風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

菜根譚 はじめの一歩

2015年04月16日 | 論語と
新しい年度に入りました。
そして、第一と第三のカリキュラムが、変わりました。
第一木曜日は、二コマとも論語の日です。
そして、第三木曜日は、菜根譚を新しくはじめ、二コマ目は、引き続き吟詠指導「はじめの一歩」です。


「冷眼 冷耳 冷情 冷心」について。
文字のみを見たときは、冷たい心と感じましたが、「冷」とは「冷静」ということでした。

冷静な眼で人を観察し、冷静な耳で人の言うことを聞き、冷静な感情で人の心を動かすものに対処し、冷静な心で道理を考える。

私には、「冷」という冷静なものには無縁で、すべて、「ホット」なんだなぁと思う。
冷たくなくて、冷静に、冷静を過ぎると冷たくなる境を超えないで、温かい心をもって、物事に対処できるようになると、私の、詩吟人生は変わるだろうか。


冷静に波立たない心は、面白いものではないと思っていたが、、、、、



さて、二年目に入った詩吟の会。
尺八の伴奏での模範吟は、もはや日常となりました。
助っ人さんのおかげで、模範吟も吟詠上級者三人に手助けしてもらえて、大助かりです。
吟詠指導したうえで、模範吟をするのは、とても面はゆいものです。

今月から、青葉からお二人が、菜根譚の講義にはるばる参加してくださるようになり、受付会計の仕事も手伝ってくださり、ありがたい限りです。

今日の、漢詩は、「春暁」ゆったりと吟詠しました。
漢詩の選択は、須藤先生のお考えで、「論語 唐詩への誘い」≪足利学校編≫の本を使うことになりました。
その中で、唐詩名編10の第一番は時期を得た「春暁」です。

二年目ともなると、先導した一節を繰り返すのも、なめらかです。
かくして、二年目も滑らかに、滑り出しました。

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