風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

青葉6月2回目

2016年06月24日 | 詩吟
駅からの道すがら、紫陽花も、終わりに差し鰍ゥっています。

会場では、工事中の騒音のため、空いている隣の部屋へ緊急避難移動というアクシデントがありました。

そんな時、文句を言う人もなく、部屋が空いていてよかったねと、笑ってやり過ごせる人ばかりです。こんな心優しい人に支えられているんだなぁと、思いました。

前回のおさらいと復習、新しい吟題へと、順調に練習が進みました。

それぞれの、宿題も、解決しました。

今日の一番の宿題は、私にありました。
かつて習った吟詠が、抜け出てなくて、準備段階からの思いこみが、練習が始まっても、すぐには気が付かなかったことです。

油断が出てきたと、反省。

そして、今までの練習のデータの取り方はこれで意味があったのかを、自分自身に問うています。


巻頭言にある言葉を、自分なりに解釈しながら、頭でっかちだなぁと、反省しきり。


今が、私の頑張り時。そういう人のそばにいる会員さんたちも、別の意味の頑張り時。

肩の力を抜いて、こだわりを捨て去ると決めたエックスデーは、あともう少し。
今は、力を抜かない。今までの頑張りがぐずぐずになったらもったいないから、あと少しの間は、このまま変えないでおこう。

会員さんたちの旅立ちの時を迎えたら、どんなに、気楽なことだろうか。
おこがましくも、箸の上げ下げまで、言ってきたことが、どんな実を実らせるのかダメにしてしまうのか。
それがわかってしまうのが、恐ろしいけれど、身のほどを知る良い機会でもある。

会員さんたちが育って、同じ立ち位置に来た時、なかなか、よく育ったねといえるだろうか、もともと大人だった人たちに対して、そのような思いを抱くこと自体、おこがましいことなのだろうか。

それにしても、自分育ての難しいこと。


いみじくも、娘の書いている言葉
内緒で、引用  


『あの時、"憧れた人" いや "嫉妬した人"になれてる自分がここにいた。

     当時の自分にエール。

      そして今の自分に…なんだろ…もっと胸はって日々楽しもう!と喝!!』


今の私とちょっと違うけれど、娘も私も何らかの形で、成長している。

「親ですが何か」と言う上から目線がなくなって、同じ母親となって、年を重ねている。


私は逆に、「あの時の私から今の私へエールだ」


                        ≪6月25日加筆≫
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