採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ハヤトウリの芽

2014-08-20 | +その他

昨年と今年の春先、「植えてみて」とお友達にハヤトウリを頂きました。
ハヤトウリは比較的暖かいところの植物なので、腐らせずに越冬させるのが大変なのだそうです。

昨年は、直接地植えしてしまい、春先の空腹な野生動物にかじられてしまいました。
今年はベランダの鉢に植えて芽出し。
ベランダならば霜の心配もないです。

無事芽が出た伸びてきたところで畑に移植したら、夏が近づいた頃からわさわさ茂り始めました。
ブドウ棚のようなものをつくるべきらしいのですが、支柱すら満足に立てられない私には、そんなもの無理。
苗のそばに数本支柱をたてては見ましたが、大量のツルの重量と風に負け、今は支柱が倒れて地這い状態。
鶴首カボチャのように広がるのではなく、モジャモジャと絡まり合っています。
やっぱ上に行きたいのかな。
すまん。

ハヤトウリは千成り瓜という別名もあるくらい豊産性のものだとか。
なのに、一向に花もつかなければ実もありません。

調べてみたら、短日植物というものらしく、ある程度日長時間が短くなってはじめて実をつけるようになるのだとか。
そのくせ寒さには弱くて、霜にあたると枯れるのだそうです。


実が付くのは当分先かもしれませんが、実がない時期でも収穫できるものがあるそうです。

Chayote_sprout

それはこちら。
芽の先っぽのところ。
モジャモジャと茂りまくっているので、芽は沢山あります。

この部分は、台湾では龍髭菜と呼ばれているものらしいです。
どうりで、見覚えがあると思っていました。
(台湾は温暖なので春先から生育旺盛でしょうけれど、短日環境になるまで蔓先しかとれない期間が長そうです。) 

Chayote_sprout


しんなり気味の葉っぱは、熱湯に入れるとむしろシャッキリ、張りを取り戻します。
そして、結構しっかり固いので長めに加熱。

茹で上がったところを囓ってみると、表面がうっすらざらついており、豆?のような不思議な香りが(そういえば、同じウリ科のゴーヤの葉っぱも豆みたいな甘い香りがします)。
表面のざらつきによく馴染むかと、胡麻和えにしてみました。 


柔らかそうな新芽だし、つやつやして見えたので、ツルムラサキを華奢にしたような感じかな?と予想していました。
でも、 表面は少しざらつきがあり、むしろツルナっぽい感じ。
味は、豆のような独特の香りがあり、どちらかというと濃厚でナッティーな感じ。
粘りやヌメリはないです。
胡麻和えとの相性はなかなかグーでした。
 

中華料理ではニンニクと一緒に炒め物にするとか。油と馴染ませる料理も美味しそうです。
今度は油炒めをやってみようかな。

コメント (6)
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