100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「イラン」編 宗教 ゾロアスター教5

2008年06月20日 08時26分22秒 | イラン

 イランではゾロアスター教の残滓があちらこちらにあります。この写真はアブヤーネ(後日紹介の予定)という小さな村で見かけたものです。現地ガイドも、添乗員も紹介しませんでしたが、ふと上を見ると”fire temple”(火のお寺=拝火寺=ゾロアスター寺院)の文字が見えました。小さい文字なので大きく拡大してよく見てください。

 追記

 前々回スーフィーについて紹介しましたが忘れていたことがあるので追記しておきます。それは「一冊の本」(2008年5月号)という朝日新聞の書評誌の釈徹宗という人の一文です。

 「今日本で一番知られているイスラーム系の名前といえば、日本ハムファイターズのダルビッシュ君でしょう。ダルビッシュ(ダルウィーンュ)とは、イスラームの中でも、スーフィーという神秘主義系の系統で使われる言葉で、聖者や修行者や呪術師などを意味します」 


「イラン」編 宗教 ゾロアスター教4

2008年06月20日 08時18分05秒 | イラン

 ゾロアスター教寺院の中の聖火です。この時の説明では1520年間燃え続けているとのことでしたがlonely planet には4000年燃え続けていると書いてありました。

 ゾロアスター教に関する余談話を一つ。英語で魔術のことをmagic 日本語でもマジック(手品)と言いますがこれはゾロアスター教の祭司マギから来ているそうです。(異論あり)

 また、キリスト降誕の時祝福に来た東方の3博士と訳されている人たちもマギです。


「イラン」編 宗教 ゾロアスター教3

2008年06月20日 08時11分17秒 | イラン

 写真はヤズドにあるゾロアスター教寺院です。上部にこの写真でははっきりしませんが、アフラ・マズダの像があります。なおこの寺院に限らず世界中のゾロアスター教関係の施設などはインドに居住する金持ちのゾロアスター教徒(インドではパースィーと呼ばれています。25万~18万人)の寄付で支えられています。

 インドのゾロアスター教徒は金持ちで有名で、たとえばムンバイ(ボンベイ)で有名なインド門を作ったのは彼らですし、現在国営になっているエアー・インディアインド航空の創業者も彼らです。 

 インドのゾロアスター教徒は今も鳥葬をやっているようです。

 なおインドでのゾロアスター教について楽しく知る本に妹尾河童の「河童が覗いたインド」があります。

 Coloさんコメントありがとうございました。マツダランプは書き忘れていました。しかし東芝の製品とは知りませんでした。