採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

自家製ドライアプリコット(もどき)

2014-09-17 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

冷蔵庫で梅シロップの大瓶がえらく場所をとっていました。
液体だけ別様器に詰め直せばだいぶ小さくなるはず。

でも、同時に梅をなんとかしないといけません。
それが億劫でずっと後回しになっていましたが、ダンナサマが出張で不在のとある晩、意を決してとりかかりました。 

梅酒ならば梅入れっぱなしで、年単位で放置してしまいますが(常温保存できるし)、梅シロップの場合発酵してしまう恐れもあります。そうなると怖くてますますフタがあけられなくなるかも。
がんばる。 

garlic_paste

梅を取り出すと、液体は瓶の半分くらいです。
この梅は、やっぱジャムかなー(在庫がいっぱいあるんだけどなぁ)と思っていましたが、やや青い梅を漬け込んだせいか、そのまま食べてもコリコリして美味しいです。
そして果肉がしっかりしているので、何とか種から剥がしとることができます。 

garlic_paste

しっかりめの梅は全て半割にして種をとり、干すことにしました。
ああ、終わった、と思ったとき、冷蔵庫からもう1瓶の梅シロップを発見。
ガックリしながら再度種取り作業。
梅ザル1枚分になりました。

2日ほど干すとこんな感じになります。
これはまるで、ドライアプリコット! 

garlic_paste

刻んでパンに焼き込んでみました。
(キャラウェイシードもちょっと入れた)

干した梅はコリコリと固めですが、加熱すると柔らかくなります。
味は、ほぼアプリコット! 


フルーツケーキの具材のうち、ドライアプリコットは買わなくてはいけないものでした。
(ピール類は全て自作)
梅でいいなら、タダじゃん☆

以前梅酒の梅も干したことがありました。
あの梅酒は青梅を漬け込んだもので、しかも長年熟成しているため茶色い梅になっていました。干したものは、梅酒風味が沁みて、ドライアプリコットとプルーンの中間くらいの味でした。
今回の方が、見た目も味も、ドライアプリコットに近い気がします。

完熟ではなく少し青みの残るくらいのしっかり固めの梅を漬け込むのがコツのようです。
完熟梅だと、シロップに漬け込むとぽちゃぽちゃに柔らかくなってしまうので、種が取り外せません。
色は多少くすんでいますがケーキやパンに焼き込む分には問題ないです。


ぽちゃぽちゃの柔らかな梅はジャムにしました。
それはまた別記事で。 

コメント (2)
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