風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

一人足りないけれど幸せな時間

2007年08月06日 | チンゲル亭裏日記

昨日は、娘夫婦の新居祝いの夕食会に5人が集まりました。
夫は、残念ながら、不在。
まもなく、帰国の予定ですが、とんぼ返りの可能性濃厚です。

二人の娘たちの連れ合いとが、仲良く並んで、美味しそうにお酒を飲んでいる様子を見たら、お酒の好きだった二人のおじいちゃんはどれだけうれしく思うことだろう。

きっと、二人並んで、「よいなぁ」と天国で酒を酌み交わしているだろうか。
その二人を見て、母は、唯一生きて二人の孫を世話した自負を胸に、にこやかにそばに座っているだろうか。
そう、あと二人、娘たちを知る人たち、ひいおばあちゃんと伯母ちゃん。

きっと、私たちのテーブルの周りは、にぎやかに取り囲まれていたことだろう。

娘たちが居なくなった寂しさは、日を追うごとに、何かこのような行事のたびに、薄紙をはぐように(と言うと病気のようだけれど、母としてこれといった仕事が無いと感じるのは、病気と同じとすればこういう表現を使っても良いのかなあ)薄くなってきてるようです。
こうして集まると、やはり母だわと思う発見があって、母として、女同士として未だわたしにできることがあると、感じるからでしょうか。

美味しいワインを頂いて、娘夫婦お勧めの料理を頂いて、一人で飲んだように赤くなって、饒舌になって。。。

はぁー、しあわせ、しあわせ。
何かの時には、すべりこみセーフで間に合う夫なのに、今回は、帰国が間に合わなかった。
残念ねぇ、あなた。
でも、こういうこと、これが始まりで、終わりではないから。
滑り込みセーフでいいから、間に合ってね。
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