風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

菊池ビエンナーレVI

2016年02月17日 | 出会った人
第6回 菊池ビエンナーレ展

故郷の知り合いが、入賞したとのことで、ご案内を頂いていた現代陶撃フ〈今〉という副題の付いた展覧会に行ってきました。

並み居る大きな作品の間に、米田和さんの作品が、こじんまりと、それでも引けをとらないパワーをもって、座っていました。

大きい作品は、その、技術の高さを表すうえでは、大事な要素であることを、学決ウんにお聞きして、なるほど。
圧涛Iなパワーが迫ってくると、振り払いたい気がして、小さい作品は、この手に抱いて連れて帰ることができるから、とても、気持ちに沿って親しみがある。

私にとって、陶剣iは、まず、生活の器として身近にあるものだから、陶撃フ件p作品をはじめ見に来た私は、たじたじとする。























私の一番気に入ったのは、私情の入る米田さんの作品を抜きにして、大賞ではなく奨励賞の「Form」作者 若月 バウマン ルミ でした。
優しく寄り添う感じが好きだ。

この作品は、一番に話題になった作品だったそうですが、審査の経過をたどるうちに、他の人が大賞を受けました。

鑑賞後に、受付にいた学決ウんとずいぶん長くお話をする機会を得て、とてもいい時間が過ぎ、良いものを見ただけでなく、ちゃんと締めくくりをしたことが、初めての経験でした。

作品を優しく見つめて、知識をひけらかそうとしない若い女性の学決ウんは、私の、思いをしっかりと受け止めて聞いて、その、感じ方を素直に認めてくださった。

しっかり聞いてくれて、受け止めてもらえることの心地よさを、体験して、このようでありたいと、思えました。
今日であった若き学決ウん、初心者の私の気持ちを、陶撃ノ向けてしまったなぁ。



後日、このパンフレットを見ながら、その時の学決ウんの話とか、初めての陶兼Wに引き込まれた話を娘としました。

やはり娘は、花にまつわる作品に目を奪われるようでした。
「デッサンが狂っていると受け入れられないのよね」とほかの写真に目をやりながら、これがいいと指さしました。





織田 阿奴作 金銀彩六角陶筥 「苧ム」





さて、この日、米田和さんの作品展が、さるデパートで開催と案内を頂いたので、それに合わせて、出かける予定を組み立てたのですが、さて、デパートに行ったら、昨日で終わっていた。

米田さんにもお目にかかれるかと期待しつつ、言ったのに、私って、なんて馬鹿。

残念だ。ごめんね。米田さん。
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夢青葉2月1回目

2016年02月12日 | 詩吟
松山市民センターでのお稽古二度目。

ロビーに12時10分について、お弁当を食べながら、時間を待つ。
他の教室の開始を待つ人たちと、一緒にお天気の話題で、コミュニケーションを取り、また、お目にかかるときの顔つなぎをしました。

幹事さんが到着したら、すぐに打ち合わせが始まって、周りの人は、興味津々の面持ちで、会話を聞いていらっしゃった。

今日もお二人が欠席でした。次回そのうちのお一人はいらっしゃれると聞いています。
もうお一人は、体調は、いかがなのでしょう。
今日も、とても寒かったのですが、2週後は、まだ、寒いでしょうか。


会場が広いので、体操をした流れで、ウオーキングになりました。
いろんな場面で、体の軸が大事と聞くことがあります。
始まりの体操も、軸がしっかり定まっていると、楽に手足を動かすことができて最後にフッと息を抜いたとき、良い脱力の姿勢ができます。

軸がしっかりすると、力の抜き差しがスムーズで、ちょっとの圧力にも屈せず、立ち続けることができます。

たったの2分、あるいは4分の吟詠時間とはいっても、エネルギーのいることですから、軸が斜めになっていると、無駄に力が入って、吟詠よりもエネルギーの消費が激しくて、吟じ終えた時は、疲れ果ててしまいます。


律詩体力はどのようにしてつけたらよいものか。
あれこれ考える。
まず、後半に差し鰍ゥったとき、4行目の終わって、5行目へとつなぐとき、しっかり息継ぎをして、落ち着いて始めましょう。
そうすると、不慣れな長い詩も、ある程度、終わりまでつつがなく吟じることから始めましょう。


さて、前回の段下がりの最後の低い音の安定を欠くと、次のことばの音程が乱れるということの発見と助言は、しっかり覚えておいてくださったようです。
そして、段下がりの五つの音が、スムーズにしようとするあまりだらしのないずり下がってしまう音のつながりにならないために、二つと三つに分けて、二つ目と三つめの音の間が最初は間抜けに聞こえても良いから、しっかりと、三つめ(二の高さ)音を丁寧に出しましょう。
そうすると、残りの「一」「乙」がしっかりと発声でき、しかも「乙」の低い音が正確に、響きのある音が出せます。

段下がりの最後の「乙」の音を安定させると、次の言葉の最初の音も安心して出すことができるので、音程が狂うことがありません。

高い音は、正確に出せるのですから、低い音がとりにくいのは、女性ならではのことかもしれません、先のことばかり心配していると、その手前で、上の空になって、それが、事故の原因となってしまいます。

物事の原因が、どこにあるのかが、わかると解決の糸は、もつれずにするするととけていきます。
ゆとりを持った練習をしていると、柔軟な頭にピコン!とlightがともされるものなんですねぇ。

足元をしっかり確保するってことが、実感されます。
そして時々、遠くを見たくなって、つい見てしまうのですが、力不足の時は、ずっこけます。
近くも遠くも見ることのできるようになるのは、まだ咲き?


