風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風10月1回目

2013年10月09日 | 詩吟
14日の昇段試験を前にした最後の練習。

かなっく詩吟コンサートで、良い思い出を作ったということで、「半夜」良寛作
そして、吟題を決める直前に習って、とても流れの良い吟をなさったので、「芳野懐古」 藤井抽O作

それぞれが、吟題として選ばれました。

基本吟よりは、ちょっとワンランクアップの吟題を選んでいます。

この二つの吟は、転句が同じ吟法なので、お二人ともそれぞれが習っているときも、かなり参考になり、倍の練習をしたことになります。

二半の音取りに苦心していましたが、最後には何とかつかんだようでした。

そして、今日、初めて、繰り返しやり直しをして、細かい練習に取り組んだのは、七山。
せっかく七の高さが出ているのに、母音に変わる時音が下がって中途半端な七山になってしまうのです。

「もう一度おねがいします」この言葉が、くやしさではなく素直な気持ちで、口から出たことが、とてもうれしく、そのあと何度か繰り返して、美しい七山を会得なさいました。

これから、練習が進むと、今までのようにちょっとした指摘はで直らないことが多々出てくるでしょう、何度も繰り返して、それでも、今日の時間内に会得できないこともあることでしょう。

自然な流れで、「もう一度」が出たことに、先の楽しみが十倍に増えたのでした。

どこまでやるか?なんて、迷うことなく、次のステップへ、移行していきました。

「先生は、生徒に育てられるの図」でした。

そのいきだね。!!!


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