きょうは、新A-2テキストの最終頁のお稽古でした。
五言絶句が三題続いたので、みなさん間の取り方に四苦八苦しつつなんとか
五言らしさが見えてきました。
それを節目に、練習を振り返ってご意見を聞いてみました。
少しゆっくりと進めて欲しいとの要望は、予想通り出ました。
来年は、夢松風のメンバーが4段昇段予定です。新入会員が無かったら、
昇段試験の受験者がいなくなります。
正しい譜を詠うことにそれほどこだわらなくても良い訳です。私としては、
関吟流の正当な詠い方はいつまでも守って欲しいところですが、拘りを捨て
視線を大きくとらえて、おおらかに楽しんで吟詠をすると言う方向に
舵を切りたいと思います。
その人らしさを大事にした練習になることでしょう。
その先駆けとして、今回、補習のみに出席をするひとを決めました。
細かくて時間のかかる内容の練習をすることをお勧めしました。
これは特例と言うより、その方に一番良い練習を考えた時、その方法が
一番良いと思ったのです。
少ない人数なので、一人一人の良さを延ばすことにエネルギーを注ぐ事が
できていると思います。