新しい吟題は、「峨眉山月」 李白作
譜の46番と22番を、おさらいをして、一通り吟詠。

後は、テーマの吟を、丁寧に、おさらい。

絶句は、ゆるぎなく吟じられるのですが、律詩は、松風と同様に律詩体力がいまいち足りない。
そして、何よりも吟じ込みが少ない。
もう少し時間をかけて、取り組みたい気がする。
そんなことをしていると、昇段のタイミングが昨年から変わったので、後輩に追い抜かれてしまう。
「そんなことは、ちっとも気にしていない」と胸を張って言う夢組さんたちは、頼もしい。

ここに来て、私のこだわりで、あれこれ、言うべきではないなぁとも思うようになった。
さて、あと三回の練習をどのように生かしていこうか。

そして、神戸留学さんは、今回は、テープ受験ではなく、みなさんと同じ土俵での受験のために帰ってくることになっています。

再入会のメンバーさんは、2年間の経過措置後(今年の8月)に昇格昇段の決まりなので、あと少し先になります。
ニューフェイスだ!若いじょせいだ!と大騒ぎして喜んでお迎えしたのが、もう二年になろうとしているのですねぇ。

お仕事とご家庭とをまず大事にして、ご自分の健康もだいじです。
ゆっくりと、のんびりと、出来る時にできることをたのしんで、やりましょうね。


公共施設ということで、終了時間をきちんと守らねばなりませんから、タイマーをセットし、おしゃべりに花を咲かせるのも、満開にはしないで、五分咲くらいにしておいて、満足感たっぷりの練習でした。

今までの、練習は何だったのと思いかけて、今までは、今までとして、必要な、導入期間だったと、気が付く。あれがあったからこそ、今日の充実感があると、思える。

そして、開始時間も1時からとして、終了を4時半と30分繰り上げました。
終わりをきりりとすることで、練習の運びも、引き締まってくる気がしました。


暖房が、22度の設定になっていて、ともすると寒いのですが、上着を重ねればよいことで、懸命に声を出していれば、すぐに寒さを感じなくなるものです。

音の響きがソフトなのは、板壁のおかげなのかもしれないねぇ。

           light  おかげ様  light


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夢松風2月1回目

2016年02月10日 | 詩吟
一月は、練習が1回でした。
ずいぶん長く間があいたなぁ、お久しぶりで~す。
春の声を聴いてから、ことのほか寒い日です。陽射しは、いかにも温かそうなのに、肌に当たる風は、刺すように冷たい。

おかげ様で、インフルエンザにもかからないで、みなさんお元気で、いらっしゃいました。

今日は、受験対策。

それぞれのテーマの吟を、全員で合吟して、それから独吟。そして、問題点チェック。
1か月空いたので、忘れていることもあり、記憶の掘り起こし。
一度覚えたことは、思いだすのに、時間がかからないし、ちゃんとできるとスキルアップしているのが、面白い。

意識していなくても、体は覚えているということなのだねぇ。

みなさん、まじめなので、もう一回重ねて練習をすると、確実に上達を感じるので、またさらにさらにと重ねて、練習をしたくなる。

その気持ちは、とても良く分かるから、「もう卒業よ」と、言いだしにくくなる。

松風は、このやり方でいいかなぁ...

それでも、1年あるいは、半年見送ることで、受験できているのは、芦孝会特別法規のおかげです。

おかげ様、ありがとうございます。
3月に受験する3人さんたち、気負わず、頑張りましょう。



高い音が、落ちないで維持できるようになったことは、意識して音を出すことが、出来たのかも。
ただ、ャ唐ニ七の高さを出すのは、十分に上がりきっていない人もいて、次への課題です。

絶句のまとめはとても素晴らしいのだけれど、律詩となると、疲れてきて、問題が起こりがちです。
これは、吟詠の体力をつけることが、大事で、これからの課題です。

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施設訪問

2016年02月05日 | 詩吟
大森からバスに乗って、とあるデイケア施設へ、詩吟も含めたNPO軍団がチームを編成して、訪問しました。
とにかく自分の担当の吟詠「川中島」を練習して、最寄り駅の集合時間に遅れないように、向かいました。

とにかく自分のパートを落ち度なく務める。と、心に決めましたが、意思疎通のエアャPットで、大事な伴奏CDを持っていかないという事態が起こりました。
せっかく、オーケストラ伴奏で、かっこよく詩吟を聞かせたいとのKさんの思いを見事にぶち壊した私でございました。
ほんとにごめんなさい。


スイスヨーデルの達人、朗読の達人、ギター演奏の達人、歌の達人、音響の達人 ETC.

