう一つ、今度は四葉の側で問題なのは、五月が四葉に成り代わって零奈として風太郎に接触していたことを、あるいは、接触させていたことを、四葉が風太郎にまだ話していないことね。

まぁ、多分、今回、風太郎が五月に声をかけたのは、この零奈のことについて問いただそうとしていたのだと思うのだけど。

で、そこで重要なのは、今回の最後で、むりやり、四葉と二乃が秘密の話をするところで――といっても十中八九、四葉が風太郎にえらばれたことについてだろうけど――、まるで出歯亀するかのように、五月と風太郎が居合わせてしまった、というシチュエーション。

てか、あまりにもアレなwシチュエーション。

そして、ここで、何が話されるのか?ということ。

予想されるのは「いいわね、何もしなくても向こうからやってきてくるのだから」とひとりしきり嫌味を言った上で、二乃が「どうしてフーくんと付き合わないの?、OKといわないの?」と問いつめること。

それに対して、四葉は、あれこれ応えるのだろうが、そのうちに二乃から次のような問いかけがきっとなされるのだろうな。

きっと「あたし、あの竹林ってフーくんの幼馴染から聞いて知ったのだけど」という前フリから、「四葉、あなた、フーくんと6年前に京都で会っていたんでしょ? 私がキンタローくんだと思ったあのワイルドな頃のフーくんに・・・」とか言って、「京都の女の子」事件に、二乃がグッサリ切り込んでいく。

二乃的には、姉妹の間に隠し事は無しね、といいながら、四葉はずっと、この大事な事実をずっと秘匿していた、それは素朴にずるいし、なにより家族に対する裏切りだ、というところまで激高して、マジで四葉を許しがたいと思うのだろうね。

その結果、四葉は、実は・・・、といいながら、高2以降、会っていた零奈は、私ではなく五月だった、ということを、この場に風太郎と五月がいることも知らずに、明かしてしまうのだろう。

・・・という展開が待っているのではないか?

これによって、有耶無耶にされていた、で、零奈は誰なの?問題に、一応、決着がつけられる。

で、重要なのは、四葉がいまだに風太郎に隠し事をしていたこと、しかも自分の代役を五月にさせていたこと、その五月も二乃に対して秘密にしていたこと、・・・、これらの全部が、最も辛辣な「正義の人」である二乃の前で語られること。

こんな話を聞いたら、間違いなく二乃は、四葉も五月も糾弾するだろうし、風太郎に対しても、フーくんは、こんな嘘つきの女がいいわけ?みたいな、捨て台詞をはいてもおかしくはない。

で、ここにきての次なる問題は、日の出祭事件を経て、五月が、どうやら自分の本心、すなわち、風太郎に対する恋心に気づいてしまっているようにも見えること。

なので、ここで、激高した二乃による「正論」をぶつけられた時に、五月としては返す言葉がないはずで。

きっと四葉に対しても、ごめん、四葉、いまはあなたのことを擁護できません、とかいう展開になりそうだよね。

何が言いたいかと言うと、残り数話の段階で、四葉と五月の頂上対決の勃発w

年末に風太郎が四葉を選んだ時に、今まで花嫁が四葉であるという伏線はふんだんにははられていた、といわれていたけど、それを言ったら、五月は、まさに表の物語で、ずっと風太郎との親交を深めてきていたわけで、その進展は、日の出祭の時に、第1話(だっけ?)で聞かれた「勉強、教えて下さい」という五月のお願いに対して、180度異なる「快諾」の返事が風太郎から示されたことで明らかにされているし。なにより、すでに、五月は、上杉家に何度もお泊りするくらいの関係だしね。

