風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

谷中教室

2013年10月26日 | 詩吟
久しぶりに谷中教室訪問。

新しいメンバーも増え、谷中祭りは盛況であったそうな。
そして、そのまつりを見て聴いて、練習見学をしたい方がさっそく入会なさった。
どちらも、女性で、今まで、少なかった女性が増えて女性の練習もやりやすくなったようです。

今日は、声の道場に参加なさった先生のレジメも頂いて、さんこうにさせていただきました。
理論から入る男性と、来月受講予定の私とのアプローチと理解項目は、おそらく違ってくると思います。
理論より実践、体感をモットーとする私は、きっと女性のつよいみかたとなるだろうなぁ。

今のところこれは「絵に描いた餅」
これを、本物の餅にしてみよう。と、大きなことを言う私でありました。

練習の後は、飲み会なのだが、女性二人は別行動と言うので、私はその女子会に参加しました。

お茶で盛り上がる三人でしたが、発声についての質問があり、それに丁寧に答えていると、お店にほかの客がいなかったこともあり女性店員が聞き耳を立てていた様子には、ちょっといい気分。

体操をすることの意味、体は楽器といたるところでいろんな人が言っていること。
そのメンテをすることで、今以上の声が出る、出さねば体に申し訳ないという話。
私って、なんでこんなに次々とことばがでるのだろう?
ガールズトークと言いながら、大体において私が盛り上がるのは、詩吟と音と声についてだ。

そのうち、ガール特有の身の上話になり、ここまで聞いていいの話になり、垣根が一挙に取っ払われました。

そのうちの一人、今日の独吟で、超速の進歩を見せたので、とっても良かったねぇと言ったら、(もう一人と駅で別れて二人になったときのこと)嬉しいことを言ってくれた。

前回、私が、音程はしっかりしているのだから、抑揚をつけるようにと言ったそうだ。
抑揚をつけるのが気恥ずかしく照れ臭かった彼女は、それでもその気になって、抑揚をつけることに気をつけて練習を続けたそうだ。

それで、谷中の発表の吟は、とてもよかったと褒められ、今日その時以来初めて聞いた私も、本当に吟詠になってきたと感じたのでした。
飲み会で、さりげなく言った言葉を、こんなにも忠実に守ってしかも一人で実現した彼女を「かわいい」と思えたのでした。

こんなことが起こるのも、伝えたいことがいっぱいあって、そして、確実にそれを受け取って実らせてくれる人がいるからなのだ。

今、したい、しなければと思うこと、自分の教室のメンバーでない人に対してはもしかしたら余計なことになるかもしれないことでも、女性の味方スタンスで当分続けらるなぁ。

東京芦孝会の善き慣習に乾杯!

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