昨晩はぐっと冷え込みましたね。冬のような寒さでした。
あまりに寒いので、寝る前に思い立ってオーブン料理を始めました。
ジャガイモをスライスして、ニンニクと一緒に牛乳と生クリームをひたひたに注ぎ、水分がなくなるまでオーブンで焼く、グラタン・ドフィノワというものがありますが、あれのサツマイモ版。しかもお菓子版。 どんなものかは、今度記事にします。
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読んでもあまり面白くなくて恐縮ですが、芋掘りの記録の続きです。
今年は、ベニキララという品種を初めて育ててみました。
以前スーパーで、皮がクリーム色で果肉がオレンジ色の珍しいサツマイモを見かけて買ってみたのです。オレンジ芋にしてはほっこりして甘く、臭みもすくなくて美味しいと思いました。それが、確かベニキララという名前だったはず、という朧気な記憶。
ひとまず苗を取り寄せてみました。
購入先の上山種苗によると、ベニキララの特徴は・・。
黄橙色の外皮と橙色の肉。芋の形状は長紡錘型。
マルチ栽培でやや長くなるので、掘り取りに注意する。同一条件下でコガネセンガンの収量を上回る。
肉色がジェイレッド並みではあるが、甘く、ハヤトほどの粘質ではないので、ほど良い食味が期待できる。
収量:+++++
甘み:++++
食感:粘
貯蔵:++++
肉色:橙
だそうです。
ん?食感は粘とあるけど、私が食べたものは割とホックリしていたような?
ヒト違いかも? まあいいや。
植えたのは南北をサツマイモに挟まれた畝。前作は里芋・ヤーコン・ジャガイモ。
この畝は、準備の時間が足りず、畝下に溝を掘って雑草を埋め込む作業はせず、適当に土を盛り上げて、マルチを張りました。
秋くらいにようやく気づいたのですが、今年から借り始めたこの畑は、水はけの悪い、地下水位の高い畑です。隣の芝畑は、大雨の後、水たまりが出来るほど。里芋を掘ろうとスコップを入れたら、ごぼごぼっと水たまりが出来たこともありました。
こんな場所だったとは。
昨年の畑はこんなことはありませんでした。ほんの50mほどしか離れていないのに、随分と違うものです。
そういえば雑草の種類も違うな、とは思っていました。そうだったのか・・・・。
掘ってみると、ネッチリ緻密な粘土のような土にサツマイモが埋まっており、そう簡単には引っこ抜けません。ごく深い場所で育っていたお芋数個は、腐っていました。そりゃ、(沼地原産の里芋と違って)水浸しになってしまえば腐りますよね。
サツマイモは水はけのよい土質を好むはずなのに、これでは問題有りです。
隣の畝は、雑草埋め込みをしたせいかマルチの下の土はほっこりしていましたが、この畝のサツマイモは可哀想・・・。でも、比較が出来た、ということで、い勉強になりました。来年からは、溝掘り・雑草埋め込みは必須だわ(腰が痛いわ)。
気になる味ですが、とりあえず4種類を焼き芋にして比較してみました(夜撮影なので色がいまいちですみません)。
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右上から時計回りに、コガネニンジン、ベニキララ、べにはるか、安納芋。 |
■参考情報
お友達のca_nonnさんが焼き芋にして試食して下さいました。かぼちゃ・人参・さつま芋のミックスのような味だそうです。