1時間があっという間に過ぎました。

サイドに控えているとき、近くに座っていた車いすのご婦人は、私への反感をもろに出されました。
直前に、その方の落としたプリントを、拾って差し上げた方にこの上もなく上品にやさしく微笑んで、お礼を言っていました。
二度目に落としたときは、私しかそばにいませんでしたから、拾って差し上げると、浮「目で睨まれました。
何が、そうさせたのか、わからなかったのですが、ちょっとしたボタンの鰍ッ違えに、負の感情をあらわになさることは、往々にしてあります。
こんな時、驚いてはいけないのですが、この1年ほど、事情で訪問を遠ざかっていたので、うっかりしていました。

なれたと思っていたことでも、ちょっとでも遠ざかると、この体たらく。
なれたという記憶だけだったと、反省。


落ち度のあった私を責めるでもなく、心地よく反省会のファミレス会場にお誘いくださって、まじめな反省会と、団らんが、ありました。

この前向き度と一生懸命さは、どこからくるのかと、いぶかしい思いがありました。
それは、このチームを編成した方たちの、思いやコンセプトをあまりわかること無く参加した私ですから、仕方ないことですが、そのうち、わかってくることでしょう。

だって、私の詩吟の教室への思いは、昨日今日かかわった方には、あずかり知らぬことですから。


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足立「論語」の会

2016年02月04日 | こたろう語録
今日は、足立『論語』の会 
少しはやめに出ていった母さんは、須藤先生とランチ。
気になっていたことを、おたずねしたり、ご報告をしたり、二人で話をしたかったことができて、すっきりしたようだ。

ちょうど、そのころ、二人の生徒さんも合流しました。
先生の周りには、いつも、人が集まって、賑やからしいねぇ。

論語の授業の前に、今月の吟詠二題 「弘道館に梅花を賞す」と、「中庸」
相変わらず、母さんたちの吟詠は、須藤先生に愛され、塾生さんたちにも、喜ばれている。

中には、須藤先生の講義こそ受けたいのに、詩吟なんてと、うるさがっている人もいるだろうけれど、先生はちっとも意に介さない。

母さんたちは、そして吟詠が、こんなにも登場することが増えてきたのは、何なんだろうねぇ。

須藤先生がうれしそうにしていて、母さんの詩吟仲間が幸せであれば、僕に届くのはうれしいエネルギーだけだから、文句はないよ。

今日は、ちょっと帰りが遅かったけど、何かなぁと思ったら、楽しい時間を過ごしてきたみたいだ。


母さんの心のうちは、須藤先生にお聞きした言葉をそのまま実行することは難しいようだよ。
いずれは、その方向に行くとしても、今は、それができているふりをするらしい。

すぐに、反応して黒白をはっきりする母さんにしては、大人の対応だね。

その対応をするためにも、遅くなっても過ごしてきた時間は、必要だったみたい。

何はともあれ、苦虫をかみつぶした母さんは、頂けない。

話の流れで、始めて褒めてもらって、気を良くして帰ってきたというわけ。









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新装 「原点」

2016年02月01日 | こたろう



人体力学・井本整体 機関誌「原点」今年は、もう2月号が届きました。

1月号から、表紙がカラーになって、サイズがB5版になりました。
1月号の表紙は、井本先生です。

 今までのいかにも新聞らしい「原点」も好きだ。
 
 先生の記事を読むだけで、体がほぐされる。 

1月号から「驚きの回復をされたみなさんの症例をご紹介 やっぱりスゴイ人体力学!」が始まりました。
Case File:001は、骨折・打撲の衝撃の回復記「嵐が来た」。
これがすごい、圧唐ウれます。
井本整体認定指導者の先生が、タイミングよく?転んで大きなダメージを受けたのだそうだ。

普通なら、救急車で運ばれる状態の体を、観察しながら、最悪のことを考える。
それでもあいにく遠くにいらっしゃる先生のところまで、施術を受けるために、頭を巡らせる。

「ここで寝たら、もうおきあがれないかもしれない」という恐浮エじつつも、最良の選択をしながら、東京から徳山へ向かうのです。
それでも、「もし折れていたら、こんなチャンスはまたと無い」などと、頭を巡らしながら、一人新幹線に乗って、先生のもとへと急ぐという、下手な小説よりも、面白い展開が始まった。

本当は、施術がすごいのですが、素人の私には、ここに書き記すほどの、説明力がないので、知りたい人は、会員になって、機関誌を購読なさいませ。









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