風のこたろう

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入賞ならず

2018年03月24日 | 詩吟
第31回日本詩吟選手権決戦大会  
                曳舟文化センター一階ホールにて

                後援(公財)東京都歴史文化財団
                      東京都江戸東京博物館
                      読売新聞社

日本詩吟協会総本部 主催のこのコンクールは、本数別で、競われる珍しい大会です。

首都圏予選、首都圏決戦を経て、今日は、本選です。

それぞれの本数の出場者の人数に対して、決められた割合が入選となります。
例えば、6本の場合、出場者24名に対して、入賞者は5名でした。

本数別の優勝者以下、定められた人数の入賞者とで、さらにもう一つの決戦が行われて、名実ともに日本一の優勝者が決まります。



芦孝会からは、二本、三本、六本、八本へそれぞれ一名勝ち残りましたが、今回の決戦では、残念ながら、入賞者は出ませんでした。


かく言う私は六本に出場でした。
昨日の整体では、立って行える簡便深息法を習ったのですが、山田先生がそばに居るとできたのに、自分一人では十分にできませんでした。

そして、朝いちばんに背骨の8番の体操を行いましたが、どうやら願った方向への効果が表れず、違ったほうへ表れてしまって、外出しない日であれば、喜んだことが、今日のように出かけて、しかも、時間の制約のある状態では、歓迎できないことが起こりました。

出吟10番前で控えに出る時には、幸運にも解決したので、あれも、これも、私の気持ちの弱さを試されるものであったと今では思うのです。
本番では、まず、丹田に気持ちを込めることができなくて、平常心とは程遠い有様でした。

もっと、もっと、自信たっぷりになれるほどの練習を積まねば、こういう事態には、対処できないのだと、よくわかる。

帰宅して、録音を聞いてみると、まさしく、マイクの位置取りから始まって、すべてに余裕のない様子がありありと、聞こえてきました。

それでも、この半年あまりの切磋琢磨で、自他ともに認められる、上達が見えたことは、確かです。
成績とは別のこじんとしての好評価があり、ちょっと嬉しかったなぁ。

でもね、曲げて、助言くださった諸先生方に、できたら、「入賞」を知らせたかったなぁ。。。



教場での自信たっぷり、偉そうに吟じているいつもの私は、どこにいったの?

ワンツーフィニッシュを決めた時の、私は、どこにいったの?

探し出さなくちゃねぇ。おーーーい。
                  



             
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