ということで、ここまで積み上げられた「実績」ということであれば、五月も四葉に負けていない。

その上で、鐘キスの要件を一番満たしているのは、五月だし。

さらにいえば、風太郎はまだ(四葉も含めて)誰に対しても「好きだ」という言葉をかけていない。

となると、極論すれば、一話分あれば、五月の大逆転、という展開もありえる。

ここで鍵になるのは、四葉が、京都の子のことも、零奈のことも、まだ何も風太郎に話していないこと。

その禁を、正義ガール・二乃が、無理やりこじ開けるのが次回、118話なんだろうね。

そして、強引に、五月が舞台に上がる。

ただし、今回は、五月も十分、恋心を自覚した上で。

というか、改めて、今回の騒動で、五月も風太郎への恋を自覚させられるのだろうね、それこそ二乃によって。

あー、それにしても、なんて不憫な役回りなんだ、二乃は。

そして、もう一つ重要なのは、風太郎が、とりあえず日の出祭での、四葉への告白もどきを経て、恋愛初級から、恋愛2級くらいには、進展していることw

だから、風太郎もまた、単なる感謝の念ではなく、「好き」というのが何か、という理解を深めたのだ・・・と信じたい。

だったら、彼が100話最後で、「この選択は正しかったのだろうか?」という、後日からみた独白がつけられていたことも理解できるから。

いやー、次回が楽しみだw


しかし、ここまで、え、もしかして五月なの? と思わせられたのが、結局、四葉を確定させるための単なるイベントの一つだったとしたら、大ショック!

そのときは、マジでねぎ先生を呪おう。

あと、振り返ってみれば、日の出祭って、結局のところ、一花、二乃、三玖をふるいで落とすためだけのイベントだった、ということだよね。

まぁ、一花は、まだ、京都の子のひとり、という秘密を保持しているけど。

でも、「鐘キス」要件というところで言えば、単純に本命は五月、次点が四葉、のハズだったんだよね。

それが「夢うつつ」事件として有耶無耶にされただけで。

なので、118話が楽しみ!

たのむよ、ねぎ先生。

これで裏切るって展開だけは、なしね。

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バビロン 第10話 『決意』 感想

2020-01-14 13:57:12 | バビロン
うん、これこれ。

原作を読んだ時、あーあ、と思ったところ。

正崎がアレックスからFBI捜査官に任命されて、拳銃の携帯を許可されるところ。

でも、必ず家族のもとへ帰れ、と、大統領から命令されてしまうところ。

要するに曲瀬愛を殺すな、ということなのだけど。

いわゆる「不殺(殺さず)」をアメリカ大統領に命じられる、日本の元公安検事、って、いろいろな意味で象徴的すぎて、笑うに笑えなかった。

こういう命令を発することのできる「父」にあたる存在が、「父」として絶対視される存在が日本の中にはない、ということでもあって。

きっと、同じことを日本の首相や検察のトップから言われても、リアリティがないんだろうなぁ、と。

そもそもアレックスの、自分の頭で熟考するトップ、というのが、考えられないからね。

だからこの物語では、アレックスのカウンターパートとなるのが、齋開化という架空の都市「新域」のトップにならざるを得ない、という。


このあたりは、原作を読んでいて、まぁそうだよな、と思うとともに、ある意味で、超ステレオタイプのG6外交での各国首脳の役割分担に、げんなりしたところでもある。

第3部は、それまであったリアリズムがどこかに消し飛んでしまうくらい、カリカチュア過ぎてツライ。

まぁ、今回の画面もマンガ的過ぎて(いや、まぁ、マンガなんだけど)、結構残念。

物語の重さに、画面が全然追いつけていない。

特に、十戒を教会で司祭と語るところには、なんの荘厳さもないものね。

なんたって司祭のCV、あの「慎重勇者」のセルティウスの人でしょ?

なんかとりあえず凄みのある声あてとけばいいよね、くらいのものでしかなくて。

いやー、全てが軽い。

自殺という重い話をしているのに、第3部に入ってから、全てが軽い。

一番重厚性のある画面が、冒頭のツインエンジンのロゴが出るプロダクション紹介部分、というのはさすがにイタすぎるw

原作や原作者に対して思い入れのある方ではないので、本来なら拘る理由はないのだけど、とはいえ、さすがに、この軽さはないなぁ。

宮崎駿がCVに俳優を抜擢するのも、なんか理解できる。

アニメのCVって、結局、使い捨ての場内アナスンス程度のものなんだな、と思ってしまうから。

結構驚いているのは、それが比較的芸歴のある男性CVでもそうなんだ、というのに、今回気付かされた。

いや、アレックスはいいんだけどね。

正崎も、これはフィクションの主人公だから、でいいのだけど。

でも、それ以外の取り巻きが、皆、軽すぎて。
芝居になっていない。

こんなので、この先に控える陰惨な世界の陰惨さをちゃんと伝えることができるのだろうか?

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