採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

サツマイモのグラタン(お菓子)

2010-10-28 | +お菓子(各国)

こないだの晩はぐっと冷え込みましたね。真冬のような寒さです。
あまりに寒いので、寝る前に思い立ってオーブン料理を始めました。
ジャガイモをスライスして、ニンニクと一緒に牛乳と生クリームをひたひたに注ぎ、水分がなくなるまでオーブンで焼く、グラタン・ドフィノワというものがありますが、あれのサツマイモ版。

焼き時間が長いので、部屋が暖まるのです。

丁度、続々掘り上がっているサツマイモのうち、掘る際にスコップで切断してしまった傷ものを、早く使ってしまいたかったのです。

悩むのは、味付け。

安納芋とベニキララは、ネットリして甘いサツマイモ品種ですが、堀立てなので比較的ほこほこして甘さ薄めだと思うのです。
グラタン・ドフィノワ風にニンニクを入れて塩胡椒で味付けしてしまって大丈夫かな?
でも、もし甘かった場合、ニンニク風味の甘いお料理なんてきっと変よね・・・。
お菓子方向を目指した方が安全かも。甘さが足りない分は砂糖を足そう。


という訳で、名前不明の適当お菓子を作ってみました。

■■サツマイモのスイートグラタン
■今回の材料
サツマイモ(安納芋、ベニキララ)
牛乳
マスカルポーネチーズ 
バニラ棒
シナモン・ナツメグ
お砂糖

■今回の作り方
(1)サツマイモの皮を大胆に厚めに剥き、1cmくらいの厚さにスライスする。
(2)浅い鍋(フライパン使用)にバターを塗り、サツマイモを敷き詰め、バニラ棒を配置する(今回は砂糖の中に置いてあったものを使用)。
(3)マスカルポーネと牛乳を滑らかに混ぜて、生クリームくらいの濃度の液体をつくる。(薄くても可)
(4)サツマイモがすっかりかぶるように、液体を注ぐ。
(5)砂糖を大さじ3杯ほど、適当にふりかける。シナモンとナツメグもぱっぱと振る。
(6)オーブンに入れて1時間くらい焼く。すっかり水分がなくなり、表面がコンガリするまで。

あまりに適当なので自分でも少々不安になりますが、ライスプディングも確か似たような作り方ではありませんでしたっけ。ま、材料の組み合わせだけ見れば、それほど突拍子もないものにはなるまい。うむ。


ガスオーブンのおかげで段々部屋が暖まってきます。そして次第に、甘~い匂いが☆
夕食はとっくに食べて、もうすぐ寝る時間だというのにお腹がぐう、と鳴ります。
でももう歯も磨いちゃったし、今食べる訳には行きません・・・。ぐす。

とりあえずオーブンから取り出して、様子を確認。
結構いい感じ。
 

2010/10/26作サツマイモグラタン


こんがり焼けました。

黒くて細長いものはバニラです。リユース品なもので、沢山入れました。




試食は翌朝。
2010/10/26作サツマイモグラタン

しっとりホクホクに煮えています。
私にしてはやや甘めでした。焼いて水分が飛んだ分、凝縮したのだわ。
バニラやスパイスの香りがお芋とよくあうと思います。



今回はマスカルポーネが多めだったので、結構リッチな味わいでしたが、牛乳+生クリームでもよさそうです。
材料は、サツマイモプリンなどに似ていますが、サツマイモを裏漉しする必要もなく、使う器具もごく少ないです。
オーブンに入れれば放っておいてよいというのも楽チン。
お砂糖を控えめにして、また寒い日に作ろうかな・・・。

お米と牛乳をオーブンでじっくり加熱するライスプディングというものがありますが、そこにサイの目切りのサツマイモを混ぜて、トロリとしたおやつにするのももよさそうです。
サツマイモはホクホクして喉に詰まる、という男性には、しっとり滑らかなプディング風はいいのではないかな?
でも、甘いお米って日本人男性には抵抗あるかしら。

コメント (2)
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