風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

帰宅難民

2011年03月13日 | 徒然に日々のことを
  被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

  被災地の皆様に一日も早く平穏な日常が戻りますように。





私の体験は、「帰宅難民」と言う名前が付いている。

夫の同僚は、健脚で、40キロを歩いて帰ることを決めた人がいたらしい。
夫は、残留を選んだのだけれど、私の甘い判断で、帰宅することを選び、寒空に行列しているのを聞いて、急遽やってきてくれた。


そのうち、電車が動くだろうと言う判断は、甘かった。
その判断の元に、動き始めた電車に乗り、その日のうちに帰り着いた人も居たのだけれど、私の乗りたい方面行きの電車は、開通することは無く、開通したとしてもバスに乗ってしまった後のことで、最寄り駅に歩くよりそのまま進んだ方が良い状態になっていた。

今回はこたろうのことが心配で帰心が勝ってしまったのだが、もし、町がこわれているのなら、とどまったのだと思うのだけれど。


そして、HPを覗くと、多分私のことを心配してくれているのだろうと思える記述や、遥かモンゴルから、安否を尋ねるメールが届き、いろんなところで心配してくれている人がいるのを知る。

帰宅困難を体験しただけで、被災者の一員の顔をしてはいけないと、今頃気がついて、何か出来ることはないかと思いはじめたところ。


しかし、その前に、自分の身を考えてみると。
ちょっと歩いたぐらいで歩行困難をきたすような体力では、体を使ったアクティブな援助はもう考えない方が、よいらしい。

異常事態の前には、判断ミスをしてしまうし、私の知恵も浅はかなことを露呈してしまった。
はて、さて。。。家族や親族に対して元気で居ることだけが仕事になったのか。。。

日常生活では、まだまだ、役に立っていますと言えるだけでも、良しとするしかないのか。

心配をしてくださっている皆様へ、ありがとうございます。
膝も回復しつつあり、エレベーターは自己責任で使うようにとの会社の状態のようですが、出社するつもりでは有ります。
ただ、反対する人が一人おりまして・・・

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