風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

腰の痛み

2016年06月03日 | 体を整える
細かい部分の痛みは、必ず原因があり、原因を発する体の部分があって、その部分の滞りが、何とかしようとして、ちょっと離れたところへの痛みとなって表れるという。

その人体力学は、人間の体の精妙なメカニズムによるものらしい。

目に見える異状だけを問題にして、治療をしても、ちっとも改善されないことがあるのは、そのことからなのです。

今日の私の腰の痛みは、いつもは右腕に原因があるのに、今日は、左腕に滞りがありました。
因果関係は、あれかなこれかなと、考えると思い当たることが2~3ありました。

滞りをほぐしていただくと、体の軸がまっすぐになり、私の場合は、胸がすっきりするのです。

そして、毎日忘れながらも続けている体操の思い違いをしていた部分を正していただきました。

先生にそばで、いつもの自分のやり方を見てもらっているときは、なぜか、不具合は起こりません。あれぇ?
家での問題点を挙げると、たちどころに思いこみの動かし方をしている原因を解明してくださり、間違い部分を訂正しインプットし直しを行います。


これで、無駄な力を使って、無駄な力がかけて、不具合が起きていたことが、明快に解き明かされました。

詩吟の練習でもその通りのことが起こります。
物事を習い覚え、上達する筋道は、同じようなことが起こるものだと、感心しました。



以下加筆(6月4日)

詩吟の時も、並んで、合吟をしたり、体をほんの少し添えたりすると、感受性の高い人は、楽器としての体の使い方が、瞬時に転写することがあるのです。
頭で考えず、感覚で受け取ることが、いかに簡単に技を受け取ることができるのかを実感しました。
真似て学ぶ⇒「まねぶ」という言葉の奥深さを感じる。





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