100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「イラン」編 宗教 イスラーム教9 モスク3

2008年06月12日 08時16分32秒 | イラン

 モスクは前述のように「平伏してお祈りする場所」ですから中には何もありません。大切なのはメッカの方向(キブラ)ですから、その方向の壁が少し窪んでいます。ミフラーブといいます。

 写真はナタンズという村にあるモスクの内部ですが、この壁の窪みがミフラーブですが、見ての通り何もなく特別に神聖な場所でもありません。左に見える階段はミンバルと呼ばれる説教壇です。集団礼拝の時(金曜日)にここで導師が説教をします。 ミフラーブの下も少し窪んでいますが、これはシーア派だけにあるものだそうです。添乗員の瀬川さんの説明によればモスクがいっぱいになったとき外で礼拝する人と同じ位置にするためだそうです。 

 余談話を最後に一つ。イスラームの教えの根幹は神アッラーへの絶対的帰依ですがそのこと象徴するのがイスラーム圏で多いアブドゥーラという人の名前です。その意味は「神の奴隷」です。

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「イラン」編 宗教 イスラーム教8 モスク2

2008年06月12日 08時10分11秒 | イラン

 このモスクの入口です。14~15世紀にかけてゾロアスター教神殿(後記の予定)の跡に建てられたヤズドで一番大きいモスクです。

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「イラン」編 イスラーム教 7 モスク1

2008年06月12日 08時06分25秒 | イラン

 私はごく最近までモスクはどこでもモスクで多分アラビア語だと思っていました。ところが、これはとんでもない間違いで自分の無知の再発見となりました。モスクは英語でアラビア語ではマスジドmasjid だそうです。このmasjid が中世イスラーム圏になっていたスペインでメスキターmezquita に訛りそれがもう一度訛り英語のモスクになったというわけです。 (ドイツ語もフランス語も似ています)

 さてそのマスジドの意味は「平伏する場所」です。写真はヤズドにあるマスジドです。2本の尖塔(ミナレット=英語 ミナーレ=イラン)が見えますがイランでは一番高く48mあるそうです。尖塔は一般的にはアザーン(お祈りの呼びかけ)をするところと説明されていますがその他の意味もあるようです。

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